2012年11月11日 15:40
【コブスくんのモテ男道!】【生物の謎】知っているようで説明しづらいニワトリの「トサカ」って何?
でおなじみのティラノサウルス・レックスから発見されたタンパク質のコラーゲンを分析したところ、ニワトリのコラーゲンと一致するものがあったそう。
やはり鳥類は恐竜の進化形。近縁なんですね。
そんな恐竜の中には肉質の突起のある種類もいます。なんと翼竜のプテラノドンにはトサカそのものが付いているじゃありませんか。このトサカの役割も放熱やかじ取りなどさまざまな説があり、最近ではオスとメスの違いを表すディスプレイのためという説が有力なのだとか。
そうです、どうやらプテラノドンもメスのトサカの方が小さいらしいのです。そんな風にニワトリを見ると、あの足も顔つきも恐竜っぽく見えてきませんか。
ここからは想像ですが、鳥類の中でもニワトリは恐竜に近い種類で、トサカはそのなごりなのかもしれませんね。
ところで、家畜であるニワトリはお肉だけでなく、トサカも有効利用されているのをご存じですか? たまに焼き鳥屋さんで部位として出されることもありますが(コラーゲンたっぷりな食感がおいしいらしい。一度食べてみたい)、薬の材料としても利用されています。
ニワトリのトサカにヒアルロン酸がたくさん含まれていることがわかり、関節のための治療薬に使われているのだとか。