【コブスくんのモテ男道!】食中毒に注意! 手作り弁当で気をつけることとは
泉岡先生基本は、食材に十分加熱を行うことが重要です。ですが、中まで火が完全に通っていないと効果がないので、電子レンジでの加熱で食中毒を防げると言いきることはできません。
中には、おにぎりでの食中毒の原因に多い黄色ブドウ球菌のように、100度で30分以上加熱しても死滅しないものもあります。
ですから、菌をつけない、増やさないことが重要です。
■無理に食事はせず、水分補給を心がける
――食中毒の症状とはどのようなものでしょうか。泉岡先生食品を食べて症状が出るまでの期間は、原因となる細菌や、どのくらいの量を食べたかによって異なりますが、たいていは下痢やおう吐、腹痛、発熱といった症状が見られます。
また、おう吐や下痢を繰り返すことで、体のナトリウムやカリウムなどのバランスが崩れ、体がだるく感じることもあるでしょう。症状が重い場合は、けいれんを起こす可能性もあります。
――会社で、食中毒の疑いがあるおう吐や下痢をした場合、気をつけることを教えてください。
泉岡先生2次感染を防ぐことが重要です。汚れた衣類などを片付けるときは、なるべくビニール手袋やマスクを用いてください。
片付けた用具やぞうきんなどは、塩素系漂白剤でつけ置き洗いをします。