【コブスくんのモテ男道!】デスクでケア。ドライアイに効くツボ&眼球運動ベスト4
目が乾く、痛い、ゴロゴロする……。ドライアイで悩む日本人は、いまや800万人いると言われます。少しでも楽になるため、鍼灸師(しんきゅうし)で太子橋鍼灸整骨院院長の丸尾啓輔(まるお・けいすけ)先生に、その対策ツボを教えていただきました。
■涙の分泌を促し、出し、総合的な不調をケア
「ドライアイには、『涙の分泌を促す』、『涙を出す』、『総合的な目の不調を予防』の3つの観点からのケアが有効です。仕事中やバスタイム、寝る前と、いつでも何度でも、これらのツボを押してください」と丸尾先生。
早速、その3点に沿って自分でケアできるツボをご紹介しましょう。
1.瞳子りょう(どうしりょう)―涙の分泌を促すツボ
瞳子(どうし)は「目、ひとみ」、りょうは「骨の角、くぼみ」を意味し、「目の骨のくぼみに位置するツボ」を表します。ここを刺激することで、目の水晶体の厚みを調節する毛様体筋(もうようたいきん)の緊張をほぐします。
眼精疲労、疲れによる視力の低下、目の周囲のけいれん、また、目じりの小じわ対策にも有効です。
ツボの位置
左右の目じりから、指1本分外側にある骨のすぐ外側、小さくくぼんだ部分。
ツボの刺激法
左右を同時に、人さし指か中指の腹で、少しずつ力を入れる感覚でひと押し5~10秒の指圧を繰り返します。