データで検証。「私立」「公立」のお値段【私立を目指す家庭の教育資金特集2】
■高校でかかる費用私立高校に進学させると、1年あたりの費用は約100万円で、公立高校に進学するケースの2倍強の負担となる。その主な理由は、公立に比べて、「学校教育費」の負担が大きいこと。
学校外活動費は、公立高校より私立高校が9万円ほど多い。
前回で、「私立にいれた方が結果的に安上がりになるケースもある」と書いたが、それは一部の私立と、公立コースを比較した結果。このデータの出典は「文部科学省平成24年度子供の学習費調査」であり、全国の平均なので、結果は必ずしも一致しない。
そこに着目するよりも、公立中学の「学校外活動費」の28万円に比べ、公立高校は15万と13万円超えも少ないことに注目して欲しい。公立高校の方が「学校外活動費」が少ない理由は「学習塾費」が少ないから。それだけ、公立中学校の「学習塾費」の負担が大きいことの裏付けとなる。
「公立中学だと塾代が大変。私立中学の受験もアリ!?」と思った人は
次回は「貯蓄0円から私立を目指すための3ステップ」です。