いざというときの準備は大丈夫? 自分や家族のための「スマートストック」とは
9月1日と言えば防災の日。東日本大震災以後、防災意識は高まったかもしれませんが、実際にはどんな備えをしていますか。キリンビバレッジ株式会社による「震災時の備えと水分補給に関する調査」(小学生の子どもがいる母親800名を対象にしたインターネットアンケート)の結果を見てみましょう。
ペットボトルの水の備蓄について訊ねると、現在、ペットボトルの水のストックがない家庭が47.8%、あると回答した家庭でも家族ひとりあたりに計算しなおすと51.4%が1本しかストックしていないと回答しているそう。
救援体制が整うといわれる3日間に、家族ひとりあたりが必要な生活水の目安は「2リットルペットボトル5本以上」、1週間分だと「2リットルペットボトル11本以上」の計算になるとか。それにも関わらず、備蓄量がひとりあたり5本以上の人は全体のわずか3.8%という結果に。これは震災直後から変わっておらず、備蓄の意識がありながらも、必要な量を把握できていない、または定期的な見直しがされていないということのようです。