左側と右側では左が人気で、主な理由は「左によりかかりたい」「右手が動きやすい」だった。
どちらと同じと思いきや、利き腕に関係しているらしい。
また、日本の列車は左側通行だから、右側の窓で対向列車とすれ違う。
鉄道ファンなら対向列車を見たくて右側を選ぶところだ。
しかし、すれ違う時の衝撃を嫌って「落ち着く」と左側を選ぶ人も多い。
4位と5位は通路側。
こちらも理にかなっていて「トイレに立ちやすい」「売店や車内販売を利用しやすい」という理由が多い。
女性には「窓際だと席をたつときに気をつかう」という意見もあった。
「本当は窓際がいいんだけど......」という気持ちもありそうだ。
これはシート間隔を広げるなど、鉄道会社に強く要望したいところだろう。
窓際か通路側か、という選択になるが、選択の理由は景色やトイレだけではない。
東海道・山陽新幹線のN700系は窓際だとコンセントを使いやすいし、東京に行くときは富士山が見える。
車端部はスーツケースといった荷物を置ける......など、ユニークな回答も多かった。
また、右側と左側、進行方向の前後など、すべての選択肢で「落ち着く」