産休中のお給料は、出産手当金でもらう(2013年度版 妊娠・出産のお金特集 ~内祝いの相場から育児休業給付金まで~ Vol.5)
(この時、文書料として数千円かかる場合もある)。産休後に(産後57日以降)申請書を会社に提出する。
産休中の「お金の困った!」防止法
出産手当金は産休後に申請するのが一般的だが、お金が振り込まれるまでに約1~2ヵ月かかる。「つまり
出産手当金がもらえるのは、早くて出産から2~3ヶ月後。産休中の生活費としてアテにしている人は、もらえる時期が遅いことをふまえた上で計画をたてましょう」。
また
産休中は、社会保険料(雇用保険料除く)と住民税は支払わなければならない。社会保険料の額は、給与明細の控除欄を見て、「健康保険」「厚生年金」を足した合計額だ。健康保険組合がある会社であれば、これらのお金を出産手当金で精算してくれる可能性があるので産休前に会社と相談しておこう。
健康保険が「協会けんぽ」の場合は、自分で用意しておくのが一般的だ。なお、近いうちに産休中の社会保険料負担がなくなる予定。制度の改正には注目しておこう。
取材/楢戸ひかる