【エンタメCOBS】素晴らしきカレイドスコープの世界
他人の評価にのみ込まれないようにしてほしいですね。ぜひ自由に楽しんでください」
うーん、自由だけれどちょっとドキドキしちゃいますね。ちなみに、値段ではないといっても気になる価格ですが、1万円を目安にするといいのではということです。
カレイドスコープ昔館の店内には、円柱型の万華鏡のほか、天体望遠鏡のようなものや猫などのモチーフと合体したインテリア性の高い万華鏡まで、さまざまな形状の万華鏡が並んでいました。
また、万華鏡というとカメラのレンズのように世界が切り替わる印象があったのですが、オイル(液体)の入っている万華鏡では、宇宙遊泳のように穏やかに揺らぎ続ける世界を楽しめましたよ。
■そのときの心情によって、まったく違う世界を見せてくれる
最後に、荒木さんご自身が感じる万華鏡の魅力を教えていただきました。
「そのときの心情によって、まったく違う世界を見せてくれることです。例えば、私は最近まで、世界がクルクル明るく元気に変わるから、万華鏡が好きでした。
万華鏡は楽しいものだと思っていたんですね。
ところが、2011年の東日本大震災の後、気持ちがどうしようもないくらい落ち込んでしまったのです。