【転職コブス君】外資系企業に転職しても、リストラが多いって本当!?
また、外資系の場合、海外出張が突然言い渡されます。準備ができていないなどという言い訳は通用しません。その場その場で臨機応変に対応できる人でなければ、外資系でやっていくのは厳しいかもしれませんね」
――転職を考える上で知っておきたい、外資系企業の欠点などありますか?
「外資系企業は、やはりシビアです。業績が落ちれば、もちろんそれなりの制裁があるでしょう。しかし、業績が落ちていなくても、リストラなどに遭ってしまうこともあるのです。
それは、本社自体の業績が落ちてしまった場合、社長よりもっと上の大株主からの命によりコストカットが行われ、そのとばっちりを食らうわけです。外資系に勤めるのには、そういった状況が訪れることを覚悟しておかなければなりません」
――外資系企業に採用されて転職したとしても、業績不振であればすぐにクビにされてしまう可能性もありそうですね?「そんなことはないはずです。会社の発展のため、社員は大切な存在です。
その社員を粗末に扱えば、ほかの社員も納得はしないでしょう。結果的に、会社にダメージをもたらすことになります。ただ業績不振が続けば、周りの人間が昇進していく中で自分だけ取り残され、気まずい雰囲気の中で仕事をすることにはなるかもしれません」