くらし情報『「SR」って何? 意外と知らない“間取り図”の見方』

「SR」って何? 意外と知らない“間取り図”の見方

それなのに、「それぞれの違いを明確に知っている人は、驚くほど少数です。大半の人が、『1DKより1LDKの方が広い』程度のあいまいな知識しか持っていないのでは?」(同上)「間取り図に書かれている情報だけで、実際の部屋の様子や広さなどがすべてわかるわけではないので、最終的には、必ず実際に部屋を見て確認を」(中田さん)

用語の意味を整理すると、K(キッチン)は台所、D(ダイニング)は食堂、L(リビング)は居間のこと。したがって、DK(ダイニングキッチン)は食堂と台所、LDK(リビングダイニングキッチン)は、居間と食堂と台所を持つ間取りのことです。DKとLDKには、最低限必要な広さに基準があり、たとえば1DKの場合は4.5畳以上、1LDKの場合は8畳以上が必要です(※)。そして1DKには満たない、2~4.5畳未満程度の独立したキッチンを持つ間取りが、1Kと表記されるのが一般的です。

基本的には、この広さの違いが、1K、1DK、1LDKの違いと言えます。しかし、基準はあくまで“目安”。間取り図によっては、たとえば8畳には少し広さが足りなくても1LDKとしているケースもあります。
微妙な差で呼び方が変わってしまうので、必ずしも「1DKより1LDKの方が広い」

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