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この冬大注目のマニッシュコートの選び方と着こなし技

ウーマンタイプ
働く女性にとって映画は身近な存在。仕事が終わってまったりDVDを見たり、週末には映画館に行ったり。実は、映画には使える着こなしや旬のファッションがいっぱい登場。映画を満喫するのと同時に、オフィスやプライベートで取り入れられるおしゃれのコツを学んでみませんか?



この冬大注目のマニッシュコートの選び方と着こなし技


映画『危険な情事』『危険な関係』で知られる大女優のグレン・クローズが主演し、第84回米アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされた『アルバート氏の人生』。半生を男装で通したヒロインの姿は、マニッシュがキーワードになっているこの冬の着こなしにヒントを与えてくれます。



舞台は19世紀のアイルランド。貧しさから抜け出し、外で働くには、男性を演じるしかなかった当時、本当は女性のアルバート(グレン・クローズ)はホテルでウエイターとして働いていました。でも、同じように性別を偽って暮らしながらも、結婚して家庭を営む、ペンキ職人との出会いをきっかけに、もっと自分らしく生きる可能性を見いだします。
しかし、その「希望の扉」はアルバートの期待以上に重く――。



男性と名乗って生きているだけあって、アルバートのコート術は紳士そのもの。白シャツに蝶ネクタイ、さらに山高帽と革手袋、こうもり傘で決めて、ジェントルマンの端正なたたずまいに整えています。



近頃、おしゃれ女子の間でファンが急増しているマニッシュなひも革靴で足元も固めることで、より装いにダンディズムなムードを漂わせることができます。色を黒と白のモノトーンに抑え、同様に、無彩色のグレーの手袋で両方を引き立てている色の操り方も、この秋冬トレンドのダークカラーのお手本的な着こなしになっています。



ここまで男前にバッチリ決めなくても、紳士的なアウターを羽織るだけで今年らしいジェントルウーマンの風情を醸し出せます。映画では袖先からシャツのカフスをしっかりのぞかせるのが、りりしく見せる小技となっていますが、カットソーやニットなどの袖口を出すことで同じような効果が得られます。さらに、蝶ネクタイの代わりにボウタイブラウスを選べば、気品と女っぽさをアピールすることができ、往年の女優のようなクラシカルな着こなしも楽しめます。




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