【コブスくんのモテ男道!】いたるところで「すみません」。外国人が驚く日本のマナーって?
こう話すのはフランス人のジュール(28歳/家電製品メーカー勤務)。会議のたびに一人で浮いていたとか。
■メールのCCで責任逃れ!?
またアダンは、メールのやり取りについて、こんなことに驚いたといいます。
「仕事でメールを送るときに、よくCCにいろんな人を入れていますよね。スペインをはじめ、僕が働いたことのあるEUの国だと、一つの案件について責任が誰にあるのかを明確にするのは仕事上での原則。
だからメールを出すときも自分の責任において、必ず一対一でやり取りをします。でも日本人は情報共有のためなのか、上司や同僚など複数の人にも送る。これにはびっくりしました」
■相手に同調しているのか、反対なのか!?
また、日本の文化に関連する独特の言い回しは、外国人にとってはまったく意味不明のようです。
ドイツ人のニコレ(28歳/印刷機械メーカー勤務)は、日本で企業研修をしたときのことを思い出し、
「ヨーロッパには謙遜(けんそん)するという文化がないから、生活の中でよく出てくる『謙遜(けんそん)』を理解できないことがありました。
例えば、お客さんが来るときに、いつも『つまらないものですが』といってお土産をくれるけれど、私たちの国からしてみれば、『なんでたいしたものでもないのに、わざわざあげるんだ?』と思う」