2013年1月26日 14:38
“換気”不足で部屋が劣化する! “効果的な除湿”を知っておこう!
また、結露は窓枠や床などの木材を劣化させる原因となります。
しかも一度カビが発生してしまうと、その「根」は深く、完全に取り去るのは大変です。
度重なる結露でカビが発生し、真っ黒になった窓枠。
あるいは、ふやけてボコボコになったフローリングや、結露が乾いて壁紙にできたシミ。
これまで、そんな光景を見たことのある方もいるかもしれません。
これらの原因こそが、「換気不足」なんです。
劣化した部屋は住んでいて心地の良いものではありませんし、退去する場合には敷金の返還額が下がる可能性もあります。
「たかが換気」なんて、言っていられませんよね。
■なぜカビが部屋を劣化させるのか
カビは栄養のある場所を見つけると、そこへたまって繁殖を始めます。
さらに湿度が高い方が、その活動がより活発になるのです。
空気中を漂うホコリの中にはカビが好む栄養素がたくさん含まれており、カビにとってはまさに「ごちそう」。しかし繁殖すればもちろんカビの数が増え、ホコリだけでは足りなくなってきます。
すると、取り付いた先の木材などへ浸食を始めてしまうのです。
この浸食によって、木材の繊維はもろく、壊れやすくなってしまいます。