夏はストレスがいっぱい! 紫外線対策・膀胱炎予防にいいと言われている果物とは?
クランベリーは、アメリカでは非常にポピュラーな果物で、食材として利用されるだけではなく、古くから民間療法のひとつとして、膀胱炎の予防などを期待してジュースなどに加工して飲用されたりもしていたそう。
さらにさかのぼると、大航海時代以前より食品を長持ちさせたり、染料として活用されていたほか、胃の不調・泌尿器系疾患・ビタミンC不足による壊血病などの手当の方法として、ネイティブアメリカン達の生活の必需品となっていた歴史もあるとか。
また、四谷メディカルキューブウィメンズセンター 泌尿器科医 金城真実先生も、膀胱炎に繰り返しかかってしまう患者さんに対してクランベリーが予防になる可能性があるという話をしたところ、クランベリーを取り入れて通院の頻度が減ったり、「かかりにくくなった」と話す患者さんもいるそう。
さらに、紫外線を浴びることで皮膚に発生した活性酸素が肌の酸化を促し、メラニン色素の生成を刺激することで発生する、シミやソバカスの対策にも効果が期待できるそう。
それは、プロアントシアンジンAタイプが果実や野菜の中でも抗酸化作用が高く、活性酸素を消去する力を発揮すると言われており、メラニンの生成を抑える働きがあるとも考えられているから。厳しい紫外線を浴び、シミやソバカスが気になる夏こそ、ぜひ摂取したいものですね。
夏は暑さが厳しく疲れがたまるだけでなく、さまざまな形で体にダメージが生じることがあるようです。食事や睡眠といった基本的な生活習慣に注意するのはもちろん、クランベリーなど、体にいいと言われるものは積極的に取り入れて、少しでも元気で健康な暮らしを送りたいですね。