青色申告をするには、何をすればいい? (青色申告特集2)
会計ソフトには、定型仕仕訳などのサポートもある上、入力したものを決算書として印刷することもできる。これを確定申告書に添付することで65万円の控除が受けられる。
記帳の例は国税庁のホームページでも紹介されているので、参考にしよう。
帳簿記帳のしかた ―事業所得者用―(PDF)
■初めての青色申告、迷った場合の相談場所は? 書類作成の途中で迷ってしまったり、わからなくなってしまったりして、その場で作業がストップ!なんてこともあり得るかもしれない。そんな場合は、どうしたらいいのだろう?
「迷った場合は、確定申告をする税務署に相談することも可能です。1月~3月は混んでいるかもしれませんが、税務署の方は親切に教えてくれますよ」。
■青色申告は期限内の申告が必須! 個人の確定申告は、毎年2月16日から3月15日までに行う。
とりわけ65万円の控除を受けたい場合は、期限内の申告が必要条件となっているので、申告期限(3月15日)までには必ず提出しなければならない。
「申告書は受付期間中、何度でも提出できるので、送れないように早めに提出するようにしましょう」。
税務署は郵便でも受け付けてくれるが、普通郵便や宅急便を使うと「税務署に届いた日」で処理するので、期限内に届かない可能性も。そうなると控除が取れなくなってしまうので、時間がなくて郵便で提出する場合は、簡易書留で送るようにしよう。
■万一、申告が遅れてしまった場合は? 「追加の税金が発生する場合は急いで提出しましょう。また、無申告のままでは、無申告加算税や延滞税がかかってきます」
とにかく期限内に申告! というのが、青色申告の場合はとりわけ大切なようだ。
【連載:青色申告特集】
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第1回 青色申告のメリットって、何がある?