連載記事:ムギ子のまじぽん使える英会話
つまづくポイントを克服し、偏差値アップにつながったワケ【ムギ子のまじぽん使える英会話 Vol.13】
わたしは、「オレンジは英語で‘orange’」と習ったとき、‘orange’のどれがオで、どれがレで、どれがンで、どれがジなのか分からず、つまずきました。
「オはたぶん、oだろう。レは、r? そうか、日本語のレは、rなんだな。となると、レモンのレも rということね。…ん? レモンは‘lemon’? ハア?」
中学1年のわたしは、この妙ちくりんなつまずきを学校の先生に打ちあけることができませんでした。クラスメートはだれもこんなところでつまずいていないし、自分でもなんて説明していいかわからなかったのです。テストはほぼ毎回、赤点でした。
イラスト/尾崎ムギ子
しかしあるとき、ふと気づいたのです。
――「日本語と英語はちがう言語なんだ」
この単純な命題に気づいてから、英語の成績はうなぎ上り。中学2年、3年で挽回し、高校1年の全国模試では偏差値86に!
「86なんていう偏差値が存在するのか…!」ということのほうがクラスの話題をかっさらいましたが、それからの学校生活はバラ色でした。
英語にかぎらず、何ごとにおいても人によってつまずくポイントはちがいます。でも、そこさえクリアすれば、笑っちゃうくらい一気に伸びることだってあるのです。だからめげずに、腐らずに、「コレ!」と決めたことは、コツコツ努力を続けましょう。
今日はマジメな話になってしまい、なんだか恥ずかしいです。恥じらうムギ子をこれからもよろしくお願いいたします。
【本日のまとめ】
つまずいたときは、グンと伸びるチャンス!
【人生相談】無趣味って、ダメ? 推し活ブームで語れることが無くて気まずい……