ストレスは解消するのではなく、適切に付き合うもの!? 知っておきたいストレスの対処法
会社での人間関係はもちろん、女友達や恋人との関係を通して、ストレスを感じることはありませんか。ストレスを感じると、それを解消しなければいけないと思いがちですが、実はそうではないのだとか。
臨床心理士である、ほんだきみ子先生は、さまざまな企業のメンタルヘルス対策に関わっていくにつれて、最近になって心の病にかかる会社員の人が増えているのは、「悩みと適切に付き合う方法を知らないからでは」と考えるようになったそう。
そこで、専門家の知識に基づいて、それでいて専門用語を使うのではなく、易しい言葉と優しい語り口でストレスとの向き合い方をたくさんの人に伝える本『人間関係でストレスを溜めない技術』を執筆することに。
出版記念発表会の会場に足を運ぶと、アロマがたかれ、美味しいコーヒーとお菓子まで用意されていました。たくさんの人の心の悩みのために活動されているほんだ先生ならではの心遣いが漂うよう。
『人間関係でストレスを溜めない技術』を執筆するに至ったきっかけに引き続き、にこやかに笑顔を浮かべたまま語りかけるように話しながら、ほんだ先生によるミニセミナーが始まりました。まずはストレスの正体を説明することから。
ストレスとはつまり刺激のことなので、ストレスのない人生というのはないそう。コーヒーのいい香りも一種の刺激(ストレス)なので、ストレスはあって当然、誰にでもあるものなのだとか。
問題なのは、マイナスの刺激(ストレス)が溜まること。そこで、ストレスへの対処の仕方が問題になってくるそうなのです。