共働き継続のためのベビーシッター利用 実際のところはどう?


■利用には不安がつきまとう

最後は、一度だけベビーシッターをスポット利用したことがあるという、20代女性・Jさんの体験談です。

「事前面接はしたものの、子どもを実際に任せるとなると、やっぱり不安。他人を家に入れることにも、抵抗がありました。夫も私もはずせない仕事があったため思い切って利用してみたのですが、子どものことが心配で、結局、仕事を無理矢理早く切り上げてしまいました」

Jさんのように、ベビーシッター利用に不安を感じるママもいるようです。


■信頼できるシッターさんを見つけるためのポイント

厚生労働省のサイトには、「保育料の安さ、手軽さを重視するのではなく、『信頼できるかどうか』という視点でベビーシッター事業者の情報を収集しましょう」という呼びかけがあります。大切な子どもを任せるワケですから、やはり大切なのは「信頼」ですね。

具低的には、以下のような点に注意すると良いとのこと。

・市町村の情報や公益社団法人全国保育サービス協会に加盟している会社リストを活用して情報を集める。
・ネットの情報だけに頼らず、かならずベビーシッターとの事前面接を行い、信頼に足る人物かどうかを確認する。
・事業者名、氏名、住所、連絡先をかならず確認し、身分証明書のコピーを提出してもらう。
・保育士・認定ベビーシッターの資格保有者なら、登録証の提示を求めて確認する。

こういった点に気をつけて本当に信頼できる事業者・ベビーシッターを見つけることができれば、働くママの負担軽減におおいに役立ちそうです。


慎重に検討すべき点はたくさんあるものの、中には上手にベビーシッターを利用して、共働きを続けているママもいます。現状のままでは共働きの継続が難しい…という場合には、ベビーシッターの利用を選択肢に加えるのもいいかもしれませんね。


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