海外で学んだ最高級レザーのお話、ミラノの素敵なショップ情報も 【YukaCoco】
Bonjour! 今日は、動物の皮膚についてのお話をしたいと思います。沢山の方から、革に関しての質問を頂きました。ココで、皆さんに答えられる様にまとめて記事にしたいと思います。
先ず、皆さん鞄は必ず出かける時には使用しますよね! その気分によって、違うバッグを持ち歩くと言うようにファッションと同じ感覚だと思って頂いてもよいと思います。前回、お話した“TPO”に合わせてみてね! レザーの鞄はシックに日常を演出してくれます。
革に関して! フランスで有名な革の学校のディプロムを所得し、イタリアのファッション現場でさらに革の知識を得たYukaCocoからアドバイスです。一般の方は、革に関して分からないことが多沢山あると思うので簡単に説明しますね。
まず革は、皆さんもお分かりの様に動物の皮膚からできております。
皆さん、「皮」と「革」の違いって分かりますか? 「皮」は動物が生きているままが皮であり、そのままほおっておくと腐ってしまいます。
その為に、“皮をなめす”作業をして長く使って行ける様に鞄やバッグ、インテリアなどの商品に生まれ変わるのです。その“なめし作業”が終わって初めて、皮から革(レザー)に生まれ変わるのです。
その革のなかでも、お肉と同じように良い皮を作るためには、牛が生きている間の日常生活から食べ物、聴く音楽(!)まで生活環境を整えることが重要です。
例えば、神戸牛や松坂牛! フランスの革の学校でも日本の最高級のブランド牛の名前が上げられていました。お肉も最高で皮も最高と言うこと!(日本の誇りですね)牛は、クラシック音楽を聞き、良質の餌で最高に育てられると、お肉も皮も良くなると言うことです。コレは動物だけではなく、人間にも当てはまることだと思っております。
外見だけではなく中身から綺麗にして行くことは大事なことで、いくら外見を着飾っても中身が備わってないと、表に出てくると言われております。
ストレスを感じる牛は、皮膚に傷や虫に刺されたような赤い斑点のような物もできるのです。凄いですよね〜! 人間も、ストレスで顔や体にニキビや湿疹ができるのと一緒です。人間も動物も、根本は皆同じだということですね!