海地獄のたまごに血の池プリン! 大分県「別府地獄めぐり」の珍名物たち
のプリンだ。血の池地獄では酸化鉄をふくんだ熱泥が噴出しており、その姿はまさに血そのもの。ここで売られているのが真っ赤な「血の池プリン」である。
この商品は赤ワインで色付けしたジュレで血の池地獄を再現。実は「添加物なし」であることも強くアピールしたい。見かけと異なり大変ヘルシーなのである。この「血の池プリン」は1日50~100個限定、売り切れ次第終了とのこと。1個320円で、ここでしか味わえないレアな一品である。
続いて、爬虫類嫌いの女子にはあまりオススメできないが、地獄巡りに行くなら是非ともここは見逃してほしくないのが「鬼山地獄」だ。そう、地元で「ワニ地獄」と呼ばれている、あの場所である。ここは地獄巡りのメインストリームではないのだが、「なんでこんなところに大量のワニが?」と思わずにいられない、唐突で不思議なスポットである。
温泉の硫黄の匂いと湯煙が立ち上る、もわもわと熱い館内で、ニシキヘビのごとく重なり合う世界各国のワニの姿は、圧巻の一言。聞くと、温泉の地熱をたくみに利用してワニを飼育しているらしいのだが、それにしても何故ワニなのか。館内で働くおばちゃんたちに尋ねても、「昔からここで育てているからねえ」