くらし情報『【話題】一見すると帽子のように見える自転車用ヘルメット「カポル」』

2013年1月8日 14:06

【話題】一見すると帽子のように見える自転車用ヘルメット「カポル」

の死亡事故も発生したため、しごと財団では事故の防止策を検討していた。

万一の事故の際、頭部を守るのにもっとも有効なのはヘルメットだ。

最近は子供用やスポーツサイクルでの使用など、利用者層は広まっているが、自転車用ヘルメットといえば競技用のカラフルでスポーティーなものがほとんど。

シルバー世代にとっては、それを着用するには抵抗感を感じる人が多かったという。

公益財団法人東京しごと財団では「頭部の安全が守れて、しかもシルバー会員によろこんで着用してもらえるようなデザイン性に富んだヘルメットはないか」とリサーチを開始。

しかし既製品では条件に合うものに出会えなかった。

そこで、今度は新規に開発することも視野に入れ、ヘルメットと帽子とを同時に企画開発できるメーカーを探すことに。

日本パレードを紹介され、要望を実現するための話し合いがはじまった。


それが2009年のことだった。

「日本パレードは自転車業界からは遠い存在でした。

しかし、もともとマーチンバンド用コスチュームとしてのヘルメット成形と、帽子縫製のどちらにも長年培ったノウハウがあることから、財団とシルバー人材の要望を反映したヘルメットを共同で開発することとなり、3年の開発期間を経て製品化。

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