つらい二日酔いはこれで防げる! 知っておきたい原因3つ

忘年会やクリスマスパーティなどのイベントが続き、お酒をつい飲み過ぎてしまうこともありますよね。

目次

・二日酔いの原因1:アセトアルデヒド
・二日酔いの原因2:脱水状態
・二日酔いの原因3:栄養不足
・飲み過ぎってどれくらい? 知っておきたいアルコールの適量について


お酒を飲んで横になっている女性

(c)Photographee.eu - Fotolia.com



つらい二日酔いを避けるには、その原因を知るのが一番! 原因が分かれば、飲み方を工夫できるようになります。

■二日酔いの原因1:アセトアルデヒド

二日酔いのメカニズムについてはまだわからないことが多くありますが、さまざまな要因が絡み合っているとされています。

アルコールは胃や腸から吸収され、主に肝臓で代謝されます。

そのときにできるのが「アセトアルデヒド」という物質。毒性が強く、血液中の濃度が高くなると顔が赤くなったり、どうき・吐き気・眠気などの症状を引き起こしたりします。

飲むアルコールの量に比例してアセトアルデヒドの量も多くなり、それが多ければ多いほど二日酔いになりやすくなるので、二日酔いの根本的な対策は、「そもそもお酒を飲み過ぎないこと」と言えます。


■二日酔いの原因2:脱水状態

お酒を飲んだとき、トイレが近くなる経験をした人は多いのではないでしょうか。

アルコールは体内の水分を調節するホルモンに影響を与え、尿として体外に排出する水分量を多くします。

そのため体は脱水状態となり、これが頭痛やめまいといった二日酔いの諸症状の原因となるのです。

脱水を防ぐには、アルコールの作用で体外に出ていってしまう分を考慮して、水分を補給すること。

飲み過ぎた翌朝に二日酔いから回復するにも、水分は必要です。

■二日酔いの原因3:栄養不足

アルコールを代謝する際、ビタミンとミネラルも多く失われて電解質のバランスが崩れます。

これも二日酔いの不調の原因となるので、お酒を飲むときにはサラダやフルーツなどを一緒に食べるのがおすすめです。

マルチビタミン&ミネラルのサプリメントを飲むのもいいでしょう。


また、肝臓がアルコールの処理で手一杯になり、糖の合成まではできなくなってしまうことがあります。

すると体内では血糖値が下がったままになり、これがだるさや疲れ、頭痛につながることも。

二日酔いの朝には糖分も適度に摂取するのが望ましいといえます。

■飲み過ぎってどれくらい? 知っておきたいアルコールの適量について

どれくらい飲んだら二日酔いになるのでしょうか。

それは肝臓のアルコール処理能力次第で、人によっても、また同じ人でも体調によって異なります。

年齢や性別、体の大きさなどによっても異なります。個人差がとても大きいのです。では、一般的にはどの程度が適量なのでしょうか。



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