睡眠時のいびき・歯ぎしり・寝言・ピクつき、どう対処したらいい?
歯ぎしりをしてしまう歯をカチカチ鳴らす、ギリギリと歯をすりつぶすなど方法は異なるが、歯ぎしりをしている時は、そしゃく時の2倍以上の力がかかっている。
頭が起きていれば抑制が利くが、睡眠中は利かないため、歯を摩耗させる、顎(がく)関節症(顎が鳴る、口が開かない、顎が痛いなど)を引き起こす、顎関節症ゆえに肩こりになるなどにつながってしまう。
歯ぎしりの原因はまだ解明されていないが、ストレスによるところが大きいと考えられているため、日常生活におけるストレスを減らすことが必要。
基本的なことだが、十分な睡眠や規則正しい生活のリズムを身に付けるようにしたい。
また、アルコールやタバコに含まれているニコチンは精神的にも身体的にもストレスを与えやすいので、摂取量を控えるのも対策のひとつだ。
歯科などでは、マウスピースによる治療を行っているが、摩耗から歯を守るという意味でも対策になると言える。
また、顎の筋肉の力を落とすタイプの睡眠薬もあるので、自分が歯ぎしりをしていると思ったら専門医に相談してみるのもいい。寝言を言ってしまう寝言は子どもの頃によく見られ、成長とともに減っていく。
寝言のメカニズムはよく分かっていないところが多いが、夜驚症(寝ながら奇声をあげる、寝ぼける、大声で寝言を言うなど)