2014年10月1日 12:00|ウーマンエキサイト

データで検証。「私立」「公立」のお値段【私立を目指す家庭の教育資金特集2】

イマドキの“お受験”最新新常識5つでは、「中学まで公立」で迎える“高校受験の現状”を知った。その現状を知り、「中学受験をして私立という選択もあり!?」と考え始めた親御さんのために、「私立」と「公立」の教育費を比較してみよう。
データで検証。「私立」「公立」のお値段【私立を目指す家庭の教育資金特集2】

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■小学校でかかる費用小学校を受験するケースは、少数派かもしれない。でも、ウーマンエキサイトママ世代は未就学児のママも多いので、一応、費用をチェックしておこう。

データで検証。「私立」「公立」のお値段【私立を目指す家庭の教育資金特集2】
私立小学校の学校教育費の内訳を見てみたところ授業料は45万円で、無料の公立小学校に比べてかなりの高額となる。また、寄付などを含めた学校納付金も20.4万円で1万円に満たない公立小学校とは大差がある。注目すべきは、学校外活動費。平均して1年あたり56万円と、公立小学校の2倍以上。これらの内訳は、学習塾費と芸術文化活動の額が大きい。私学の小学校に通わせる御家庭は、お稽古事に通わせたり、エスカレーター式に進める学校でも学習塾に通わせたりなど、“子どもにかけられるお金の基礎体力”が格段に違うようだ。「私学を甘くみない方がいい」という話は、実はこんな点なのかもしれない。

■中学校でかかる費用私立中学校に進学させると、1年あたりの費用は約130万円で、公立中学校に進学するケースの3倍弱の負担となる。

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学校教育費100万円の内訳をみると、授業料は44万円で、無料の公立中学校に比べてかなり高額となっている。また、寄付などを含めた学校納付金も27万円で、1.4万円で済む公立中学校とは大差となっている。首都圏では、片道1時間かかる学校に通わせることも比較的ナチュラルなことのため、通学関係費も、公立中学校に比べて10万近く多い負担となっている。ただ、このデータからは読み取れないが学校外活動費のうち、「学習塾費」は私立129,954円に対して、公立は175,222円。公立中学校に進むと塾代がかさむようだ。

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