見た目からもうスゴイ!! マレーシアの具だくさん&栄養満点な氷菓11選
まずは、たんぱく質豊富な“豆”。赤いんげん豆、小豆、ひよこ豆、ピーナッツなど。小豆は茹(ゆ)でただけのときと、甘いあんになっているときがある。豆類の入ったかき氷を「アイスカチャン=(アイスは氷、カチャンは豆)」と呼び、日本でいう宇治金時ぐらいのメジャー級。『アイスカチャンは恋の味』という有名なマレーシア映画もあるぐらいだ。
次はビタミン豊富な“コーン”。粒のままのっていたり、ミキサーで砕いたものに練乳を加えて甘いソースにしていたり。かき氷にコーン?と思うかもしれないが、これ、意外においしい。
ぷちゅっと口の中ではじけるコーンの甘い汁が、氷に実によく合う。ちなみに、マレーシアではコーン味のアイスキャンディーは、昔からのヒット商品。某メーカーのコーンポタージュ味を見ると、心ひそかにマレーシアでヒントを得たに違いないとニヤついている。
そして“緑のにゅるにゅる”。動き出しそうなちょっぴりグロテスクなこれ、名を「チェンドル」と言う。パンダンという香りのいい葉っぱから抽出したエキスと、米粉で作ったゼリーで特に味はないが、つるっとした食感が楽しい。マラッカとペナンのかき氷には欠かせない具で、このゼリーがのったかき氷の名も「チェンドル」