「SR」って何? 意外と知らない“間取り図”の見方
とは限らないのです。※ 公益社団法人首都圏不動産公正取引協議の指導基準によるもの
■畳一畳の面積はどれくらい?
間取り図で部屋の広さを表すときは、○畳と畳の枚数で表すのが一般的。「一畳の広さを具体的な数字で覚えておくと、間取り図から実際の部屋の広さをイメージするのに役立ちます」(同上)一畳=畳一枚の広さは、90cm×180cm(1.62平米)以上という基準があります。ただし、これもあくまで目安。畳のサイズは、地方や物件によってさまざまなので、確認が必要です。一般的に、戸建て住宅には広い畳が、アパート・マンションには狭い畳が使われる傾向があるそうです。
■「SR」は何の略?
DKやLDK、UBといった間取り図に使われる略語の中で、知らない人や勘違いして覚えている人が多いのが「SR」。これは「サービスルーム」の略ですが、日本語で言うと「納戸」。
窓がなかったり、あっても小さかったりと採光基準を満たしていないため、居室とは認められていない部屋のことです。と言っても、居住に使ってはいけないわけではなく、「実際に見てみると、十分に寝室や勉強部屋などに使える場合もあります」(同上)
■自分の生活スタイルに合う間取りの部屋を
では、基本を押さえた上で、どのように間取り図を見ていけばいいのか、間取り図を見る際のコツを教えていただきました。