【コブスくんのモテ男道!】阪神・淡路大震災の経験者の肉声から分かる備え
これらはすぐに取り出せるようにしておくことが重要」とのこと。精神的にも安心です。
■いちばん怖かったことは?
「いちばん怖かったのは、部屋のモノが自分に襲いかかっているように見えたこと」と口々に言う体験者のみなさん。なかでも、切実なアドバイスは、
「照明が落ちた場合は建物が倒壊する可能性があるので一目散に逃げて」ということです。
本棚や食器棚、ピアノなど大きな家具のそばで寝てはいけないのは当然ですが、照明については気づいていない人が多いのではないでしょうか。地震が起こったときは、揺れが収まってから、照明のねじを締める、電球の破損のチェックなど、安定性の確認とメンテナンスを行ってください! 何より、「照明の下で寝たらアカンで!」という被災者の声を心に刻んでおきたいものです。
■いちばん役立ったことは?
1.目の前の見知らぬ人との声の掛け合い
「誰もが不安と孤独のなかにいる。ちょっと声をかけてもらうだけでも気分が前向きになるものです」との証言を多数得ました。
今回の東北地方太平洋沖地震は日中の出来事であり、家族は各自の職場、学校、自宅、外出先とばらばらに過ごしていることが多かったと思います。