くらし情報『愛知県・名古屋のディープ過ぎる飲み屋街で、ツウな「酒のつまみ」巡り』

2013年9月2日 11:17

愛知県・名古屋のディープ過ぎる飲み屋街で、ツウな「酒のつまみ」巡り

常連客の冨田順一さんに話しかけた。安城市からわざわざ電車に乗ってやってくるという。「串カツを焼き鳥のタレに絡めるとまたウマイんだ!」満面の笑みでアドバイスしてくれた。筋金入りの「のんき屋ファン」に見える冨田さんだが、「実はね、ここには常連しか知らない裏メニューもあるんだって!僕はここに15年通っているけどまだ認められてないんだよ」。

15年でも知らない裏メニューがある!?常連への道のりは険しいようだ。とはいえ、個人的には「どてやき」がイチオシだ。味噌で煮込まれてトロンと柔らかい豚のモツで、甘辛さとモツのうまみが口に広がる。

ようやく少し寛(くつろ)ぎ始めたころ、何と店が片づけに入りだしたのだ。
「え?まだ9時だよ!」ビックリしていると「あ。材料がなくなったら店閉めちゃうからね。大体9時くらいだよ」と余裕の冨田さん。9時閉店!?いくらなんでも飲み足りない……。涙目になりつつも店を後にすることにした。

●information

のんき屋

名古屋市西区名駅2-18-6
次に訪れたのは、「のんき屋」から徒歩10秒の「五條」。ここも老舗の居酒屋だ。かろうじて閉店まで余裕があった。
店に入ると、速攻で名物の「どて焼き」

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