くらし情報『【エンタメCOBS】人相学の世界 「良い相」って?』

【エンタメCOBS】人相学の世界 「良い相」って?

【エンタメCOBS】人相学の世界 「良い相」って?
占いの一ジャンルとして「人相占い」があります。「黙って座ればピタリと当たる」と人相見の人は言いますが、この人相占いとはいつぐらいからあるのでしょうか? また、どんな顔が「良い相」なのでしょうか?

■日本での「人相学」の歴史

日本では人相学の最も古い資料は室町時代にまでさかのぼると言われています。『先天相法』がそれです。しかし、室町時代に突然現れたのではなく、中国からの伝来でそれ以前に何らかの「人相学」が伝わっていたと思われます。

中国の史書などには、人相によって人を判断する記述があるからです。確実な資料が残っていないのでいつ伝来したか、また誰によって伝えられたかは判明していませんが、室町時代までに人相学に関する素地があったのでしょう。

人相学に関する知識、またその内容が日本で広く知られるようになったのは江戸時代です。『神相全編正義』、『南北相法』(水野南北の著作)などの、その後の日本の人相学の教科書となるような本が書かれます。
その後、明治時代になって目黒玄竜子(めぐろげんりゅうし)という人が人相学を研究し、二代目・目黒玄竜子が日本における人相学を体系づけたと言われています。

この2人の著述には『玄龍子相法』があります。

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