2012年11月16日 11:10
ボージョレ・ヌーヴォー解禁! ということで、昨年のヌーヴォーを開けてみた
11月の第3木曜日といえば、ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日。
毎年フランスのボージョレー委員会はその年のヌーヴォーにキャッチフレーズをつけているのだが、今年は「心地よく、偉大なフィネスがあり、アロマの複雑さが見事なワイン」。
悪天候からぶどうの収穫量は例年の半分となったが、それでも収穫直前から収穫終了までの期間は天候が回復して、結果的に品質は安定したものになったという。
今年のヌーヴォーの試飲記事は弊誌でも掲載をした。
さて。
昨年はというと「3年連続で偉大な品質となったボージョレ! 」。
実は昨年の解禁日から1本寝かせておいたものがある。
それを今年の解禁日に開けてみたわけだが。
ここからは、昨年のボージョレ・ヌーヴォーのレビューをしていこう。
昨年の味わいと比較してみると……。
「ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォ2011」(375ml / Alc.12.5%)
常温(暗室)で立てたまま保管色: (昨年)暗いルビー色→(今年)全く褪せていない。
香り: (昨年)ブラックチェリー、すみれ、なめし皮→(今年)黒い果実のニュアンスが強く、昨年感じた赤い果実(イチゴなど)