睡眠時のいびき・歯ぎしり・寝言・ピクつき、どう対処したらいい?
であっても、思春期までに多くの場合が自然とよくなる。
思わぬことを言って、恥ずかしい思いをすることはあるかもしれないが、通常は特に心配しなくてもいい。
一方で、病気に起因する寝言もあるので注意したい。
例えば、インフルエンザなどの高熱が伴う病気にかかった時や、外傷後ストレス障害など強いストレスを感じている時、また、睡眠時無呼吸症候群などでも寝言を発することがある。
対策としては、それらの原因になっているものを治療・改善することがあげられる。
また、抗うつ薬や心不全治療薬、胃潰瘍治療薬などの薬の副作用で寝言が増えることもあるため、当てはまる人は主治医に相談してみよう。
睡眠中に手足がピクピク動く周囲の人が見てかろうじて分かる程度のものから、布団を蹴り落としてしまう程度のものまである。
傾向として、夜間睡眠の前半から中ほどにかけて生じることが多い。
自分では気付かないが、身体は動いているため深い睡眠が得にくくなり、寝覚めが悪くなることがある。
また、回数が増えるほど眠りが浅くなるため、日中にも眠気を感じるようになる。
こうしたピクつきが頻繁に見られれば、周期性四肢運動障害という病気の可能性が考えられる。