「SR」って何? 意外と知らない“間取り図”の見方
1. 水回りをチェックし、部屋とのバランスを見る最初は、生活に欠かせないバス・トイレ・洗面台・キッチンのシンクといった水回りのチェックから。「バス・トイレは別がいい」、「洗面台は絶対にほしい」など条件は人それぞれなので、自分が求めている設備があるか確認します。ただしバスルームや洗面台が広いと、その分部屋は狭くなります。「同じ専有面積でも、水回りの広さによって使える空間が違ってくるので、納得できるバランスを考えましょう」(同上)
2. ムダなところが多くないかチェック次に、ムダな空間をチェックします。柱が出っ張っている箇所や、バスルーム・収納スペースの手前やドアの前後など、通り道になるところには家具を置けないので注意しましょう。また、収納が必要以上に多いと、使い途がなくムダな空間になることも。「家具の配置を書き込んでみると、どこがムダか見えてくるはずです」(同上)
3. 普段の生活に合う部屋かどうか判断する中田さんは「部屋選びでは、自分のライフスタイルに合うかどうかが何より大切」と言います。たとえば、外出が多く寝るために家に帰る人なら、狭い部屋でも十分ですし、荷物が少ない人には、広いクローゼットや複数の収納は必要ないでしょう。