この本がスゴい! 仕事でやりたいことが見つからない人に読んで欲しい3冊
働く女性は生き方そのものが千差万別。
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アパレル販売員の挫折と成功、貧困を救うための会社の立ち上げ、フリーを追求した職業確立者、力強くも繊細な「女道」をノンフィクションでつづった3冊を紹介します。
きっと、現代に生きるステキな女性たちの生き方が、発見できますよ。
■単なるHow to本で終わらない『ダメ販売員だった私がNO.1スタッフになれた"ちょっとした"習慣』/内藤 加奈子
アパレル販売にとって一番大切な「接客」について、とてもわかりやすくまとめられた一冊。
失敗からどのようにして成功へと向かえたのか? 実際の経験をもとに書かれています。
実はこの本、アパレル販売に限らず他の職業の人にも役立つ内容になっています。失敗にはたくさんの成功のヒントが隠れているのでしょう。
■発展途上国に人生を捧げる、現代のマザーテレサ『裸でも生きる』/山口絵理子
株式会社マザーハウスの代表山口絵理子さんが、会社設立の経緯や設立当初の奮闘ぶりを、ありのままに書いています。
発展途上国の未来を考えた末に彼女が導き出した答えが、いまの仕事。
「人はだれかのために、ここまでできるのか!」と尊敬を通り越して、感動してしまいました。
マザーハウスは、情熱を実現するために必要な思考を鍛えあう場「マザーハウスカレッジ」というイベントを主催しています。
情熱あふれる山口さんから、目が離せません。
■職業をつくりだした先駆者『冒険に出よう(U25サバイバル・マニュアル)』/安藤美冬
大学卒業後、大手出版会社に勤めた安藤美冬さん。しかし数年後、その出版社を辞めてしまいます。
自分の仕事とは何かを考察していくなかで、「ノマドワーカー」という職業を選んだ彼女。
既存の概念にとらわれず、一歩踏み出す勇気を持ち合わせた行動は、若い人だけでなく年を重ねた人々にも学ぶべきところはあります。
仕事について考え抜くと、自ずと見えてくるものがあるのでしょう。
どんな働き方にも「人」というキーワードが欠かせません。
接客はもちろん「人」のため、発展途上国の「人々」の暮らしのため、「人」とのつながりがもたらすノマドワーカーという働き方。