【エンタメCOBS】精神的に強くなるために、お寺で滝に打たれてみた!
同じフレーズを何十回も言うため、途中で集中が途切れて足をモゾモゾさせていたら、「集中できませんか?」と諭されました。……いや、その、集中力がないもので、すみません。
このとき、「もっと大きな声で、語尾までしっかり発音して、おなかから声を出して!」と腹式呼吸や発声法も学び、まるで演劇部のよう。腹式呼吸は、長い時間お経を読んだり、瞑想(めいそう)をしたり、あらゆる修行を進める上で大事なのだとか。
体験修行で学ぶお経の中で、最も大事でよく使うのは「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」。これは、真言宗をひらいた空海(=弘法大師)に、お力をくださいませ、と祈るような意味があるのだそう。
昼食を終えたあとは、"光明真言(お経の一つ)を1,000回唱える修行"、"瞑想の作法"、"写経"を少しずつ学びました。写経では、書く前に"家内安全"、"良縁成就"などの願い事を思い浮かべ、無心になってひたすら書き写します。
お坊さんいわく、「余計なことを考えるなど雑念が入ると、それがすべて字に現れます。写経することのみに集中し、字は強く、濃く書いてください」とのこと。そしていよいよ修行の真骨頂、滝に打たれる時間です。