宋美玄先生が教える、女性ホルモンに振り回されないための“4つの周期”
基礎体温、あなたは測ったことがありますか? 妊活している人だけが気にかけることと思われがちですが、女性ならぜひ習慣にしたい大切なこと。今回、基礎体温についてもっと詳しく学ぶために、「めざめ体温でワタシがめざめる勉強会」に参加してきました。
講師は、産婦人科医としてはもちろん、「女医が教える 本当に気持ちのいいセックス」(ブックマン社)の著者としても有名な宋美玄先生。
この“めざめ体温”とは基礎体温のこと。そう呼んでいるのは、朝“目覚めたとき”に測るから、そして、測ることで自分の中で新たな気づき=“めざめ”があるからだとか。
■カラダの不調を抱える現代女性が増えている宋先生によると、現代女性には不調を抱える人が増えているのだそう。その原因は初潮年齢が早まり、出産数が減ったこと。現代女性は毎月フルに排卵をしているため生理が重くなりがちで、結果カラダの不調が起こっているのだそう。
また、女性のカラダはホルモンの影響で大きく変化していきます。
■4つの周期を繰り返す 女性のカラダとココロ生理周期はだいたい25~38日周期が多く、21~45日周期までは医学的にOKな範囲だとか。一般的には28日周期の方が多いそう。この間に、エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンの量が変化し、“4つの周期”を繰り返しながら私たち女性のカラダとココロに大きく影響しているのです。
その4つの周期とは・・・
・リフレッシュ期(生理中)生理に伴う症状がでる時期です。腹痛や腰痛がおきたり、食欲が落ちたりします。眠気が生じることも。
・ハッピー期(排卵前)カラダもココロも元気な時期。お肌の状態もよく痩せやすいのでダイエット向きです。
・リラックス期(排卵後)プロゲステロンが増加し、徐々に不調が出始める時期です。肌荒れ、便秘気味、むくみなどが気になる人も。
・スロー期(生理前)生理前で不安定な時期です。にきびが出たり、食欲が増えたり、イライラすることも。