10月9日は「ト○ホの日」! さて何の日か知っていますか?
世の中には、びっくりするほどさまざまな「●●の日」がありますよね。10月9日は、何の日かご存じでしたか? 『特保(トクホ)の日』なのだそう!
特定保健用食品(トクホ)とは、健康の維持増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められ、その機能を表示することが消費者庁に許可された食品のことを言い、『特保(トクホ)の日』は、トクホの日推進委員会が制定した記念日なのだとか。
そんなトクホの日なので、今日はトクホの歴史を少しご紹介いたします。
特定保健用食品(トクホ)は、平成3(1991)年に制度として導入されました。以来、様々なカテゴリーの食品に拡がり、平成13(2001)年には214品目※、さらに平成23(2011)年には969品目※の食品が表示許可を得ているようです。
※有効許可承認件数( 出典:「健康食品の表示制度の概要」 平成23年11月消費者庁食品表示課)
トクホの商品で有名なものは様々ありますが、その中のひとつ、キシリトールガムも有名ですよね。キシリトールは白樺や樫などの樹木や植物からつくられ、口の中で虫歯の原因となる酸を発生させない甘味料が特徴です。
キシリトールの歯の健康に関する働きの研究は、1970年にフィンランドのトゥルク市ではじめられ、キシリトールには、ミュータンス菌によってカルシウムが溶け出した歯の再石灰化を増強する働きがあることが発見されたそうです。