【コブスくんのモテ男道!】現役ペン字講師に聞く! 上手に見える字を書くためのコツ
あまり細すぎるペンでは、格好良い字の条件である線のメリハリが出せません。ペン字では強弱遅速が重要です。ひとつの字の中には、力を込めて書く太い部分、そして力を抜いて書く細い部分があります。さらにゆっくりと書く部分、速く書く部分を作ると、見違えるほど字が格好良くなります。自分の字が汚いと思っている人は、強弱遅速がないケースが多いですね」
余白も大切なポイント
「字に自信がない人は、取りあえず余白に注意してみてください。履歴書などのように記入するスペースが限られている場合、字を記入するのは枠の7割から8割にとどめます。2から3割程度の余白が残されていると、字が下手でも読みやすく、整った印象を与えます」
これはすぐに実践できそうな方法ですね。さらに、文字の間隔を均等にできれば、もっと全体が整ってくるとのことです。
どうしても苦手な字があれば、お手本を見ながら書く
「やはり人には苦手な字というものがあります。私にもあります。そういった字は、お手本を見ながら書くと自然と良くなりますよ」
いったんお手本を見て、頭の中に上手な字のイメージを持つだけで、苦手な字でも上手に書けるのですね。
宮嶋先生のお話を聞いてみると、字が上手に見えるかどうかは、本当にちょっとした違いなんだと感じました。