くらし情報『【エンタメCOBS】宇宙の大きさを実感しよう』

【エンタメCOBS】宇宙の大きさを実感しよう

つまり、一番近い恒星ですら、海王星までの距離の9,000倍も遠いところにあるわけです。

ますます膨大なスケールの話になってきましたね。

■ 「光年」で測ってみる

そこで、さらに次の単位を登場させましょう。それが有名な「光年」という単位です。

「光年」は光の速度で1年間に進む距離を表しており、1光年はおよそ63,000天文単位(約9兆4,600億km)です。

地球から太陽までなら光の速度で8分ちょっと、海王星までなら4時間ほどで行けますが、もっとも近い恒星「プロキシマ・ケンタウリ」までとなると、4.2年かかる計算になります。

ちなみに、全天でもっとも明るい恒星であるおおいぬ座の「シリウス」までが8.7光年、有名なオリオン座の三ツ星の右下にある「リゲル」になると約700光年の距離となります。

それでは、さらに話を広げて、太陽系を含む銀河系となるとどうでしょうか。


銀河系は平たい円盤のような形をしており、その円盤の直径は約10万光年。
光の速度を持ってしても、端から端まで移動するのに10万年もかかるわけです。

最後に、現在地球から観測可能な宇宙の半径は、およそ470億光年だと言われています。

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