春も間近になってくると、神社やお寺はパワースポットもたくさんあり、有名な場所へはぜひ出かけてみたくなります。
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実は近くにある神社やお寺にも、とてもすてきな場所がたくさんあります。行くと元気がわいてくるはず。
■神社とお寺の違いは?
神社には神様がまつられています。鳥居などがあり、神道です。お寺はお墓や釣り鐘などがあり、仏教です。神社は拍手をしますが、お寺では拍手はしません。
■神社やお寺をみるポイント1
神社やお寺にはそれぞれの「紋」がついています。神社には神紋、お寺には寺紋と家紋のような紋章です。
この「紋」とは、その団体に属しているという意味をもっています。学生時代につけた、校章と同じ意味と考えてください。
「紋」をみることで、その神社やお寺がどういった流れに属しているのかがわかります。
徳川家の御紋として有名な「三つ葉葵」は、京都の上賀茂神社などでみることができます。
この徳川家の御紋は有名な神社やお寺だけでしかみられないのかというと、そんなことはありません。
実は私たちの身近でもみることができます。
入り口でみつけたら、迷わず中に入って参拝してみましょう。
江戸繁栄の証、徳川家のパワーをぜひ受けとってみてください。
■神社やお寺をみるポイント2
神社やお寺にある木々や植物に注目してください。
神社やお寺は四季折々にみられる景観の美しさを大切にしているので、その季節ごとに四季を彩る自然にふれることができます。
■神社やお寺をみるポイント3
本堂にはそれぞれ神様や仏像が置かれていますが、実は見どころはそれだけではありません。
敷地内の片隅や奥の方には、記念碑や塔、お地蔵さまなどがあったりします。大きな竹やぶやなぜか洞穴などがあることもあります。
あちらこちらに目を向けて、マニアックな場所をぜひ見つけてください。
最近、筆者もお出かけの際にみかけた小さなお寺を拝観してきました。土曜日なのに拝観者は私とほかに2人ほど。
それでも、お寺は由緒正しき徳川家由来の場所でした。そんな場所が実はたくさんあるのです。