【コブスくんの使えそうな仕事術】似顔絵からみるコミュニケーションの極意
相手の顔色をうかがって相手に一方的に合わせるのではなく、自分の心を開いて、相手の美に焦点を合わせれば、確実に相手に反応があります。どうせコミュニケーションをとるのであれば、そつないコミュニケーションを目指すのではなく、コミュニケーションの達人になってほしいですね」
――とにかく、失敗すること、失敗にめげないことなのですね。そうはいっても、職場で失敗すると、後が大変です。職場内のコミュニケーションで失敗したくない人はどうすればいいでしょうか?
「失敗がその人を育てる、と言いたいところなのですが、いきなりコミュニケーションの本番が怖い人は、何か習い事をしてみればいいのでは?似顔絵でもいいですし、ほかでも修練を必要とする芸であれば何でもいいと思います」
あるいは、子どものころの習い事や、中高生時代の部活動を思い出してみるといいかもしれませんね。案外、今までの人生にコミュニケーションのコツが宿っているものかもしれませんよ。
林郁太郎
日本美術連盟会員洋画家・似顔絵作家
(OFFICE-SANGA 臼村さおり)