くらし情報『和歌山県には本物のバイオハザードの世界がある!?』

2012年11月22日 11:36

和歌山県には本物のバイオハザードの世界がある!?

和歌山県には本物のバイオハザードの世界がある!?
和歌山市加太(かだ)と淡路島の由良の間に位置する紀淡(きたん)海峡周辺に、旧陸軍によって作られた「由良要塞(ようさい)」があることをご存じだろうか?第二次世界大戦中、大阪湾を防衛することを目的として作れたこの要塞。

「深山第一砲台跡」を見た人たちからは、まるでバイオハザードの世界のようだという声が続々上がっているという……。

その砲台跡は、和歌山市の加太(かだ)・深山(みやま)地区にある。

同地区は公園として整備されていて、自由に見学ができる。

終戦後に要塞は撤去されたが、深山第一砲台跡や友ヶ島第三砲台跡といった遺構は、比較的当時に近い状態のため、バイオハザードの世界と比較されているのだ。

砲台にはりゅう弾砲が据えつけられていた砲座があり、地下には弾薬庫がある。

地下空間は階段や土塁で区切られた複雑な配置。

まるで戦闘ゲームの世界だ。


バイオハザードに例えられることも納得である。

しかし、和歌山市観光課では「地元では、『天空の城ラピュタの世界に似ている』との声をよく聞きます」と言う。

いずれにしても、日常とはかけ離れた世界ということだ。

この砲台跡は「国民休暇村紀州加太」

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