2012年12月27日 07:05
広島県呉市には、リアルすぎる「戦艦大和」のミュージアムがある!
の主砲や、日本初の有人深海調査艇「しんかい」などがある。
さらに、特殊潜行挺(せんこうてい)「海竜」後期量産型や「九三式魚雷」、特攻兵器「回天」十型試作型、「零式艦上戦闘機六二型」なども展示されている。
軍港としての呉市の歴史は、明治22年(1889)に呉鎮守府、明治36年(1903)には呉海軍工廠が設置されたことに始まる。
同市はその後、戦艦「大和」をはじめとする数多くの船舶を製造して、海軍工廠の街として栄えた。
そして戦後は、戦前から培われてきた様々な技術を生かし、さらに新しい技術を導入して、世界最大のタンカーを数多く建造する有数の臨海工業都市として発展してきた。
ミュージアムにはそうした呉市の歴史を写真や映像、資料などで詳しく紹介している展示室も設けられている。
建物の最上階には、科学技術の素晴らしさを伝える目的で、操船シミュレーターや波の性質を学べる実験水槽が設置されている。
また、科学の不思議を体験するサイエンスショー、工作教室なども行われているので、子どもたちが楽しみながら学ぶことができる。
また、「ボランティアガイドによる館内案内も行っています。
映像や模型などの展示は個人でもご見学いただけますが、ボランティアガイドの解説をお聞きいただくのも面白いと思います」