【コブスくんのモテ男道!】大人のきれいな字の秘訣(ひけつ)は「足長」です
最近の日本人は足が長くなり、体形が良くなったと言われますが、どうやら日本語にも足長に見せると良い文字というのがあるようです。そこで、今回は、『大人のきれい字書き方』の通信講座やセミナーを実施されている、今井淑恵先生に足長に見せると良い文字を教えていただきます。
(以下、今井先生)
「なんとなくバランスが悪い字……」と悩んでいる人の中に、上下から押しつぶされたような字を書いている場合を見受けます。言いかえれば「足が短い」ので、全体のバランスがくずれているのです。
人の体形も、背が高い、低い、やせ型、ぽっちゃり型、逆三角形型…など、それぞれに特長があるように、
手書きの文字も、背の高い字、低い字、縦長、横長、正方形、逆三角形……など、いくつかのタイプ別に分類することができます。これらの特長を表現することが、大人のきれいな字のコツとなります。
今の時代、活字とふれあうことが多いため、背を高く書けず、どうしても「正方形」に収めて四角い字を書いてしまう傾向があります。
そのため、きれいな字の大切な条件である文字の個性が失われてしまっています。
外形を活字のように書いてしまうのは、よくありません。