ときには「しない」という引き算も 日常に「美学」を取りいれよう


■外側と内側の美しさのバランスを考える

どんなに外側を飾りたてても、猫背だったり表情が険しかったりすると、美しさは半減してしまうもの。また、大人の女性がはやりの若者言葉を多用していたり、うわさや悪口ばかりだったら、どうでしょう。

姿勢や言葉は、その人の内側から出てくるものです。それらは外見や年齢とあっているだろうか、表情はせっかくの外見を汚してはいないだろうか。鏡で全身をチェックするように、内側からも自分を見直してみましょう。


■正しい姿勢を心がける

外側も内側も関係なく、美しさを保つには、たゆまぬ努力が必要ですよね。

しかし、残業続きで疲れきっている日や失敗して落ちこむ日もあるでしょう。そんなときは気力もなくなってしまいがち。そういった場合は、姿勢よく歩くことをおすすめします。

壁に頭と肩甲骨、お尻、かかとをつけてまっすぐ立ち、そのまま一歩前に出ます。それが正しい姿勢です。姿勢よく歩くと気分も前向きになり、もうちょっとがんばろうと思えてきます。

そしてネガティブなものや汚い言葉を口にするのをさけましょう。
不思議なことに、このふたつを心がけるだけで、表情や所作までもが美しくなってきます。

自分に「美学」があるということは、基準となるラインを持つということ。外側は、内側のありようとの連動で、さらにキレイになれるのです。

「これだけは守ろう」というこだわりを持つことが、自分をよりかがやかせてくれるでしょう。


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