ウインタースポーツには思いがけない可能性が!?　「雪育シンポジウム」開催

ウインタースポーツと言えば、やはりスキーやスノーボード。いよいよシーズン到来です。真っ白な世界で、風を感じながら颯爽と滑る楽しさは、他のスポーツでは味わえない魅力があるのかも。毎年多くの人がスキー場に足を運ぶのもうなづけます。


スキー場にあるのはもちろん雪。最近では、“雪”の力で子どもの心と体を育もうという「雪育」なる言葉があるのだとか。日本全国に10のスノーリゾートを展開する「東急スノーリゾート」とファミリースキーを推奨する「ファミスキ応援委員会」は、「雪育プロジェクト2014」を展開。プロジェクト実施に先立ち、11月20日に「雪育シンポジウム」が開催されました。

シンポジウムには、東京成徳大学応用心理学部の石崎一記教授、またゲストに「ファミスキ応援団 団長」として、弁護士でありスキー指導員資格も保有している、情報番組などでお馴染みの八代英輝さんが登場。

まずは石崎教授による、児童心理的な観点から「雪育」の可能性についての基調講演が行われました。それによると、雪に触れることで非日常な体験ができたり、親や指導者、仲間と過ごすことでつながりや関係性を深めたり、安全を楽しむためのスキルやノウハウがあることで試行錯誤や達成の場面に出会えるといったことが考えられるとのこと。