くらし情報『コンビニおにぎり、32年の軌跡』

2012年12月27日 11:03

コンビニおにぎり、32年の軌跡

コンビニおにぎり、32年の軌跡
前回、10周年を迎えたローソンの特選ブランド「おにぎり屋」について紹介した。

今回は、ローソンではじめておにぎりを販売した1980年にさかのぼり、おにぎりの歴史を振り返っていく。

ちなみに、日本のローソン1号店は1975年の「桜塚店」(大阪府豊中市)だ。

ローソンは米国のミルクショップが起源であり、看板もミルク輸送缶。

そのせいか、当初はサンドイッチはあっても、おにぎりがなかった。

おにぎりの販売はその5年後の1980年から。

当時の具材は5種類で、梅、かつお、昆布、さけ、シーチキンマヨネーズ。

当時は主力メニューとはいえなかったそうだが、シーチキンマヨネーズが新しい具材として注目され、リピーターを獲得するおいしさで人気商品となった。


ごはんと海苔を分けて、食べる時に組み合わせる「手巻」は発売当初から。

しかし、いったんセロハンを広げて包み直す方式だったため、サンドイッチに比べるとやや面倒だった。

ところが1985年に画期的な手巻が登場する。

三角の上の部分からシートを引き抜く「パラシュートタイプ」の誕生だ。

これでコンビニおにぎりの人気が急上昇する。

1980年台後半は品数を増やし、グルメ志向の時代に合わせて「コシヒカリ100%」

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