の敷地内にあり、また瀬戸内海国立公園にも含まれる。
そのため、実際には展望広場から紀淡海峡を望むことができるなど、市民にとっては憩いの場となっている。
和歌山市観光課によると、最近ではここでコスプレの撮影が行われることも多いそうだ。
アニメの世界をほうふつさせる景色が、モデルの気分を高めてくれるからかもしれない。
ところで、戦時中はこの地域は、軍用地であったことから一般人の立ち入りが禁止されていた。
しかし、加太・深山地区の要塞に軍事物資の輸送が必要だったため、当時は加太軽便鉄道が利用されていたという。
その線路は今でも南海電鉄加太線として、市民や観光客に利用され続けているのだが、今年百周年を迎えたそうだ。
そして偶然にも、大阪の吉本興業も2012年で創業百周年を迎える。
そこで南海電鉄加太線とコラボして、2013年3月3日までの期間限定で、「加太線・吉本お笑い列車」を走らせている。
電車は芸人の顔をデザインしたヘッドマークを先頭車両に掲げ、車内放送ではギャグを交えながら停車駅名や加太線について紹介している。和歌山市では、2012年度より和歌山市の四季それぞれの魅力を発信する四季百景キャンペーンを始めている。