「ルーヴル美術館展」に行く前に必見! フェルメールの名画に隠された謎に『美の巨人』が迫る

美術館に足を運んでみたいけれど、何となく敷居が高くて…と感じている人はいるかもしれません。けれど、ちょっとした予備知識を入れておくだけで、美術館の楽しみ方が格段に変わってきます。

「ルーヴル美術館展」に行く前に必見! フェルメールの名画に隠された謎に『美の巨人』が迫る

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そこで、オススメなのがテレビ東京で放送されている『KIRIN ART GALLERY 美の巨人たち』。この番組では、毎回ひとつの作品にスポットを当て、そこに秘められたドラマや謎を探ります。美術の歴史や画家の名前など知らなくても大丈夫。どんな有名な絵も、画家というひとりの人間が描いたもの。そこには興味深いドラマが潜んでいるのです。それを知っていれば、どんな絵も全く違って見えると思いませんか。

じつはいま、東京では有名な画家や美術館による展覧会がめじろ押しです。なかでも注目なのが、新国立新美術館で開催中の「ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」。

5月16日(土)22時から放送の『KIRIN ART GALLERY 美の巨人たち』で紹介するのは、この「ルーヴル美術館展」で見られる目玉作品のひとつ、フェルメールの『天文学者』です。

ヨハネス・フェルメールは、日本でも人気のある画家で、光の魔術師と言われています。光を巧みに扱って女性を美しく描いたことで有名ですが、彼が残した作品は、わずか30数点。そのなかで、この『天文学者』という作品と、対とされる『地理学者』だけは、男性ひとりを描いているのだとか。

『天文学者』と『地理学者』は同じ人物のよう。しかも、17世紀当時の人ではあり得ない描き方をしています。そこには、フェルメールが仕掛けた、ある秘密が隠されているそう。そして、背景の壁にある画中画にも注目です。果たしてこれの意味するところとは…?

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