約7割が「毎日家族と過ごす」一方、2割が「ほぼ過ごさない」「1週間に1~2日」1週間でどれくらい家族と過ごすか尋ねたところ、「毎日」(74.8%)と答えた人が最も多く、次いで「ほぼ過ごさない」(8.8%)、「1~2日」(8.4%)となりました。毎日過ごす人が大半を占める一方、一緒に過ごす時間が少ない人も2割弱いることがわかりました。「家族と毎日過ごしている」と回答した人の割合を都道府県別に割り出してみると、1位は「静岡県」と「香川県」(100%)でした。3位は「長野県」(88.9%)、4位は「兵庫県」(88.6%)、5位は「北海道」(80.7%)となっています。逆に「毎日家族と一緒に過ごす人」の割合が低かったのは、「鳥取県」と「群馬県」(50%)、「宮城県」(54.5%)、「栃木県」と「三重県」(55.6%)でした。東京や大阪などの都市はベスト10にランク入りはしていなかったものの、「東京」は72%、「大阪」は73.2%と、全国平均の74.8%と比較しても、それほど大きな差は見られませんでした。続いて、家族と過ごすときにどのようなアクティビティをするか尋ねると、最も多い回答は「食事」(512人)で、「外出」(390人)、「ショッピング」(310人)と続きました。最後に、ワークライフバランスが取れていると感じるか聞くと、15.8%が「感じる」、38.7%が「どちらかといえば感じる」と答えています。一方、14.5%が「どちらかといえば感じない」、5.3%が「感じない」と答えており、ワークライフバランスが取れていると感じている人の方が多数派でした。その一方で、「毎日家族と過ごす人」と「それ以外の人」のワークライフバランスの感じ方を比較してみると、「毎日家族と過ごす人」が「感じる・どちらかといえば感じる」が57.8%であるのに対し、「それ以外の人」は43%でした。逆にワークライフバランスが取れていると「感じない・どちらかといえば感じない」は「毎日家族と過ごす人」では27.8%、「それ以外の人」では41.3%で、家族と過ごす時間の長さがワークライフバランスの感じ方に影響している結果となりました。調査概要調査対象:10代から60代以上までの人調査期間:2023年12月2日~12月12日調査方法:インターネットによる任意回答有効回答数:571人(女性 364人/男性 207人)回答者の年齢:20代13.1%、30代33.6%、40代30.6%、50代17.4%、60代以上5.3%AZWAY(マイナビ子育て編集部)
2024年02月07日今回のお仕事ハックは「20代の時に比べるとすごく疲れやすくなった」とのお悩みについて、コラムニストのヨダエリさんがアドバイス。20代の時に比べるとすごく疲れやすくなった20代の時に比べるとすごく疲れやすくなった自分に悲しくなっています。朝も起きられないし、日中外回りをした日にはもう夕方ごろに限界が。飲み会も行きたい気持ちは山々なのですが体力がどうしてもついていきません……。以前は週末もアクティブに旅行や買い物をしていましたが今は家でダラダラするようになりました。こんな毎日で大丈夫なのだろうかと最近ふと不安になります。何か対処法はありますか?(営業職/30代)大丈夫です。20代の頃と比べて体力が衰えていくのは人として当たり前!不安にならなくてヨシ!と、ただ言うだけでは説得力がないので調べてみました(笑)。スポーツ庁が6歳から79歳の男女を対象に実施した「令和4年度体力・運動能力調査」によると、男子は高校生、女子は中学生の頃に体力や運動力(握力を除く)はピークに達し、以後は加齢に伴い直線的に下降するそうです(※1)。女子は中学生がピーク!?とビックリしますが、実際、体操などではそれくらいの年代の選手は珍しくないですよね。一方、チームスポーツの選手のピークは20代後半など、もっと後の年代であることが多い。これは、体力や運動能力だけではチームに貢献できないからだと思います。コミュニケーション能力、全体を俯瞰する力、瞬時の判断力など、知力を駆使しつつ経験を重ねることで得られる力が必要となるからではないかと。同じことが、仕事にも言えると思います。20代、30代、40代と歳を重ねるにつれ、体力は衰えます。たくさんの仕事量をこなすのは難しくなり、疲れやすくなり、回復しにくくなります。でも一方で、経験値を上げることはできます!失敗して教訓を得たり、何かに挑戦してああでもないこうでもないと試行錯誤して最後には手応えを得たり。時間と労力を使ったからこそ得られるものがある。人間はロボットではないので経年劣化しても交換できない部品はあるけれど、交換できないからこそ、積み重ね、深めることもできる。なので、体力が落ちた……と不安にならなくても大丈夫。それよりも、年を重ねた時に「それなりに経験は積んだ」「たくさん失敗したけど、たくさん学んだ」と言える人になろうじゃありませんか!そのために、仕事でただ言われたことだけをするのではなく、手間と勇気を出し惜しみしないことをおすすめします。といっても大層なことではなく、例えば、誰もやろうとしない作業を「私やりましょうか」と手を挙げてみる。仕事できるけどなんか怖そう……と思っていた同僚に自分から話しかけてみる、などなど。どう転がっても、何かしら得るものがあるはずです。もちろん、並行して体力づくりのために何かするのもいいと思います。ジムに行く、スポーツをする、それが向いてないなら買い物に出かけた日はなるべくたくさん歩く、階段を使う、などなど。と同時に、ダラダラもしましょう!日本では土日もほとんどの店が朝から晩まで開いているからか、「ずっと家で過ごすのはよくない」と無意識に感じやすい気がしますが、休息日は必要。私は「土日のうち1日はなるべく家から出ずダラダラする」と決めてから心身共に調子がよくなりました。体力の温存も大事。SMTOWN(K-POPのライブイベント)で約7時間踊りまくっていたら翌日の月曜に疲れて仕事にならなかった……という経験をして以来、仕事がある日の前日に開催される長時間イベントでは、あえて座る時間を作っています。これも社会人のたしなみです(泣笑)。Point.・20代の頃と比べて体力が落ちていくのは、人として自然なこと・体力がピークに達した時に、いい仕事ができるわけではない・手間と勇気を惜しまず経験値を上げていけば、体力が落ちても大丈夫・自分に合った体力づくりもしつつ、休息日は存分にダラダラしよう(文:ヨダエリ、イラスト:黒猫まな子)【参考文献】(※1)「令和4年度体力・運動能力調査」
2023年12月19日今週の星(6月5日~11日)からのメッセージ空気がふわっと変わる週よ。月曜日の夜に「愛と美の星」金星が獅子座に入るわ。恥ずかしがらずに堂々と自己表現していきたいわ。好きなものを好きと言うことで運気がアップよ。華やかなメイクやファッションも気分を上げてくれそうよ。日曜日には、「知性とコミュニケーションの星」水星が双子座に入るわ。水星は双子座で本領を発揮するの。知的な活動に星の応援が出てくるわ。好奇心を大切に、フットワークよく、やりたいことをやってみるのがおすすめよ。おしゃべりや発信もラッキーアクションよ。一方で、月は満月を過ぎて少しずつ欠けていくわ。ここまで成し遂げたことを、周囲にアピールするのにいい時期よ。やってきたことを人や社会と共有して、何かの役に立てることを意識してみてね。人との縁も生まれやすい時期よ。苦手だと感じている人とも仲良くなれるチャンスだわ。意外な魅力を発見できるかもしれないわ。牡牛座 理想のワークライフバランスを追求していくワークライフバランスがテーマになってきそうよ。そのために働き方改革の必要を感じる人もいるかもしれないわ。理想を叶えるのは簡単ではなさそうだけれど、あきらめることなく今の自分にとってベストな働き方を目指していきたいわ。家族に対しても愛情が高まるときよ。何かにつけて世話を焼きたくなるかもしれないわ。ただし、やり過ぎには気をつけたいわ。家事の効率化などは、お金で解決できることもありそうよ。マダムから一言「カードのお告げ」ユーモアの精神を忘れないようにしましょうホッと一息ドリンクライムジュースプロフィールヴェルベーヌひろこ生い立ち、年齢、経歴不詳。流転の人生の末、横浜某所の古書店主にたどり着く。その傍ら、当たると評判の占い目当てに訪れる客たちをひっそりと鑑定している。鑑定:目黒アンジェリカ・ジューヨンTwitter:@meguroangelica()HP:目黒アンジェリカ()(企画:有限会社クレア、イラスト:村澤 綾香)
2023年06月05日農業関連メーカーの大成農材株式会社(代表:杉浦 朗、本社:広島県広島市)では、社内環境と生産性の改善を推し進めています。2022年9月の本社オフィスフロア全面改装をきっかけに、書棚スペースを約65%削減、ペーパーレス化によるオフィスのスリム化を図りました。更に、従来紙で配布していた会議資料の電子化を徹底し、2023年4月より会議全体の85%以上で紙資料を撤廃し1,000枚/月の紙削減に成功しました。【オフィスのリフォームによるワークスタイル変革 ペーパーレス化の成果】大成農材株式会社は2015年5月に3代目である杉浦 朗が29歳の若さで社長に就任以降、ワークライフバランスや健康管理を重視した様々な新制度の導入や、組織改革による業務の効率化など、様々な社内制度の改革を行ってきました。2019年より、ペーパーレス化に着手、販売・会計管理システムと社内グループウェアを導入し、紙の台帳管理から脱却することで、過去の実績確認や現在の状況把握・分析などの業務効率が改善され、社内でのスケジュール共有・報連相や文書管理など各種共有管理などの業務も大幅に効率アップさせました。2022年には5月、9月と2度にわたり、本社オフィスの全面リフォームを実施。オフィス内に点在した書類等に対し、集約・電子化・廃棄を徹底、不要な棚やデスクを徹底的に処分することで、リフォーム前と比較して書棚スペースを約65%削減することに成功しました。オフィスのスリム化を図る中で、フリーアドレス制を導入、オフィス内のコミュニケーションも活性化され、明るく働きやすい、快適な空間を実現することができました。これを機に、社内会議もWeb利用を加速させ、2023年4月より、全社内会議の資料について85%にあたる紙資料の利用を廃止(電子データとWeb会議の活用)し、1,000枚/月程度の紙削減の実現に成功すると同時に、遠隔地の事業所とのコミュニケーションも円滑になりました。また、会議資料や議事録などの書類をファイリングして保管する場所が不要となることで、スリムなオフィスの維持に寄与しています。【DX(デジタルトランスフォーメーション)に必須なペーパーレス化への取り組み】近年、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉が盛んに叫ばれています。DXとは、企業が、デジタル技術を活用し、業務改善や、製品・サービス、ビジネスモデルそのものを変革させ、企業の優位性を高めることを意味します。製品・サービスや業務のデジタル化が進む中で、ペーパーレス化は必須事項です。ペーパーレス化を推進するために、1998年に「電子帳簿保存法」や2004年に「e-文書法」が施行され、法律が整備されました。しかしながら、総務省が発表した令和4年版「情報通信白書」によると、DXに関する取り組みを進めている企業の割合は、米国企業は約79%であるのに対し、日本企業は約56%となっており、人材不足やデジタル技術の知識・リテラシー不足、アナログな文化・価値観の定着等、デジタル化を進める上で多くの課題・障壁を抱えていることがわかります。(※画像引用)総務省|令和4年版 情報通信白書|デジタル化を進める上での課題や障壁(国別)総務省:デジタル化を進める上での課題や障壁(国別)文書管理のルールにおいて、会社で定められた規定や習慣が紙を基準に考えられていたり、紙を使った業務に慣れている従業員が多い場合、ペーパーレス化が負担となる場合もありますが、大成農材の場合、オフィスのリフォーム以前より、社内制度の改革が何度も行われていたことから、大規模なペーパーレス化への取り組みもスムーズに受け入れられたと考えられます。【大成農材の制度改革】2020年頃から、ワークライフバランスや健康管理を重視し、「一人でも多くの社員が大成農材で働いていてよかったと思える職場づくり」という方針の下、会社制度の改革に着手しました。小さな変更を積み重ねることで、大きな変革を受け入れる下地ができ、社員一人一人の改革に対する前向きな受け入れ態勢を整えることにつながりました。(※表:杉浦朗が代表に就任して以降実施した社内制度改革)社内制度改革変遷【今後の展開】これまでの取り組みにより、非常に快適で働きやすい環境を構築することができ、またシステム導入やWeb化を進める事で、多様な働き方への選択肢や、社内の業務効率が改善し、コミュニケーションも活性化され、新たな業務への気づきや社員の意識・行動の変化が生まれました。DXをさらに加速すべく、2023年4月にバックオフィスリプレイスプロジェクトチーム(プロジェクトチーム:以下 PT)を発足しました。PTでは「生産性」「コスト」「属人化」「ミス」に着眼し、より一層の【ワークスタイル変革】【ペーパーレス化】に取り組んで参ります。【会社概要】名称 : 大成農材株式会社所在地: 〒730-0017 広島県広島市中区鉄砲町7-8URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月18日PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社、代表取締役社長 兼 CEO得丸 博充)は、2022年10月5日(水)~10月6日(木)の2日間、20~79歳の男女を対象に「くらしの総決算2022」をインターネットリサーチで実施し、2,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました。 (調査協力会社:ネットエイジア株式会社)「くらしの総決算」が、皆さまにとって、今年の生活全般を振り返る機会や、来年より良い生活を送るためのヒントになれば幸いです。[アンケート調査結果]第1章:2022年のくらしを振り返り■2022年の総決算 今年1年を100点満点で評価、全体の平均は61点で2021年より5点アップ!20~79歳の男女2,000名(全回答者)に、2022年を100点満点で評価すると何点か質問しました。「50点台」(22.0%)に最も多くの回答が集まったほか、「60点台」(12.3%)や「70点台」(15.1%)、「80点台」(19.2%)にも10%超の回答が集まり、平均は61.3点でした。また、『80点以上』と高得点を付けた割合は32.2%となりました。昨年の調査結果と比較すると、2021年56.4点→2022年61.3点と、平均が4.9点上昇しました。2021年対比でみると、男女とも20代で平均点の上昇幅が最も大きくなりました。20代の結果を男女別にみると、男性で9.7点の上昇(2021年52.6点→2022年62.3点)、女性では8.8点の上昇(2021年55.3点→2022年64.1点)となりました。男女・年代別にみると、『80点以上』と回答した人の割合が、60代・70代男性(36.0%)で最も高く、次いで20代女性と30代女性(いずれも35.5%)が高い結果でした。高得点と評価した人の中には、平穏無事に過ごせた人、願いや希望が叶い幸福感を得られた人、子や孫が生まれた人、努力の成果や自身の頑張りに納得できた人が多いようです。一方、『50点未満』と回答した人の割合をみると、50代男性(24.5%)が最も高く、次いで30代男性(22.5%)、40代女性(20.5%)が続きました。低得点と評価した人の中には、コロナ禍で経済的な影響を受けた人、金銭面や健康面で辛い経験をした人、仕事やプライベートが期待通りに運ばなかった人が多いようです。■今年、個人的にうれしかったこと 1位「旅行に行けた」2位「子どもを授かった」3位「健康でいられた」■今年、世の中の出来事でうれしかったこと 1位「新型コロナ流行が沈静化」2位「大谷 翔平がメジャーリーグで活躍」3位「村上 宗隆が56号ホームラン・三冠王達成」■今年、実現した目標 1位「旅行」2位「就職・転職」3位「ダイエット」次に、全回答者(2,000名)に、今年の出来事について質問しました。【2022年、個人的にうれしかったこと】1位は「旅行に行けた」でした。新型コロナウイルス感染症対策の行動制限が全国的に緩和され、念願だった旅行に行くことができて、旅情や風光明媚な景観、旅グルメを久しぶりに満喫したという人が多いのではないでしょうか。次いで、2位「子どもを授かった」、3位「健康でいられた」、4位「子どもの成長を感じた」「就職・転職した」となりました。【2022年、世の中の出来事でうれしかったこと】1位「新型コロナ流行が沈静化」、2位「大谷 翔平がメジャーリーグで活躍」、3位「村上 宗隆が56号ホームラン・三冠王達成」、4位「新型コロナ関連の制限緩和」、5位「オリックス・バファローズがパ・リーグ優勝」となりました。新型コロナ関連以外では、メジャーリーグやプロ野球での活躍・偉業が上位に挙がりました。大谷 翔平選手や村上 宗隆選手の歴史的偉業達成の瞬間には、日本中が驚きとともに歓喜や感動に包まれたのではないでしょうか。【2022年、実現した目標】1位「旅行」、2位「就職・転職」、3位「ダイエット」、4位「健康維持・健康づくり」、5位「資格取得」でした。2021年の調査結果と比較すると、「旅行」は5位から順位を大きく上げ2022年は1位でした。■今年、仕事で起こった変化 20代では3人に1人、30代では4人に1人が「給料が増えた」就業者(1,482名)に、今年1年、仕事でどのような変化があったか聞いたところ、「給料が増えた」(21.0%)が最も高く、「給料が減った」(14.7%)、「ワークライフバランスが改善した」(11.6%)、「ボーナスが減った」(9.6%)、「ボーナスが増えた」(8.2%)が続きました。年代別にみると、20代と30代の7人に1人が「ワークライフバランスが改善した」と回答。コロナ禍以降、テレワークの普及など働き方の多様化が進み、ワークスタイルの選択肢が増えたことで、ワークライフバランスが良くなったと感じている若年層が多いのではないでしょうか。また、「給料が増えた」と回答した20代・30代も多く、全体と比べて5ポイント以上高くなりました(20代31.3%、30代26.3%)。職業別にみると、公務員・団体職員の18.9%が「ワークライフバランスが改善した」と回答し、他の層と比べて高くなりました。今年1年を100点満点で評価した得点の状況別にみると、「給料が減った」(低得点層25.6%、中得点層14.8%、高得点層9.1%)や「ワークライフバランスが悪化した」(低得点層18.6%、中得点層7.5%、高得点層2.7%)は低い点数を付けた人ほど高くなりました。収入減やワークライフバランスの悪化が、生活満足度を下げている結果となりました。■今年のくらしを明るくしてくれた芸能人 「明石家 さんまさん」が2年連続1位、2位は「錦鯉」■今年のくらしを明るくしてくれたスポーツ選手 「大谷 翔平さん」が2年連続ダントツ1位全回答者(2,000名)に、今年のくらしを明るくしてくれた有名人とアニメ・漫画のキャラクターを聞きました。【芸能人】2年連続で「明石家 さんまさん」が1位となり、2位「錦鯉」、3位「サンドウィッチマン」、4位「Snow Man」、5位「川島 明さん」と続きました。挙げた理由をみると、1位の明石家 さんまさんについては「いつも笑わせてくれ、気持ちが前向きになれる」(40代女性)や「見ているだけで明るくなれる」(50代女性)、「いつも明るくて面白い」(70代男性)など、元気をもらえたことで気持ちやくらしが明るくなったという実感が多く挙げられました。2位の錦鯉については「売れない時代が長く続いても諦めずに頑張って花を咲かせた」(40代女性)や「長年苦労しており、元気をもらえた」(50代女性)など、長い下積み時代を経てブレイクした姿に励まされたといった回答がありました。【スポーツ選手】2年連続で「大谷 翔平さん」がダントツとなり、2位「村上 宗隆さん」、3位「羽生 結弦さん」、4位「井上 尚弥さん」「久保 建英さん」と続きました。挙げた理由をみると、1位の大谷 翔平さんについては「大リーグでの活躍に、同じ日本人としてワクワクした」(30代男性)や「いつでもチャレンジしている姿を見て前向きになれた」(30代女性)、「たくさんの活躍でワクワクをもらえた」(60代女性)など、メジャーリーグの舞台で活躍している姿やチャレンジを続ける姿に元気やワクワクをもらえたという回答が多数みられました。2位の村上 宗隆さんについては「チームのリーグ優勝に貢献し、三冠王も獲得した。同年代で、見ていて元気をもらえる」(20代男性)や「プレッシャーをはねのけ、頑張ってホームランを打ち続けた」(50代女性)、「大記録達成に向けて毎日ドキドキさせてくれた」(20代女性)など、史上最年少での三冠王獲得に感動をもらったという回答がありました。■今年のくらしを明るくしてくれたアニメ・漫画のキャラクター 1位「アーニャ・フォージャー」2位「モンキー・D・ルフィ」3位「ちいかわ」【アニメ・漫画のキャラクター】1位「アーニャ・フォージャー(SPY×FAMILY)」、2位「モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)」、3位「ちいかわ(ちいかわ)」、4位「ドラえもん(ドラえもん)」、5位「スヌーピー(PEANUTS スヌーピー)」「フグ田サザエ(サザエさん)」「江戸川コナン(名探偵コナン)」となりました。挙げた理由をみると、1位のアーニャ・フォージャーについては「見ているとかわいいし、元気が出た」(20代女性)、「かわいくて癒された」(20代男性)など、愛らしい姿に元気づけられたという回答や、癒されたという回答が多数みられました。2位のモンキー・D・ルフィについては「見ていると悩みを忘れさせてくれる」(20代女性)や「元気にさせてくれるセリフが多い」(50代女性)、「揺るがない信念が見ていて気持ち良い」(30代女性)など、ルフィの明るく真っ直ぐなところに励ましや活力をもらったという回答がありました。また、3位のちいかわについては「かわいくて元気をもらえる」(40代女性)や「癒される」(20代男性)、「ただただ、かわいい」(30代女性)など、キャラクターのかわいさに和んだという回答がありました。第2章:2022年のお財布事情を振り返り■2022年のお財布事情を表す漢字1字 1位「減」2位「無」3位「貧」今年1年のお財布事情について質問しました。全回答者(2,000名)に、今年1年の“お財布事情”を表す漢字(1字)を聞いたところ、1位「減」、2位「無」、3位「貧」、4位「苦」、5位「普」となりました。挙げた理由をみると、1位の「減」については「値上げばかりでお金がどんどん減った」(60代女性)や「収入減と物価高のダブルパンチ」(60代女性)、「収入が減った」(30代女性)、「物価の上がり幅が大きく、家計支出が多くなり、おこづかいが減った」(60代男性)など、相次ぐ値上げや物価上昇の影響、おこづかいや収入の減少に関する回答が多数挙げられました。2位の「無」については「お金が足りない」(20代男性)や「お金が貯まらない」(50代男性)、「お金がどんどんなくなった」(30代男性)、3位の「貧」については「収入が激減した」(70代男性)や「家計状態が悪くなった」(60代男性)、「お金の面で我慢することが多かった」(20代女性)など、金銭面で余裕がない1年だったと実感している回答がありました。男女別にみると、男性では1位「無」、2位「貧」、3位「減」、女性では1位「減」、2位「貧」、3位「苦」となりました。■普段、お財布に入っているお金の平均は14,980円、近畿男性が21,610円と突出■20代の半数以上が「普段、お財布に入っているお金は10,000円未満」と回答今年1年のお財布事情について質問しました。全回答者(2,000名)に、普段、お財布にいくらくらい入れているか聞いたところ、「10,000円~15,000円未満」(26.1%)に最も多くの回答が集まり、平均は14,980円でした。また、『10,000円未満』の割合は39.7%、『20,000円以上』の割合は29.8%となりました。年代別にみると、『10,000円未満』の割合は、30代以上(30代42.4%、40代39.2%、50代34.5%、60代・70代29.4%)では半数を下回ったのに対し、20代(53.6%)では半数を超えました。他方、『20,000円以上』の割合は、20代(19.8%)では2割にとどまり、60代・70代(39.5%)と比べて約20ポイントの差が開きました。昨年の調査結果と比較すると、お財布に入れているお金の平均は、2021年14,250円→2022年14,980円と730円の増加となりました。男女・エリア別にみると、お財布に入れているお金の平均は、近畿の男性(21,610円)が突出しており、全体(14,980円)と比べて6,630円高くなりました。■普段、お財布に入っていれば安心できるお金の平均は18,540円と、実際に持ち歩くお金よりも高額20代男性の6人に1人が「3,000円未満」と回答、理由は「基本、キャッシュレス決済」では、お財布に入っていれば安心できるお金について、いくらくらいをイメージしている人が多いのでしょうか。全回答者(2,000名)に、普段、お財布にいくらくらい入っていれば安心か聞いたところ、「10,000円~15,000円未満」(30.3%)に最も多くの回答が集まったほか、「5,000円~10,000円未満」(17.2%)や「20,000円~30,000円未満」(14.1%)などの回答もみられ、平均は18,540円でした。また、『3,000円未満』の割合は9.2%となりました。“普段、お財布に入れているお金の平均”(14,980円)と比較すると、“普段、お財布に入っていれば安心できるお金の平均”(18,540円)のほうが3,560円高くなりました。男女・年代別にみると、『3,000円未満』と回答した人の割合は、20代男性(17.5%)が最も高くなり、20代女性(13.0%)、30代男性(12.0%)が続きました。『3,000円未満』で安心と回答した理由をみると、20代男性では「基本、キャッシュレス決済」や「キャッシュレス派なので現金を持ち歩かない」、「普段、電子マネーを使用する」、20代女性では「ほとんどキャッシュレス決済」や「スマホやカードがあれば現金を使うことがあまりない」、30代男性では「コード決済とクレジットカードで十分」や「電子決済をメインに使っている」など、キャッシュレス決済の浸透がうかがえる回答が多数挙げられました。■今年、お金をかけたことで人生満足度が上がったもの 「旅行」がダントツ、2位「家電」3位「車」かけた金額の平均は「旅行・14万円」、「家電・29万円」、「車・352万円」全回答者(2,000名)に、今年、お金をかけたことで人生の満足度が上がったものを聞いたところ、「旅行」がダントツとなりました。旅行先で美しい景色を堪能したり、観光スポットを楽しんだり、美味しいものに舌鼓を打ったりして、充実した時間を過ごせた人が多いのではないでしょうか。次いで、2位「家電」、3位「車」、4位「洋服」、5位「食事」となりました。かけた金額の平均をみると、1位の「旅行」は140,683円、2位の「家電」は294,115円、3位の「車」は3,515,317円、4位の「洋服」は62,579円、5位の「食事」は31,965円でした。■値上げラッシュが家計を直撃! 「今年、値上げの影響を実感した」80%値上げの影響を実感したもの 1位「食費」2位「水道光熱費」3位「日用品費」全回答者(2,000名)に、今年、家計において値上げの影響を実感したか聞いたところ、「実感した」は79.8%、「実感しなかった」は20.2%と、大多数の人が値上げの影響で家計にしわ寄せが来ていると感じていることがわかりました。性年代別にみると、値上げの影響を実感した人の割合は、男女とも60代・70代が最も高くなり、男性では89.5%、女性では91.0%でした。今年、家計において値上げの影響を実感した人(1,597名)に、値上げの影響を実感したものを聞いたところ、「食費(外食費、酒代含む)」(78.0%)がダントツとなりました。現在、急激な円安の進行や原材料・エネルギー価格の高騰などの影響で、値上げラッシュが続いています。小売店や飲食店の利用の際に、食費増加による家計圧迫を実感している人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「水道光熱費」(52.6%)、「日用品費(シャンプー、ティッシュペーパーなど)」(39.4%)、「交通費」(13.2%)、「通信費」(8.1%)でした。■「今年、家計を見直した」昨年調査から8ポイント上昇し58%家計で見直したものTOP3は「食費」「通信費」「水道光熱費」続いて、家計について質問しました。全回答者(2,000名)に、今年、家計を見直したか聞いたところ、「見直した」は58.3%、「見直さなかった」は41.7%となりました。昨年の調査結果と比較すると、家計を見直した人の割合は、2021年50.4%→2022年58.3%と、7.9ポイント上昇しました。男女・年代別にみると、家計を見直した人の割合は、男性では20代(2021年48.0%→2022年60.5%、12.5ポイント上昇)、女性では30代(2021年54.0%→2022年69.5%、15.5ポイント上昇)で上昇幅が最も大きくなりました。今年、家計を見直した人(1,167名)に、何を見直したか聞いたところ、「食費(外食費、酒代含む)」(47.0%)が最も高くなり、「通信費」(34.2%)、「水道光熱費」(23.9%)、「日用品費(シャンプー、ティッシュペーパーなど)」(21.7%)、「被服費(アクセサリー含む)」(19.0%)が続きました。■来年、節約したいものTOP3は「食費」「水道光熱費」「日用品費」全回答者(2,000名)に、来年、節約したいものを聞いたところ、「食費(外食費、酒代含む)」(40.8%)が最も高くなりました。家計の防衛策として、できる範囲で食費の節約に取り組みたいと考えている人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「水道光熱費」(31.9%)、「日用品費(シャンプー、ティッシュペーパーなど)」(22.1%)、「通信費」(17.5%)、「被服費(アクセサリー含む)」(15.2%)でした。性年代別にみると、30代女性では「食費(外食費、酒代含む)」(54.5%)と「日用品費(シャンプー、ティッシュペーパーなど)」(35.0%)が全体と比べて10ポイント以上高くなりました。第3章:来年の予想と目標■来年、実現したい目標 1位「旅行」2位「ダイエット」3位「貯蓄」来年の目標や予想について質問しました。全回答者(2,000名)に、来年、実現したい目標を聞いたところ、1位「旅行」、2位「ダイエット」、3位「貯蓄」、4位「健康維持・健康づくり」、5位「就職・転職」となりました。男女別にみると、男女とも「旅行」が1位となり、男性では2位「貯蓄」、3位「健康維持・健康づくり」、女性では2位「ダイエット」、3位「貯蓄」でした。性年代別に1位をみると、男性では20代は「就職・転職」、30代は「貯蓄」、40代は「健康維持・健康づくり」、50代と60代・70代は「旅行」でした。他方、女性では20代は「結婚」「就職・転職」「貯蓄」、30代と40代は「ダイエット」、50代と60代・70代は「旅行」でした。■「来年は今年より家族や友人との人間関係が良くなると思う」20代女性の57%全回答者(2,000名)に、自身の健康状態やマネー事情、人間関係について、来年は、今年よりどのくらい良くなると思うか質問しました。【健康状態】「非常に良くなると思う」が6.8%、「やや良くなると思う」が22.0%で、合計した『良くなると思う』は28.7%でした。「全く良くなると思わない」が5.5%、「あまり良くなると思わない」が16.2%で、合計した『良くなると思わない』は21.6%となりました。【マネー事情(お金の使い方・貯め方など)】『良くなると思う』は26.7%、『良くなると思わない』は33.0%となりました。性年代別にみると、健康状態が良くなると予想する人の割合が最も高くなったのは20代女性と30代女性(いずれも41.5%)、マネー事情が良くなると予想する人の割合が最も高くなったのは20代女性(44.5%)でした。若年層の女性には、健康面や金銭面で明るい見通しを持っている人が多いようです。【自身の家族や友人との人間関係】『良くなると思う』は36.8%、『良くなると思わない』は10.4%となりました。性年代別にみると、『良くなると思う』と回答した人の割合は、20代女性(56.5%)が最も高く、半数を超えました。20代女性には、身近な人とのコミュニケーション頻度を向上させることや、大切な人との関係を深めることに、期待感や前向きな思いを抱いている人が多いのではないでしょうか。■2023年のトレンドワードになると思うもの TOP5は「値上げ」「円安」「コロナ第8波・第9波」「ノーマスク」「コロナ収束」30代女性の5人に1人が「産後パパ育休」、30代男性の5人に1人が「メタバース」と予想最後に、来年のトレンドについて質問しました。全回答者(2,000名)に、来年のトレンドワードになると思うものを聞いたところ、「値上げ」(39.4%)が最も高くなりました。今年続いた値上げラッシュが来年も継続すると予想する人が多いようです。次いで高くなったのは、「円安」(28.9%)、「コロナ第8波・第9波」(23.5%)、「ノーマスク」(19.5%)、「コロナ収束」(18.3%)と、コロナ関連ワードが上位に複数挙がりました。性年代別にみると、30代女性では「産後パパ育休(子どもが生まれてから8週間までの間に合計4週間の育休を男性が取得できる制度)」(20.0%)、60代・70代女性では「オミクロン株対応ワクチン」(31.0%)が全体と比べて10ポイント以上高くなりました。また、20代女性・30代女性では「ノーマスク」(順に24.5%、25.5%)と「SDGs」(23.0%、25.0%)、30代男性では「メタバース」(19.0%)が全体と比べて5ポイント以上高くなりました。今年1年を100点満点で評価した得点の状況別にみると、「ノーマスク」(低得点層13.7%、中得点層20.1%、高得点層21.8%)や「コロナ収束」(低得点層12.4%、中得点層18.2%、高得点層21.8%)は高得点層ほど高くなりました。今年1年に高得点を付けた人は、来年はコロナ禍が落ち着きを見せ、マスクなしの生活に戻ることを期待する人が多いのかもしれません。※調査結果全文は、添付のPDFファイルよりご覧いただけます。■調査概要■調査タイトル:くらしの総決算2022調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする全国の20~79歳の男女調査期間:2022年10月5日~10月6日調査方法:インターネット調査調査地域:全国有効回答数:2,000サンプル(有効回答から性別×年代区分が均等になるように抽出) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月05日法人会員向けに与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本 太一、以下 リスモン)は、第1回「コミュニケーション不足に関する影響」調査結果を発表いたしました。今回の調査において、コミュニケーション不足によって業務に「支障あり」と回答した人は8割以上を占めました。「40代以上」、「大企業」、「管理職」、「テレワーク実施者」において、業務に支障をきたしやすい傾向が表れており、業務支障の内容としては、「情報共有不備」に関する支障が7割以上という回答結果から、多くの企業でコミュニケーション不足に起因する業務の支障が発生し、課題となっていることが浮き彫りとなっています。その中で、「対面」によるコミュニケーションは、その頻度が高いほどイメージや細かいニュアンスを共有する手段として優れていると考えられます。しかしながら、コロナ禍を機にテレワークが普及し、企業側としても経営効率化や社員のワークライフバランス向上の一環としてテレワークを推進しようとする昨今において、「対面」のみに頼ったコミュニケーション様式には限界があると言えます。新しい働き方でも最大の効率を生み出すために、テレワーク時においても効果的なコミュニケーションを図るための工夫やルール作りに努めていくことが求められているのではないでしょうか。▼本調査の結果は以下掲載サイトでもご覧いただけます。 ▼動画版はこちら「YouTube リスモンちゃんねる」 [調査結果](1) コミュニケーション不足によって自身の業務に支障をきたしていますか?コミュニケーション不足による業務の支障の有無について調査を行ったところ、「支障あり」(回答率 84.1%)が、「支障なし」(同15.9%)を大きく上回り、8割以上がコミュニケーション不足によって業務に支障が生じていることがわかりました。(図表A)世代別では、「支障あり」と回答した割合は「40代」(同87.5%)が最も高く、「20代」(同79.5%)より8ポイント高い結果となりました。年齢が高いほどコミュニケーション不足によって業務に支障が生じている傾向がうかがえます。企業規模別では、「大企業」(同12.9%)、「中小企業」(同17.0%)、「零細企業」(同26.0%)と企業規模が小さくなるにつれて「支障なし」の割合が高まる傾向がみられ、企業規模が小さい方がコミュニケーション不足による支障が生じにくい状態にあることが表れています。役職別では、「管理職」の9割以上が「支障あり」(同94.6%)と回答しており、「一般社員」(同84.7%)、「役員」(同84.2%)に比べて高い結果となりました。管理職においては、上司や部下のみでなく、他部署との連携を図る機会も多く、コミュニケーション範囲が広いことがその要因として考えられます。テレワーク実施有無別における「支障あり」の割合は、「テレワーク実施者」(同90.5%)が「テレワーク未実施者」(同81.4%)に比べて9.1ポイント高い結果となっています。(図表B)図表A図表B(2) コミュニケーション不足によって自身の業務にどのような支障が生じましたか?(1)にてコミュニケーション不足によって業務に「支障あり」と回答した人に対して、どのような業務の支障が生じたのか調査したところ、「情報共有不備」(回答率 75.3%)と回答した人が最も多く、全ての属性で最多の回答を占めました。次いで、「業務の引継ぎやスキル・技術の継承」(同35.4%)、「業務の相談・質問不足」(同34.9%)となりました。企業規模別では、「情報共有不備」、「業務の相談・質問不足」、「仕事の方向性に関する認識の不一致」において、企業規模が大きくなるほど回答割合が高まる結果となっており、特に「情報共有不備」(大企業80.6%、中小企業71.4%、零細企業59.7%)においては、大企業と零細企業の回答率に20ポイント以上の差が生じていることから、従業員数が多いことが情報共有の不備を生じやすくしている要因の一つになっていると考えられます。図表C(3) テレワークの実施状況及びコミュニケーションのきっかけとして最も望ましい手段についてテレワークの実施有無について調査を行ったところ、「テレワーク未実施」(回答率67.6%)が「テレワーク実施」(同32.4%)を大きく上回りました。企業別にみると、「テレワーク実施」は、「大企業」(同38.6%)、「中小企業」(同28.1%)、「零細企業」(同13.0%)の順に高い結果となっており、企業規模が大きいほど、テレワークの導入が進んでいる状況となっています。「大企業」よりも「零細企業」の方が、コミュニケーション不足に起因する業務の支障が発生しにくい背景には、少人数によるコミュニケーションの取りやすさに加え、テレワークの普及が進んでいないことがその要因として考えられます。(図表D)コミュニケーションのきっかけとして最も望ましい手段について調査を行ったところ、「対面」(同54.5%)が5割を超え、次いで「チャット」(同17.0%)、「メール」(同16.8%)、「電話、オンライン通話」(同11.8%)の順となりました。企業規模別においては、「対面」がすべての区分で1位となった一方で、各区分の2位項目としては、「大企業」では「メール」(同20.1%)、「中小企業」では「チャット」(同20.6%)、「零細企業」では「電話、オンライン通話」(同16.3%)と差がみられました。テレワーク実施有無別では、「テレワーク実施」において「チャット」(同35.7%)が1位となり、「テレワーク未実施」(同8.9%)に比べて26.8ポイント高い結果となりました。「テレワーク未実施」においては、「対面」(同66.9%)が6割以上を占めて1位となり、「テレワーク実施」(同25.7%)に比べて41.2ポイント高い結果となっています。働き方の違いによって、望ましいと考えるコミュニケーション手段に差が生じていることがうかがえます。(図表E)図表D図表E[総評]コロナ禍でテレワークが普及し、職場でのコミュニケーション様式が変化する中、コミュニケーション不足が業務に与える影響について、リスクモンスターが独自に調査(2022年7月28日~8月1日実施)を行ったところ、800人から回答が得られました。今回の調査において、コミュニケーション不足によって業務に「支障あり」と回答した人は8割以上を占めました。「40代以上」、「大企業」、「管理職」、「テレワーク実施者」において、業務に支障をきたしやすい傾向が表れており、業務支障の内容としては、「情報共有不備」に関する支障が7割以上で生じています。特に企業規模が大きいほど「情報の共有」や「認識の統一」に関する不備が生じる傾向にあり、従業員数が多いことが影響していると考えられます。働き方の変化がコミュニケーション様式と業務支障に及ぼす影響を捉えるべく、テレワーク普及状況を調査したところ、「大企業」の4割弱でテレワークが導入されているのに対し、「零細企業」では1割強に留まっており、企業規模が大きいほど導入が進んでいることがわかります。また、「テレワーク未実施者」においては、「対面によるコミュニケーションが最も望ましい」と捉えている割合が圧倒的に高いことが明らかとなりました。「大企業」よりも「零細企業」の方が、コミュニケーション不足に起因する業務の支障が発生しにくい背景には、少人数によるコミュニケーションの取りやすさに加え、テレワークの普及が進んでいないことが要因として挙げられます。今回の調査結果によれば、多くの企業でコミュニケーション不足に起因する業務の支障が発生し、課題となっていることが浮き彫りとなっています。またその中で、「対面」によるコミュニケーションは、その頻度が高いほどコミュニケーション不足に起因する業務の支障を発生させにくい傾向があり、イメージや細かいニュアンスを共有する手段として優れていると考えられます。しかしながら、コロナ禍を機にテレワークが普及し、企業側としても経営効率化や社員のワークライフバランス向上の一環としてテレワークを推進しようとする昨今において、「対面」のみに頼ったコミュニケーション様式には限界があると言えます。新しい働き方でも最大の効率を生み出すために、テレワーク時においても効果的なコミュニケーションを図るための工夫やルール作りに努めていくことが求められているのではないでしょうか。※ 本編は以下掲載サイトでもご覧いただけます。 ■リスモン調べ動画今回発表の「コミュニケーション不足に関する影響」はYouTubeの「リスモンちゃんねる」でもご覧いただけます。山本真由美さんら2人のコメンテーターの掛け合いをお楽しみください! リスモン調べ動画キャプチャ[実施概要]・調査名称 :第1回「コミュニケーション不足に関する影響」調査・調査方法 :インターネット調査・調査エリア:全国・期間 :2022年7月28日(木)~8月1日(月)・調査対象者:20歳から59歳の男女個人800名・有効回収数:800サンプル■リスモン調べとはリスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しております。今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。掲載サイトはこちら: ■リスモンの概要(東京証券取引所スタンダード市場上場 証券コード:3768)2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPクラウドサービス事業を開始しました。以来、法人会員向けビジネスを要として、教育関連事業(定額制の社員研修サービス「サイバックスUniv.」)やビジネスポータルサイト事業(グループウェアサービス等)、BPOサービス事業、海外事業(利墨(上海)商務信息咨詢有限公司)にサービス分野を拡大し、包括的な戦略で事業を展開しております。リスモングループ法人会員数は、2022年6月末時点で13,952(内、与信管理サービス等7,060、ビジネスポータルサイト等3,128、教育事業その他3,764)となっております。ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月15日法人向けクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本 太一、以下 リスモン)は、2022年9月27日(火)より、プロ講師が出演する動画eラーニングシリーズ(以下 セミナー講師動画シリーズ)29コースの提供を開始いたします。今回提供するeラーニングは、第一線で活躍する講師7名より提供を受け、受講者の人生設計やワークライフバランスを見直す講座や、データ分析や目標達成思考を育成する講座など、自己啓発に役立つ内容となっています。社員への定期教育を実施中または検討中の企業様において、約3,500のコンテンツを有する教育・研修サービス『サイバックスUniv.』を、ぜひご活用ください。eラーニング「50代のためのライフシフト講座」リスモンでは、様々な分野で活躍する講師陣に協力を依頼し、プロ講師の持つ専門知識、経験、ノウハウが凝縮された動画コンテンツをeラーニング化した「セミナー講師動画シリーズ」をご提供しています。今回「セミナー講師動画シリーズ」において、自身のキャリアとライフイベントの現在地を明らかにし今後の人生設計を考える「ライフシフト講座」や、デジタル化が進む現代の基礎知識として備えておくべき統計分析の基礎を解説した「統計とデータ分析キホンのキ ~最初にやること・結果で分かること~」など、多彩で豊富なeラーニングコンテンツ29コースを追加いたします。29コースは、講師陣が制作したeラーニングであり、リスモンの研修サービス『サイバックスUniv.』にて提供いたします。リスモンは、これからも様々なテーマのeラーニング制作に努め、お客様の人材育成をサポートしてまいります。■コース紹介(講座名/分類・階層)以下のコースの標準学習時間は0.5時間~1時間です。<江野本 由香氏 提供講座>20代のためのライフシフト講座/全社共通30代・40代のためのライフシフト講座/全社共通50代のためのライフシフト講座/全社共通60代のためのライフシフト講座/全社共通ざわざわ、モヤモヤする心の整え方/全社共通子育て期、介護期のワークライフバランス講座/全社共通時短勤務者のための働き方講座/全社共通イクボス講座 ~子育て中メンバーのマネジメント~/管理職年の離れた部下のマネジメントで知っておきたいこと/管理職<ヨシダ ヨウコ氏 提供講座>【正しい休み方】マインドフルネスでココロの休養を/新入社員・内定者【正しい休み方】睡眠のとり方で変わるwell being的 パフォーマンスアップ/新入社員・内定者<戸枝 明氏 提供講座>女性の活躍を一層推進する研修(前編・後編)/管理職パワーハラスメントの現場に遭遇したら(前編・後編)/管理職ハラスメント被害の相談や現場の目撃対応(前編・後編)/管理職部下のいつもと違う様子に気づいたら(前編・後編)/管理職<深澤 潔氏 提供講座>リモートワーク時代のビジネスライティング/若手社員ココに注意!他人のコンテンツ利用どこまでOK?/若手社員<渡部 幸氏 提供講座>脳の働きを活用した目標達成の手法/全社共通ウェルシーマインドによる豊かな人生への断捨離方法/全社共通3つの異なる視点を活用する目標達成・問題解決手法/若手社員<玉川 謙一郎氏 提供講座>障害者差別解消法(最新法改正版)/全社共通心理的安全な組織を創るには?~基本を学ぼう!/全社共通<日比 慶一氏 提供講座>結果は先読みできる!ゲーム理論の基礎講座/中堅社員統計とデータ分析キホンのキ ~最初にやること・結果で分かること~/中堅社員リーダーのための意思決定講座 ~合理的な直感力を身につけよう!~/管理職■画像イメージeラーニング「統計とデータ分析キホンのキ ~最初にやること・結果で分かること~」eラーニング「脳の働きを活用した目標達成の手法」■『サイバックスUniv.』とは月額66,000円(税込)~、研修ポータル・eラーニング・Webセミナーを低価格でご利用いただける会費制の研修サービスです。会員企業の利用者は、約3,500コースの豊富なラインアップから、自身にあったプログラムを随時受講できます。階層別研修だけでなく、営業・人事など職種別即戦力プログラムも充実しています。これまでにのべ1,000万回受講いただいております。(2022年8月末時点、ユーザー数×登録されたeラーニングの本数で算定)ホームページ: ■リスモンの概要(東京証券取引所スタンダード市場上場 証券コード:3768)2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来、法人会員向けビジネスを要にサービス分野を拡大し、各事業部門・子会社(与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービス)ごとに取り扱うサービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。リスモングループ法人会員数は、2022年6月末時点で13,952(内、与信管理サービス等7,060、ビジネスポータルサイト等3,128、教育事業その他3,764)となっております。ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月21日~もっと自由な時間や場所で、新しい働き方を提案~エミフィス所沢 外観イメージ株式会社西武プロパティーズ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:上野 彰久)は、シェアオフィス「emiffice(エミフィス)」 の3号物件となる「エミフィス所沢」 を、2022 年 4 月 4日(月)に、西武鉄道池袋線と新宿線の結節点である所沢駅直結の商業施設グランエミオ所沢4 階にオープンいたします。emifficeは、近年の働き方改革の推進に伴い、テレワークや都心部でのシェアオフィス需要が増加する中、通勤時間の削減やワークライフバランスの向上、仕事と子育ての両立サポートなど、働きやすい地域社会の実現を目指し、2019 年より西武鉄道沿線での展開をスタートしました。現在、練馬駅構内、大泉学園駅隣接の商業施設グランエミオ大泉学園内の施設の他、本年3月にエミフィスミニ田無の開設を予定しております。交通至便の駅立地をはじめとしたグループが保有する不動産を活用し、emiffice等の施設を通じて通勤時間の削減やワークライフバランスの向上など、働きやすい地域社会の実現を目指してまいります。今後も、サービス内容の充実を図りながら、沿線のお客さまのニーズに沿った展開を検討してまいります。エミフィス所沢の詳細は下記の通りです。「エミフィス所沢」について■施設特徴商業施設内4階にあり、明るく気軽に立ち寄れる施設となっています。施設出入口周りは、シェアオフィスでありながら、オープンテラス感が感じられるゾーンとなっており、リラックスしやすい空間となっています。施設内には、ベンチ席やカラフルなチェアなど自分の好きな場所が選べる21席のオープン席のほか、完全個室5席、半個室10席、半個室(木製ブース)2席、ヘキサゴン(間仕切り席)4席の全42席をご用意しており、各座席はソーシャルディスタンスに配慮した個室・半個室席を中心に設置します。全ての席でWeb会議可能で、15 分単位でご利用いただける従量プランでご提供いたします。集中して作業のできる扉付の半個室(木製ブース)は、西武線沿線地域の飯能市を中心に育林されている優良木材の西川材を使用し、森の中のような木の香り、温もりを感じるブースとなっています。また、ミーティングコーナーなどリモートワークや作業を快適に行っていただけるように間仕切りや席をフレキシブルに空間変更できるスペースをご用意します。エミフィス所沢 内観イメージ■オープン日時2022年4月4日(月)12時■施設概要〇事業主株式会社西武プロパティーズ〇施設名エミフィス所沢〇所在地埼玉県所沢市くすのき台1-14-5グランエミオ所沢4階〇延床面積174.12㎡(52.67坪)〇仕様完全個室5席、半個室10席、半個室(木製ブース)2席、ヘキサゴン(間仕切り席)4席、オープン席21席、ミーティングコーナー※完全個室、半個室、半個室(木製ブース)、ヘキサゴン(間仕切り席)はテレビモニターあり。〇営業時間8時~23時■SEIBU PRINCE CLUB 会員さま先行内覧について2022 年 3月31日(木)~4月3日(日)10時~17時(最終受付16時30分)※内覧ご希望の方は、3月25日(金)よりエミフィスWEBサイトのお申し込みフォームにてご予約をお願いいたします。■SEIBU Smile POINTについてご利用金額110円(税込み)で1ポイントを付与いたします。※利用月の翌月月末までに付与いたします。西武グループの会員サービス「SEIBU PRINCE CLUB」西武線沿線の駅ナカのお店や西武グループ施設などの西武プリンスクラブ加盟店でポイントが貯まるほか、さまざまな特典を取りそろえた西武グループの会員サービスです。 ■料金表料金表■施設レイアウトレイアウト個室一覧■オフィシャルサイトエミフィス所沢オフィシャルサイト エミフィスオフィシャルサイト エミフィス所沢オフィシャルサイト QRコード■詳細はPDFをご覧ください。20220322_emiffice_hp.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月22日シミュレーション、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、人工知能(AI)に関するテクノロジーをグローバルに提供するAltair(本社:米国ミシガン州、CEO:James Scapa、日本法人:東京都中央区、以下アルテア)は、サステナビリティへの取り組みに関するレポート(英語)「Altair Sustainability Report 2020」( )を発表しました。本レポートは、アルテアが取り組むSDGsに関する活動をまとめています。アルテアはピープル(People)、プロダクト(Product)、プラネット(Planet)の3つを軸にサステナビリティに取り組んでおり、レポートでは従業員に対する考え方や活動、アルテア製品が環境へ与える影響、イノベーション活動によるエネルギーコスト削減などを具体的に紹介しています。本レポートの要点は以下の通りです。● アルテアの従業員に対する考え方「多様な人材を活かす」アルテアは多様な文化がイノベーションを育むと考えており、ダイバーシティ、専門性、個人の成長を重視しています。フレックスタイム制や在宅ワークを早くから導入し、従業員のワークライフバランスを確保するほか、組織全体で黒人の責任者を増やす取り組み「ALTAIR BLACK EMPLOYEE RESOURCE NETWORK(ABERN)」や、テクノロジー分野における女性の活躍を目指した「Altair Women in Technology(WiT)」を組織しています。3,000人を超える従業員の定着率は、業界標準をはるかに超えており、アルテアの女性従業員は全従業員の20%を占め、29%が管理職として働いています。Altairの米国本社● アルテアの地域社会への貢献アルテアは女性のキャリアアップや学校教育など、地域社会活動に貢献する様々な団体を積極的に支援しています。DAPCEPやMCWTで講師のボランティアを行ったり、ドイツがん支援、Unicef、Green Umbrella Foundationへの寄付を続けるなど、アルテアは各団体を通じて地域社会の一員としてコミュニティづくり、その発展に貢献していきます。● CO2排出量の削減に貢献するアルテアのテクノロジーアルテアは、経済協力開発機構(OECD)の枠内に設立された国際エネルギー機関(IEA)が設定した目標とマイルストーンに足並みを揃え、2050年までに温室効果ガスの「ネットゼロ」の達成を目標にしています。多くの業界で採用されているアルテアの構造設計と最適化のソリューション「Altair OptiStruct」は、構造物の強度や性能特性の分析と最適化により、軽量で構造的に効率のよい設計に貢献し、グローバルでの使用率は2013年から2020年の間に10倍に増加しました。アルテアでは、Altair OptiStructの普及が材料使用量や燃料消費量の削減、何百万トンものCO2排出量の削減につながっていると考えます。EV開発に貢献するAltairのソリューション● 10年目の開催を迎える自動車業界唯一のアワード「Altair Enlighten Award」Altair Enlighten Awardは、自動車の軽量化とサステナブルに特化した自動車業界唯一のアワードです。2013年に米非営利団体の自動車研究センター(CAR)と共同で設立し、毎年開催しています。自動車の軽量化における革新的な技術にスポットライトを当て、温室効果ガス排出量削減、水やエネルギーの消費量の軽減、材料の再利用やリサイクル、軽量化などの取り組みを表彰しています。2020年は日産自動車が受賞(参考:超軽量ボディサイドパネルがAltair Enlighten Awardを受賞!-アルミとCFRPのマルチマテリアル構造+トポロジー最適化で50%の軽量化を実現-)( )しました。Altair Enlighten Awardトロフィー授与式● アルテア子会社Toggledが開発したエネルギーコストを削減できるLED製品アルテア子会社で、スマートビルディング技術の未来とユーザーフレンドリーなLED照明を開発するToggledは、テクノロジーのリーディングカンパニーとして、世界中の働き方と人々の暮らし方を改善することをビジョンに掲げています。手掛ける製品は、従来の蛍光灯システムと比較して、企業や一般住宅の毎月のエネルギーコストを40~70%削減することが可能です。LED蛍光灯「Toggled LED チューブ」は50,000時間の定格容量とクラス最高の保証制度を持ち、平均的な蛍光灯の利用年数と比べると、二倍の16年間の寿命です。ToggledのLED製品アルテアの創設者兼CEOのJames Scapaは次の通りエンドースメントしています。「当社は、当社の文化と価値観に基づいて常に多様な労働力、柔軟な職場環境、家族やワークライフバランスのサポートを行ってきました。働きやすいユニークな職場を創り上げてきたことにより、離職率は非常に低くなっています。私たちは、当社の文化、すなわち、未来を見据え、誠実で垣根のないコミュニケーションを行い、先例のないテクノロジーとビジネスを探求し、多様性を受け入れ、リスクを取り果敢に挑戦する文化そのものがイノベーションの拠り所になっていると考えています。当社らしさを貫くことで多くの成功を収め、それが従業員、顧客、パートナー、株主の成功につながり、より持続可能な未来への貢献にもつながっています。」アルテア日本法人社長の加園 栄一は次の通りエンドースメントしています。「日本の産業界でSDGsの理解が進む中、本レポートを通じてアルテアの環境や労働などに関する先進的な取り組みを皆様にご紹介する機会を得られたことを大変嬉しく思います。当社は、アルテア本社や各国のアルテアオフィスと連携を取りながら、今後も積極的にSDGsの取り組みを推進していくことをお約束します。」【アルテアについて(Nasdaq:ALTR)】アルテアは、製品開発、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、および人工知能(AI)の分野において、ソフトウェアやクラウドソリューションを提供するグローバル企業です。多種多様な業界におけるお客様が、持続可能な未来を創造しコネクテッドな世界において力を発揮するためのテクノロジーを提供します。詳細については をご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月13日例年、5月のゴールデンウイーク(大型連休)は実家に帰省する人が多くいますが、2020年4月現在新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行していることから帰省を悩んでいる人がいるといいます。政府は移動を伴う帰省の自粛を求めていますが、「自家用車ならいいだろう」と思っている人も多いようです。ブログなどで、育児に関する情報を発信している、ワーキングマザーのみみたぶタレ代(@MimitabuTareyo)は、正月の帰省によって起きたインフルエンザの家族間感染のエピソードをTwitterに投稿。帰省することによって家族に感染が広がっていく怖さを説きました。【漫画】大型連休に帰省先の実家で家族間感染が起きてしまった話(3-4/4)※GWではなく正月・新型コロナウイルスではなくインフルエンザの家族の感染ですまだコロナが流行る前のことでした。情報が混沌とする今日この頃ですが、この経験を教訓に、周囲や家族の身を守る行動を心がけます。 pic.twitter.com/yLhST9xXgF — みみたぶタレ代@ワーママ育児漫画 (@MimitabuTareyo) 2020年4月19日 投稿者さんは、帰省前にマスクをしたり予防注射をしたり対策はしていたもののインフルエンザに感染。家族の7割にあたる5人にインフルエンザをうつしてしまいました。さらに、実家のある地域ではウワサが瞬く間に広がってしまったというのです。投稿者さんは、自分の帰省がきっかけで家族の誰かが重症化してしまったり、介護施設に広げてしまったりするのが怖いと説明。漫画を読んだ人たちからも、帰省によって広がる感染に恐怖を抱いていました。・帰省にいろいろな理由はあると思うけど、コロナウイルスが流行している間はやめたほうがいい。・同じ経験をしたことがある。自分は大丈夫だと思っている人に読んでもらいたい!・帰省したい気持ちは分かるけど、明日は我が身。帰省する人の中には「直接会って顔を見せたい」「田植えを手伝いたい」など、実際に帰省しなければできないこともあるでしょう。ですが、大切な人を守るためにも「自分は関係ない」と思わず、ゴールデンウイークは自宅で過ごし、コロナウイルスが落ち着いたらまたゆっくり帰省して家族の時間を過ごしていたいですね。投稿者さんは、ブログでも子育てやワークライフバランスに関する数多くの作品を公開しています。気になる人はチェックしてみてください。とある共働き夫婦のワークライフバランス戦記[文・構成/grape編集部]
2020年04月28日こんにちは、婚活FP山本です。年収が低い方の多くは「もっと年収を上げたい」と考えるものですが、意外と年収が高い方でも何らかの不満を抱えていることも多いといえます。昨今ではワークライフバランスが言われていますが、では実際どの程度の年収の方が、一番幸福度が高いのでしょうか。そこで今回は、年収と幸福度の関係について様々な角度でお伝えしつつ、合わせて注意点もお伝えします。あなたの人生に、お役立て下さいませ。アメリカの調査では比例関係にない?まずは、年収と幸福度の関係についての基本をお伝えします。これはアメリカでの45万人を対象にした調査結果になるのですが、それによると以下のような結果です。年収4万ドル以下:年収が上がるほど幸福感が上がり、ストレスは下がる年収7.5万ドル以下:年収が上がるほど幸福感は上がるが、ストレスは同じ年収7.5万ドル以上:いくら年収が上がっても、幸福感もストレスも変わらない2020年3月のレートでいえば、日本円で4万ドルは約440万円、7.5万ドルは約830万円になります。年収830万円で幸福度が頭打ち……少し意外に感じる方もいるかもしれませんが、これも一つの結果です。ひとまず、必ずしも年収と幸福度は比例関係にない点を知っておきましょう。昇給するほど仕事が忙しくなる!先ほどの結果は、理屈としては理に適っています。お金は必要性や使い道がなければ稼いでも大きく喜べず、むしろ多忙による疲労やストレスのほうが勝るものです。昇給するほど仕事が忙しくなるのは当然ですし、中にはお金を使うヒマがないという方も意外と沢山います。それに、贅沢はたまにするから贅沢であり、日常になれば普通です。贅沢を追い求めて破滅する年収の高い方も、想像以上に多いのが実情といえます。逆に、日常さえ不十分な方なら安定した日常を送れるだけで充実の日々です。ぜひ、このような大局観も知っておきましょう。日本の統計でも満足度・幸福度は頭打ちしている次は、日本の統計結果についてお伝えします。内閣府の令和元年「満足度・生活の質に関する調査」によると、世帯年収で「2000万円以上3000万円未満」までは比例上昇しますが、その後は年収が上がるほど満足度・幸福度が下がる結果です。同様に「世帯の金融資産残高別」の調査によると、頭打ちは「1億円以上3億円未満」で、それより増えると満足度が下がっています。それより増えると、相続や税金対策などに頭を悩ませる方も多いですし、経営者なら後継者に悩むことも多いですから、納得の結果です。世帯年収で2000~3000万円なので、共働きを前提にすれば個人単位では年収1000~1500万円といえます。これは一般的なサラリーマンの限界年収ですから、結局のところ「普通が一番」なのかもしれません。労働はお金や幸せとともにストレスも稼ぐ労働はお金や幸せを稼げる反面、ストレスや苦痛も稼ぐことが多いです。特に最近では、会社員の「職場の人間関係によるストレス」を本当によく見聞きします。たとえ一般的にホワイト企業と呼ばれる会社からでも同じことを聞きますし、本当にバランスを取るのが難しい問題です。とはいえ、ほとんどの人は年収1000~1500万円に到達していませんから、これはむしろ幸せなことなのかもしれません。あなたの幸福度を上げる余地は十分あります。ぜひ、まだまだ年収を上げる努力に努めていきましょう。幸福度は年々減少、厳しい家計が影響している?今度は、幸福度の推移についてお伝えします。内閣府の平成26年「人々の幸福感と所得について」によると、この半世紀で幸福度は減少傾向にあるという結果です。最低だったのは就職氷河期で有名な2000年頃ですが、バブル崩壊で日本の幸福度は低いままになっています。また、なぜ幸福度が低くなったかといえば、特に「家計の状況」において「自分の理想との比較、将来への期待や不安」が原因という結果です。まだまだ裕福だったバブル世代の常識が基本・根底にあり、どうしても比較してしまったのかもしれません。家計の厳しさというのは、今や至るところで聞くようになりましたから、この結果も十分に納得できるものといえます。最近では老後破産はおろか、非正規労働の方を中心に現役世代でもお金に苦しんでいる方も多いのが現実です。何とか、少しでも将来への期待を持てるよう自助努力に励んでいきましょう。OECD加盟国中21位、悲観論も多い同調査によると、現在の日本の生活の質はOECD(経済協力開発機構)加盟国34ヶ国中21位という結果です。未だに経済大国と言われる日本ですが、けして幸せとは言えない国になってしまったのかもしれません。そして今後の見通しも、悲観論のほうが多い結果です。見れば見るほど厳しい結果ばかりとなりましたが、少なくとも全ての人が不幸になる訳でもありません。実際、7人に1人くらいは「良い方向に向かっている」という結果ですから、ぜひ諦めず励んでいきましょう。年収1000万円以上の人の割合は男性7.7%、女性1.2%今度は、実際の「幸福な人」の数についてお伝えします。先ほど日本の幸福度は年収1000~1500万円で頭打ちとありましたが、国税庁の平成30年「民間給与実態統計調査」によると、年収1000万円以上の人の割合は男性7.7%、女性1.2%という結果です。つまり、ほとんどの人は頭打ちと感じるような年収に到達していません。見方を変えれば、「幸福になれる余地がある」とも言えます。とはいえ、年収が上がるほどストレスも上がることになりますし、やはり感じ方・考え方は様々ですから、柔軟に考えていきましょう。ちなみに先ほどの調査によると、全ての年代において男性より女性のほうが、幸福度が高い結果が出ています。平均年収が低い女性のほうが、幸福度が高い訳ですから、考え方次第な側面も大きい問題かもしれません。分岐点以下でも意外とみんな幸福?先ほどの内閣府による10点満点調査によると、4点以下の方が少ない一方で9点以上の方も少なく、多くの方が「5~8点」の幸福感があると回答しています。大きな幸福感は得られていないものの、そこまで大きな不幸を感じている方も少ないのが実情です。ほとんどの人は年収1000万円という分岐点以下ですが、意外とみんな相応の幸福状態にあるといえます。不幸と思いたくない、普通と思いたい要素も見受けられますが、周囲の人も同じと思えれば、このような結果になるのかもしれません。[adsense_middle]年齢が上がるほど下がり、定年後に急上昇?今度は、お金と仕事に関する興味深い情報をお伝えします。先ほどの内閣府の令和元年の調査によると、幸福度は男女ともに年齢が高まるほどに低くなり、60歳を過ぎると急上昇しているという結果です。60歳を過ぎるということは、つまり定年を意味します。若い頃は夢や希望に満ち溢れていたものの、実際の仕事をするほどに幸福感は薄れていき、そして定年によって仕事から解放されると一気に満たされる……そのような結果です。これが仕事というより、会社員が感じる「お金と仕事の実態」なのかもしれません。そういえば、よく会社員からは「早期リタイアしたい」という声を聞きます。少なくとも会社員にとって仕事は、幸福感を得るより「お金を稼ぐだけの目的」なのも一つの見方です。少なくとも、無理に仕事に幸福感ややりがいを求めなくても良いのかもしれませんね。「会社勤め」のストレスは想像以上かも?年収の頭打ちや幸福度の流れを見ると、会社勤めのストレスは想像以上と言えるものかもしれません。しかし一方で、サラリーマンにとって起業はハードルの高い行為ですし、他の十分な収入を得る手段も中々持てないのが実情です。未だに女性の3割は専業主婦希望ですし、最近では男性でも主夫になりたがる声が増えつつあります。その背景には、それほど会社勤めに対する不満やストレスがあるのかもしれません。ぜひとも、会社員の方を労わる姿勢で接していきましょう。現代は2極化の流れが加速中!最後に、大切な補足情報をお伝えします。現在はワークライフバランスが推奨されていますが、実際には2極化が進んでいる時代です。もっと言えば、一部の方に過労死するほど仕事が集まり、他の多くの方は餓死するほど仕事がないか低収入な状況になっています。しかも、むしろ2極化の流れは加速中です。この状況下で年収を適度な水準で保つのは、かなり難しいといえます。どちらかと言えば、仕事に幸福度を求めるのではなく、むしろ仕事は収入を得るためと割り切って、早期リタイアを目指すのも対処法の一つです。今はなかなか年収も上がらない時代ですが、これが方向性としては一つの正解といえます。先ほどの統計でもありましたが、長引くほどに気力体力や幸福度を奪われるだけですから、少しでも若いうちに大金を稼ぎ、早期にリタイアする方向性で努めていきましょう。お金はあっても困らないが、ないと困る年収を上げても幸福度は頭打ちがありますが、年収が下がるほどに不幸度が増すのも現実です。結局のところ、お金はあっても困りませんが、ないと困ります。幸せになるためではなく、不幸にならないために仕事をする、仕事に励むのも十分にアリな考え方です。そもそも今は「老後資金2000万円問題」もあります。これは多くの方がムリと感じている問題です。そして、この問題への対処法は、やっぱり仕事をしてお金を稼ぐのが基本となります。幸せを追い求める一方で、不幸にならないためにも改めて仕事に励んでいきましょう。まずは幸福度を高めるためにも年収を上げよう!頭打ちはあるものの、多くの方はその水準を稼げていません。このため、まずは幸福度を高めるためにも年収を上げていくことが大切です。一方、年収は下がると不幸を感じますから、不幸を感じないためにも仕事に励むことが大切といえます。幸せになるためと不幸にならないため、その両面を考えて、また明日から仕事に励んでいきましょう。
2020年04月02日「新しい仕事にも慣れて、ちょっと気持ちに余裕ができた。プライベートをもう少し充実させたいな…」何か趣味を見つけたいと思っている社会人に役立つ、習い事のメリット・選び方のポイント・おすすめのジャンルを紹介します。社会人が習い事を始めるメリット「毎日職場と家の往復だけで、何か物足りない…」そんな社会人は多いことでしょう、新しい変化を求めるならば、習い事を始めてみましょう!習い事には次のようなメリットがあります。思い切って新しい扉を開いてみませんか?公私共に充実させることができる平日は仕事でクタクタ、休日は寝て過ごすといった生活はやはり味気ないものです。習い事を始めると、生活にメリハリが出るため公私共に充実した毎日を送れますよ。自分の視野を広げたり、新しい知識・スキルを身に付けたりできるほか、気分転換・ストレス解消にも効果的です。すてきな出会いがあるかも社会人になると、どうしても職場や仕事関係以外での出会いが減りがちですが、習い事では新しい人との出会いも大きな魅力です。自分とは違う年代・職業など、普段の生活では出会うチャンスが無い人とも親しくなれる可能性大ですよ。これは異性との出会いに限ったことではありません。同性でも、同じ趣味嗜好の人が集まるので気が合う友人ができやすいといえるでしょう。さらに励まし合える仲間がいることで、習い事もいっそう充実したり自分のモチベーションを高められたりといった面もあります。楽しく学べる選び方せっかく習い事を始めるなら、なるべく長く続けたいものですね。ここでは習い事を選ぶ際のヒントを3つ紹介します。自分の収入・スケジュールなどライフスタイルに合うものだと、無理なく通うことができるでしょう。費用面から選ぶ習い事に限らず何かを長く続けていく上では、やはり予算は大切です。費用の目安としては、一般的には月に1万円、最高でも月収の20%までに抑えるとよいとされます。社会人として自由になるお金は多いかもしれませんが、生活に支障が出ない範囲で趣味を楽しみましょう。資格取得コースの中には、かなり高額なものもあります。将来への自己投資という場合、それだけのお金をかける価値があるのか、コース修了後の転職・収入などについて事前のリサーチが必要でしょう。通いやすい立地・時間もチェック特殊な習い事のため遠方にしか教室が無いという場合を除いては、通いやすさも重要なポイントです。自宅・職場の近く、あるいはその間の地点といったように、生活圏にあると通いやすいでしょう。時間も自分のスケジュールに合うかを確認することが大切です。決まった曜日・時間の習い事なら予定は立てやすいですよね。残業が多い・勤務形態が不規則といった人は、その都度予約するチケット制や、振替制度が充実した習い事を探してみましょう。何を目的にするかが大切目的・目標を明確にすると、モチベーション維持がしやすい上、かける費用・時間も生きるものです。華道なら1年後までに免状取得といったように、資格・免許取得を目指すものは具体的な目標を立てやすいですよね。絵画教室なども展覧会があれば、それを近い将来の目的にできます。ヨガやジュエリーメイキングなど目標を設定しにくいものは、『楽しめるかどうか』を判断基準としてもよいでしょう。「毎日の生活に潤いを与えてくれ、明日からまた頑張ろうと思える」ことも立派な目的といえます。おすすめの習い事3選雑誌やインターネットを見てみると、本当に習い事も多岐に亘っておりどれにしようか迷ってしまいますよね。特別に「これ!」という希望が無い人のために、社会人におすすめの習い事を3つ紹介します。どれも人気があり教室も習っている人口も多いので、地方に住んでいる人にも見つけやすいものばかりですよ。楽器を奏でる「音楽」「子どもの頃習っていたけどもう1度弾きたい」「音楽で癒されたい」「ライブで目立ちたい…」ピアノ・バイオリン・ギターなど、音楽系の習い事は社会人にも人気です。定期的に発表会を開催している教室だと、目先の目標も立てやすいでしょう。また、上達するとバンドやアンサンブルなどで共演もあり得るのでやりがいがありますね。楽器を購入する予算が無い場合は、レンタルできる教室を探してみるのもよいでしょう。花嫁修業にも?「料理」彼氏や夫の胃袋をがっしりとつかみたい人は、料理教室でメキメキ腕を磨きましょう。和・洋・中など各ジャンルの料理・パンやお菓子の教室・テーブルマナー教室など選択肢がたくさんです。レベルも基本からプロ級まで、自分に合った教室を見つけましょう。共同作業が多いので友達を作りやすい環境です。男性も割と多く通っており、シングルの人は異性との出会いも期待できますね。アクティブな人には「ダンス」体を動かしたいアクティブ派には、ダンスがおすすめです。普段オフィスで座り仕事が多い人には、よい運動不足解消になりますよ。メリハリボディーを作りたい人・健康に気を付けたい人にもグッドです。音楽好きな人はエクササイズと共にダンスミュージックも楽しめますね。ダンス教室も種類豊富で、社交ダンス・サルサ・ベリーダンス・ヒップホップ・フラなどさまざまです。発表会でお披露目する機会があると、衣装選びやリハーサルなどタレントになったような気分を味わえるかもしれませんよ!趣味を増やして充実した時間を過ごそう社会人として忙しい毎日を過ごす中で、趣味を持つことはちょっとした『心の栄養剤』となり得ます。「今は仕事に打ち込みたいからプライベートは後回し」という人もいるでしょう。しかし長い目で見て、公私のバランスを保つことは大切ではないでしょうか。プライベートの時間が充実している人こそ、仕事もよりいっそう頑張れるといった相乗効果が生まれるものですよ。
2019年12月26日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「夫婦の家事分担バトルに決着! 夫が食器を洗うようになったワケ」 で夫と妻の「自分時間」についてアンケートを実施しました。子どもを持つ家庭では夫婦ともに自分時間をどのように捻出しているのでしょう。またその時間は夫婦ともに足りているのでしょうか?■「自分時間」足りていますか?Q1.やらなくてはいけないことに追われて「自分の時間がない」と感じていますか?感じている 63.7%やや感じている 28.6%感じていない 7.2%その他0.5%Q2.「自分の時間がない」のは、パートナーも同じだと思いますか?思う 17.7%やや思う 36.9%思わない 44.8%その他0.6%「自分の時間がない」と感じている方は、やや感じている人と合わせて、なんと92.3%に達しました。一方で、「『自分の時間がない』のは、パートナーも同じだと思いますか?」の質問には、パートナーも自分時間がないと考えると答えた方は、過半数に達したものの、自分(妻)の92.3%には及ばず54.6%に留まり、その差は37.7%でした。また、パートナー(夫)は自分の時間が足りていると答えた方は44.8%。自分(妻)は、自分の時間がないと感じているのに、パートナー(夫)は自分の時間が確保されていると思っている方が半数近くいます。妻は自分の時間は不足しているのに、夫は不足していないと感じている理由は何なのでしょうか?■妻は大変。では夫は? 家事分担はおとぎ話の世界!?妻が仕事を持っていても、専業主婦でも、夫は物理的に家にいる時間が少ないため、女性の家庭内労働の比重が高いと感じている人が多いようです。また、育児と家事の大変さ、妻が日々どう感じているのかを夫が理解していないケースも少なくなく、妻たちの不満が溜まっているようです。うちは専業主婦で、2才と乳児を育てています。ワンオペで育てている大変さを旦那は理解してくれず、私が日中暇をもて余してるような言い方をし、「お金を稼いで来るほうが偉い!」と思っています。共働きをしていたときも、「俺のほうが(収入が上だから)偉いよね」と思っていました。家のことはすべて主婦である私がやっているのに、毎回こう言われるとイラってきます。主婦でも無賃金で働いてますけど!! そこの意識改革はどうやったらうまくいくのでしょうか? もっと主婦の大変さを身をもって知れば良いと思う。家事を分担させるのは、“おとぎ話の世界”という意見も。そもそも夫の長時間労働が改善されなければ、家事分担は難しいといいます。平日は終電で日付が変わってからの帰宅、土日のどちらかも残業つきのフル出勤になるので、唯一の休日は丸1日寝ないと身体が回復しない。いまは専業主婦で家事と未就園児2人の世話をすべて担っているが、(私が)働きに出ても家事育児の負担率は、まったく変わらないだろう。旦那の負担率を増やしても、それで身体を再び壊してしまうのが目に見えている。働き方改革推進と言われていても、長時間労働が緩和された実感を得ている方は多くはないようです。でも残業がなくなり給料が安くなるのも困るという声も。給料、残業といった問題は、個々人ではなかなか解決できるものではなく、社会全体で考え、良い方向性を見いだしてほしいと切に願います。■妻の必要な「自分時間」はどれくらい?では、ほとんどの方がもっと必要と答えた「自分時間」。どのくらいの時間がほしいと考えているのでしょうか。Q.「自分の時間」は、どのぐらい必要だと思いますか?毎日1~3時間程度 64.5%週に5~10時間程度 19.6%月に5~15時間程度 12.8%なくても大丈夫 0.6%その他2.5%多かったのは毎日1~3時間程度。毎日少しずつ「自分時間」があればと思う方が多いようです。「名もなき家事」のように、いままではなんとなく「家事」として妻が担ってきたもの。これからはそれを「自分のこと」として家族が各々でできたなら…。妻、母の負担を減らすことができ、毎日少しの自分時間を作ることができるかもしれません。自分のできることは自分でする。【夫の世話】はまだいいけど、【夫の後始末】するのが嫌。ご飯作ったり、弁当作ったり、洗濯したり、アイロンかけたり、掃除したりするのはいい。けど、夫が放置してあるゴミを私が捨てたり、夫が食べ終わってテーブル放置してある食器をシンクへ下げたり、脱ぎ捨てた靴下を洗濯カゴへ入れたり、使ったら使いっぱなしのものを私が片付けたり。そういうのにすっごくイラッとします。家事と言われるものは私がやったとしても、「名もなき家事」と言われるものまでやってるから時間がなくなり、心の余裕もなくなるので、名もなき家事に値する自分のことは、自分でやる。やるように努力する。言われたらすぐにやる。これで機嫌良く暮らせる気がします。■「家事そのもの」を考え直してみる妻や母の立場で、家族のため、子どものためと思ってしてきた「ていねいな暮らし」。でもここにメスを入れることも考えてみるチャンスです。あまり深く考えたことありません。 家事は気付いた人がやればいいと思ってます。主人は私が家事さぼっても文句言いませんし、だから私も機嫌よく暮らせるのかもしれません。必要最低限のことだけやれば、あとは無理にする必要ないし...と気楽に考えてます。妻の家事の手抜きを責めない。汚れている所を見つけたら、見つけた人がきれいにする。妻も学校や園の行事があって忙しいときは、事情を話し、今日のごはんは簡単な物になると宣言しておく。子どもにも、できる範囲内でのお手伝いをしてもらう。「家事そのもの」をアウトソースしたり、減らしてしまうというのも手です。たとえば、きちんと掃除をするのは週末だけにする、子どもが寝た後はもう家事をしない、など「毎日の生活の合格点を少し下げるといいのでは」という意見もありました。また、ちゅいママさんの家庭では、食器を洗う担当になった夫が食洗器購入を考え出している模様。便利な家電や家事代行サービスを利用することなどは、家庭内に不満がたまり続けるよりもいいかもしれませんね。ただ、「掃除は自分でしたい」「料理はこだわりたい」といった自分が大切にしているポイントは、その家事をなくしたところでストレスはなくなりません。生活することは何よりも「自分がしたいこと」を優先にしないと、息苦しくなってしまいますからね。■夫婦で笑って過ごすための1歩とは妻も夫も自分の時間がほしい。それはとてもあたりまえで、大切なことだと思います。自分の時間があるからこそ、笑顔になれます。家族がみんな機嫌よく暮らすために、必要なそれぞれの自分時間。これを生み出すためには「家事を分担する」「家族が自分のことは自分でする」「家事そのものを見直してみる」などの工夫をするべきとの意見が聞かれました。そして今回、「どうしたら家族みんなが、機嫌よく暮らせると思いますか?」の設問に対し、多くの人が答えていたのが「思いやり」でした。ありがとう! ごめんね! 助かる!とささいなことから言って欲しい! この間、私がお風呂の支度、主人が夕飯の片付けをしていて、お風呂の支度が終わってまだ片付けてる主人に、「片付けありがとう」と言ったら、「こちらこそお風呂の準備ありがとう!」って初めて返ってきて、すごいうれしかったです! モチベが全然違います!お互いへの気遣い。忙しくても大変でも思いやりがあれば頑張れるけど、思いやりの無い人といると心が殺伐とする。やっぱり思いやり!大事だと思います。夫婦がお互いに『自分の方がキツいー』って思ってるようじゃダメだと思う。あきらかに『私の方がキツい』と思う日はもちろんあるけれど、夫と私ではキャパも違うしその日の体調やコンディションも違う。 その時にその人が『できない』と判断したならそれがその時、その人の限界なんだと思うようになってからは楽になりました。 昨日は平気でも今日は無理!って日はあるので、そんな日はお互い遠慮なく『今日はもう体力限界!洗濯畳んで!』とか言い合ってます自分の大変さを相手が理解している。これはとても心強いことですね。夫にも「遅くまで仕事がんばってくれてありがとう」「疲れているのに買い物つきあってくれてありがとう」を伝えることで、もしかしたら相手からも感謝の気持ちが戻ってくるかもしれません。自分時間を作るためには、家事分担をできる家庭もあるでしょうし、難しい家庭もあるでしょう。それでも「夫婦で気持ちよく笑って過ごすためにはどうしたらいいか?」を話すことができれば、それだけでも大きな1歩という気がします。いままで見えてなかった家事やお互いの働きをきちんと評価し、感謝の気持ちを言葉で伝える。そして話すことで、夫婦間の「認識のズレ」を解消していく。その先には、家事の断捨離、分担の見直しなど、それぞれの家庭ごとのカタチを見つけることへとつながるステップとなっていくのではないでしょうか。Q1.やらなくてはいけないことに追われて「自分の時間がない」と感じていますか? 回答数:639Q2. 「自分の時間がない」のは、パートナーも同じだと思いますか? 回答数:639Q3.「自分の時間」は、どのぐらい必要だと思いますか?回答数:639Q4. どうしたら家族みんなが、機嫌よく暮らせると思いますか? 回答数:291アンケート集計期間:2018/5/10~5/14
2018年05月17日ワークライフバランスが叫ばれる昨今、短時間で効率良く仕事をこなす能力が重要。もっと仕事の能力を上げたい、そして次のステージにステップアップしたい。そんな自分になるために実践したい、簡単12メソッドをご紹介!数字をクリアすることが、やる気や実力を育みます。残業して頑張ることが良しとされたのは過去のこと。今は限られた就業時間の中できちんと結果を出せる人が評価される世の中。ダラダラと労働しないよう、タイムマネジメントできる自分になるにはどうしたらいいのでしょう?「仕事をマクロで見る目線を持つことが大事です。目先の忙しさにとらわれてしまうと、本当の意味での仕事の優先順位を見誤ることも多い。自分に任された仕事だけでなく、チームや部など全体が目指すところを考えると、これまでとは違う角度で仕事を見られるようになりますよ」と言うのは、働き方コンサルタントの池田千恵さん。広い視野で仕事を見ること、そして仕事を“数字”に置き換えることが、“仕事をする自分、バージョンアップ”に繋がる、と分析します。「仕事って、頑張ったり努力をしたりする割に、実力がどの程度上がっているのか、非常にわかりづらい。人間は達成感を得て初めて、成長を実感できるもの。目標を数値化すると、達成できたかどうかはもちろん、目標が何%クリアできているかなどが、目で見てわかるようになる。なのでまずは、仕事のメドや目標を、時間や数量といった“数字”に置き換えてみることから始めましょう」【仕事のタイムマネジメント力を上げる12のメソッド】出かける準備中、30分間スマホをオフにする。【始動が早くなる】朝の準備時間は常にバタバタで、少しでも油断すると出発が遅くなる。「そんな中でのスマホは鬼門。気がつくと10分、20分あっという間に経ってしまいます。メールや気になるサイトのチェックは通勤時間中にやればいいこと。スマホに触らない時間を30分作ることで、準備に集中でき、忘れ物などもなくなります」出社前、あえて1つ用事を作り、通常より早く家を出る。【遅刻しない体質になる】朝、常にギリギリになってしまう人は、例えば朝ごはんを外で食べるなど、会社に行く前に外で1つ用事を作ってみる。「楽しい予定を作ることで、早起きが苦でなくなります。その結果、余裕を持って会社に行けるように。一般的に朝早く来ている人は、“仕事ができる人”なイメージを抱かれやすい。そういう意味でも得です」仕事を始める前に、その日の退社時刻を決める。【集中力が磨かれる】仕事の後に約束があると、何が何でもその時間までに仕事を終わらせる努力をしますが、何も予定がないと、ついダラダラ仕事をしてしまいがち。「“終わったら帰ろう”はダメ。毎日自主的に“終業デッドライン”を決め、その時刻に退社するためにはどうすればいいか、逆算して仕事を組み立てる思考回路に切り替えましょう」あらゆる目標を数値化する。【進行を把握する力がつく】人は何か目標があると頑張れるもの。それは仕事においても同じこと。「今日の目標、今週の目標というように、常に何か目標を立て、それを常に数字で考えましょう。到達度を把握しやすくなりますし、もし達成できなかった場合でも、あとどのくらいで達成できたかがすぐわかるので、次の仕事に活かせます」緊急か、重要か。スケジュールを4つに色分けして整理する。【仕事の優先順位がクリアに】仕事のタスク、何から手を付けるかは、4つに色分けをして考える。「ベクトルは緊急か緊急でないか、そして重要か重要でないか。例えば、打ち合わせなど“緊急で重要なもの”は赤、新規顧客リスト作成といった“緊急ではないけれど重要なもの”は緑というように、色で分けてみると、何から手を付けるべきかが明確に」デイリーなタスクにかかる時間を計ってみる。【自分の仕事速度&こなせる量を把握できる】例えば朝のメールチェックなど、毎日、あるいはよくやる仕事にかかる時間を計ってみると、些末な作業でも、意外と自分が思っているより多くの時間を費やしていることがわかる。「人は自分の作業時間を短く見積もりがち。仕事の速度とこなせる量を把握することで、安請け合いからの“うっかり残業”的な事故を防げます」思いついたアイデアややりたいことを、常にまとめておく。【突然のチャンスをモノにできる】仕事でこんなことをやってみたい、実現できたらいいな、と思う企画やアイデアは、メモ程度でもいいので、常にリスト化しておくことが大事。「ステップアップのタイミングはいつ来るかわかりません。“何かいいアイデアない?”と言われたとき、すでにリストがあれば、サッと提案ができる上、やる気も買ってもらえます」添付ファイルのDLとメール返信は、即座にやる。【先方からの印象が格段に上がる】マクロで見て考える仕事の優先順位とは別に、単純作業は後回しにせず、反射神経的にすぐ済ませるクセをつける。「データを拝受した報告、簡単なお礼など、“考えなくてもできる返信”は、メールを受けたらすぐ済ませる。また添付ファイルも受け取ったらすぐダウンロード。“仕事ができる人”の印象を持ってもらえます」企画書や資料は、2段階上の上司に向けて作成する。【仕事の決裁が早くなる】一人の上司が見たあと、さらにその上の上司のチェックを必要とする書類や企画書の場合、全員が読みやすい内容にまとめることで、かかる時間を短くできる。「直属の上司はもちろん、その上の人が何を求めているかまで想像すると、上までスムーズに通る書類が作れます。会社勤め時代、私は常にこれを心がけていました」日々のルーティンや自分ルールを、月に1度見直す。【時間のロスが一定以上に増えない】いつもやっている仕事ほど、改めて見直すと無駄な部分が浮かび上がってくる。「例えば会議で、前回のおさらいに使う時間がある場合、それぞれが確認してくることで省くことが可能。あるいは“これがやりやすい”と決めたルールも、もっと短時間でできる道が見つかる場合も。惰性になりがちなことほど、定期的に見直しを」月間の予定を見て余裕ができそうな日は早めにブロック。【メリハリのある働き方が実現できる】メリハリをつけて働くためには、“余白のある時間”を持つことも大切。「週間とは別に、月間の予定表に主な予定を書き込むと、あまり忙しくない日が見えてくるので、その日を先に赤で囲み、そこにはなるべく予定を入れないようにしてみる。自由な日があると思うとそれだけでワクワクし、仕事を頑張れるものです」何事もすぐに決断するクセをつける。【決断が速くなり、精度も上がる】仕事が長引く原因の一つに、優柔不断があると池田さん。「決めることを先送りにしていると、いつまでたっても終わらない。まずは小さなことから、すぐに決める、というクセづけを。たとえその決断が間違いでも決断するという力は確実につきますし、積み重ねれば判断力自体の精度も向上。仕事にかかる時間も短縮できます」いけだ・ちえ働き方コンサルタント。著書に『朝の余白で人生を変える』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が。※『anan』2018年4月25日号より。イラスト・伊藤ハムスター取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2018年04月22日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「転勤族妻のリアルな悩み! 子どもの転校、夢の持ち家…いつまで夫に付いていく?」 で「転勤」についてのアンケートを実施しました。子ども時代に親の転勤での引っ越しを経験した人、現在親となって実際に転勤を経験した人などから、転勤エピソードがたくさん届きました。家族全員の一大事である「転勤」。パートナーや子どもに対してどのような影響をもたらすのでしょうか。■パートナーの転勤にいつまでついていく?パートナーが転勤になった場合、みなさんの家庭では家族一緒に転勤地で暮らしますか? その場合、いつまでというような期限を設けているでしょうか?Q.転勤族、いつまでついていく?子どもが小学生まで 44.9% 子どもが未就学まで 23.8% 子どもが中学生まで 13.8% ついていかない! 10.0% ずっとついていく!4.2% その他 3.3% アンケートの結果では「ついていかない!」と答えたのは10%と低かったのですが、「ずっとついていく!」というのはさらに低く4.2%でした。大多数の方は「パートナーについていく」けれども、それは期限付きという結果でした。自分自身が子どもの立場で転勤を経験したことがある人、またはわが子に転勤を経験させた人などから転勤による引っ越しや、引っ越し後の生活についてのエピソードを教えていただきました。■引っ越し経験があるママが一番つらかったこと今回、「転勤による家族の引っ越し、引っ越し後の生活について、エピソードがあれば教えてください」で集まったなかには、ママ自身が親の転勤で引っ越し、転校を経験したという人からの意見が多く寄せられました。ママ自身が小さかったころであれば、親の転勤辞令はほぼ命令に近い状況だったでしょう。また共働き世帯が多くない時代でしたので、いまより「転勤=引っ越し」が多かったかもしれません。1度目の小1のときの転勤ではイジメにあい、いまでもあのときのことを覚えています。その後、楽しく学校に行くようになり、みんなで中学生になることを楽しみにしていたときにまた転勤。大号泣でした。一番楽しい時期に親の都合で引き離されるのは本当につらいものです。新学年になったばっかりなのに転校には苦労しました。とくに6年生のときは神奈川から大阪に引っ越しで、文化の違い、言葉の壁、思春期真っただなかで、つらくてしょうがなかったです。高学年での転校はつらかったです。女の子の友だちの輪に入って行くのは大変です。ちょっとしたことでいじめられました。でもそんなことよりも転勤のせいで行きたい高校に行けなかったことが一番つらかったです。女の子は親元離れてまで良い高校に行かなくて良いという親の方針で、転勤先の高校を受験しました。だから、子どもたちには行きたい学校にだけは行かせてあげたいと思っています。そのために単身赴任になるならしょうがないかなと。転校による友だちとの別れ、そして新しい場所で最初から作り直すことへの苦労を経験したという人が多くいました。またおそらくママとして子どもを転校させる上での最大の悩み「いじめ」もやはりあるようです。しかしなかには、引っ越しや転校をポジティブにとらえた人、また当時はイヤだったけれども、大人になって役立ったと答えている人もいます。幼稚園2つ、小学校3つ、中学校3つ行きました。定期的に引越すので時期が来れば「そろそろ♪」とワクワク。小さいうちはたいしたいじめもなく興味を持って接してくれるので友だちもその日のうちにできました。家族が何よりの支えで、三姉妹で年子だったのも不安がなかった原因かもしれません。小学校の当時は嫌でした(笑)。泣いて「行かない!」って言いました。でもちゅいママさんのおっしゃるとおり、コミュ力かなり高めに育ったと思います。なにより大学生以降出身の話になると「そこ住んでたことあります」と共通の話題ができました。引っ越した経験が活きる人、嫌な思い出となってしまった人と、両方の意見があり、一概に引っ越し経験が良い、悪いとはいえないようです。■忘れがちなママの大変さとはそれではいま現在、転勤に伴う引っ越しを経験している人はどういった心境でいるのでしょうか。「土地によって人柄が大きく異なってびっくりした」「『大変なときほど離れん方がええ』という義母の言葉に納得した」など、いろいろな環境でがんばっている声が聞かれました。しかし転勤に伴う引っ越し問題で忘れがちなのがママの大変さ。子どものメンタルに気を取られがちですが、ママには自身のメンタル問題に加えて、引っ越しに伴う作業が襲い掛かってきます。まず引っ越しによる手続き、作業が大変。ゴミの出し方、病院、習い事などをまた覚えたり、探したりするのが大変。子どもが精神的に不安定になり、荒れたりするので大変。決まっていた幼稚園も決めなおし、実際幼稚園に入るまではほんっとうに知り合いも友だちもゼロで、子どもを連れて行く場所もわからないし、話し相手もいなくてストレスもたまり何度も泣きました。子どもと夫がインフルエンザにかかったときは、『このままだと家族がつぶれる』と危機を感じ、何かあったとき用のライフライン(預かり保育など)を調べましたがうまくいきませんでした夫の転勤に伴う引っ越しだった場合、家のことはママ中心になりがち。役所関連、保育園、学校関連から始まり、近所づきあいや荷物づくりまで作業範囲は多岐にわたります。また引っ越し先で仕事を見つけようとする場合、目の回るような忙しさとなるでしょう。これまで仕事をもっていたママが夫の転勤をきっかけに退職した場合には、家計への圧迫も緊急課題となってきます。環境変化によるココロへの影響とともに、まさに転勤は家族の一大事件といえそうです。■単身赴任を決意するきっかけは何?アンケートでも「期限を決めてついていく」としている人が、82.5%もいました。転勤妻であるちゅいママさんも「子どもたちが大きくなっていくにつれて、いつまでも夫の転勤に付いていくわけにもいかないでしょう。」と言っています。また同じような転勤妻である友人が住居を固定して、子どもを転校させないようにしたという年賀状がきたことを明かしています。では単身赴任を決意するきっかけはどういったものなのでしょうか?わが家も転勤族でちゅいママさんと同じこの春4年生の長男がいます。性格は消極的で控えめ、はじめての環境には自分から飛び込んでいけず、回りを見て慎重に行動するタイプです。うちの子のタイプは先生もクラスメイトもだれも知らない環境ってものすごくストレスなんじゃないかと思い、小3で家を持ちました。この春また転勤が決まり単身赴任中です。上の子が高校に入ったのを機に夫には『次は単身赴任で』とお願いしました。自分で選んで受験もがんばった高校を転校させるのはしのびない。しかもうちの場合普通科ではなく本人の強い希望で特色のある学科に入ったので、どこでもそれが学べるわけではない、というのも大きな理由です。子どもの小学生のタイミングで単身赴任を選択した人、子どもの高校進学時に単身赴任を選択した人など、その時期は家庭によってさまざまですが、アンケートでもっとも多かったのは、「子どもが小学生までついていく」でした。このことから中学生以降は単身赴任を検討する家庭が多いといえそうです。子どもにとって転居、転校は良くも悪くもアイデンティティについて考える大きなきっかけにもなります。個人の性格、学校の雰囲気を含む転居先の環境などさまざまな要因はありますが、それがどういう方向に転ぶかは経験してみないことにはわからないところに不安があります。とくに自身が転校を経験しているママの場合、子どもが思春期に差し掛かる前の小学校までを区切りと考える傾向が強いように感じました。たとえ家族が離れて単身赴任となったとしても、子どもの環境はしっかりとした根を張れる場所を作りたいと考えるのかもしれません。また、中学、高校にもなると、受験をした学校に通う子どもも多くなり、学校を変えることも難しくなります。こういった学業面の理由で、このタイミングから単身赴任をスタートさせるという方も多数いました。■単身赴任すると、家族はどうなるのか「パートナーどちらかが単身赴任となり、家族がわかれての生活について、エピソードがあれば教えてください」で集まった意見の多くが、「夫がいないとご飯が手抜きできて楽!」という意外な結果に。リズムをつかむまでは苦労を感じることも多いようですが、「慣れれば楽」のコメントは言い得て妙なのではないでしょうか。さびしがりやの主人なので、かなり遠方なのに毎週帰ってきてました。予想してたけど、主人がいないと何と家事の楽なこと! 夜遅くに食事を用意しなくていいし、簡単なものでも子どもたちは大喜び。洗濯物も少なく、散らかってない!はっきり言って快適でした。ただ、子どもが保育園に行っていること、週末は主人が遊び相手してくれてたのでそう思えたのかもしれないです。子どもが小さいときに、主人の海外転勤が何度かありましたが単身赴任をしてもらいました。いまは無料でテレビ電話できますし、毎日必ずパパとその日あったことを話してたので、一緒に暮らしてるいまより夫婦の絆も深かった気がします。何よりご飯手抜きしてぶっちゃけ楽でした~(笑)。一緒にいるいまのほうが部屋が散らかったり大変だなーなんて思っちゃいます。夫がいると、掃除に食事にとがんばっていたことが、手抜きでもだれも文句を言わないとなると、ついついだらけてしまう。だからこそたまに会ったときには「ご飯をがんばりました!」という人もいれば、「 ときどき帰ってくる旦那のご飯が面倒でたまらなくなる」という人も。夫には少しかわいそうな妻の本音でもありますが、なかには深刻な状況となった家庭もありました。子ども中心になり子どもの行事に合わせたりしていると、夫の単身赴任先に行かなくなる。夫の意識として「帰るのが面倒だな」と思い始めると、家族が顔を合わす機会がグッと減ってしまう。会わなくなれば、子どもは懐かなくなり、夫の子どもへの愛着も薄くなりがちで家族の危機を迎えてしまう。半年ほど夫が単身赴任になりましたが、お金が本当にかかり大変でした。いろいろな支出が倍近くになります。そして夫のいない生活が快適すぎて、再び一緒の生活に戻ったときがキツかったです。一時的にでも家族が離れて暮らすのは良くないと強く思いました。家族に会えない寂しさからか、または何もすることがない休日のせいかギャンブルにはまってしまい、貯蓄が底をつき借金生活となったという方も…。引っ越しにはまとまったお金が出ていくことが想像できますが、拠点が二つあるところで、知らないうちに日々の出費がかさんでしまうというのは単身赴任の見落としがちなデメリットのようです。■転勤辞令が出たら家族はどうすればいいのかこれまでは転勤があるのは男性が圧倒的で、女性は「ついていく」「ついていかない」の決断を迫れられてきました。しかし多くの女性が仕事を持つ現代で、その二択だけしか方法はないのでしょうか。「転勤を断ったら出世に響く」はまだまだ現存するかもしれませんが、「働き方改革」が進められるなか、今後はますますワークライフバランスを守りたいという気持ちが高まってくることも考えられます。「そんなに転勤ばかりさせることが本当に必要なんですか? いまどき、長期の出張や電話会議で何とかなるのでは?」という意見も寄せられました。夫の夢も大切、子どもも大切。でも自分の夢も大事。「仕事も家族もあきらめたくない!」は、けっしてワガママな意見ではないと思います。また子どもが独り立ちする年齢になった転勤族の方は「私は夫と2人で全国移動をするつもりです」と、まるで旅行でもするかのように答えてくれた人も。家族移転か単身赴任か、それを決定するために子どもの年齢が大きく関わってくることは事実でしょう。そしてどちらに決めたとしても、思いどおりにいかないこともたくさん出てくるだろうと思います。けれど、家族で考えて出したその想いと経験が家族の絆になるといいですね。もし一度決めたことでも、子どもの問題や生活における不満が出てきたら、その都度家族で話して、軌道修正していければ、きっとその家族にとって一番落ち着く場所にたどり着けるのではないかと思います。Q1.転勤族、いつまでついていく?回答数:428件Q2.転勤による家族の引っ越し、引っ越し後の生活について、エピソードがあれば教えてください 回答数:89件Q3.パートナーどちらかが単身赴任となり、家族がわかれての生活について、エピソードがあれば教えてください回答数:46件(アンケート集計期間:2018/4/5~4/9)
2018年04月12日「パパ、ママ、子どもたちシブヤに集まれ!!」を合言葉にした親子イベント「渋谷ポジティブ アクション 2017」が、8月26日(土)11:30~16:30に渋谷ハチ公前広場、渋谷キャスト、渋谷区役所仮庁舎で開催されます。ウーマンエキサイトも協賛しているこのイベントは、東京青年会議所 渋谷区実行委員会が主催する渋谷に集まるファミリーを対象に、男性の育児・家事体験を目指す事業プログラム。世界的にも注目を集め、さまざまな文化・情報を発信してきた渋谷の街で、父親が子どもたちに日常的にできる育児や家事の実体験の機会を提供し、夫婦のあり方や母親家の感謝の気づきを創出することを目的にしています。WEラブ赤ちゃんステッカーも無料配布!今回のイベントでは、ウーマンエキサイトが展開する「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」から出来上がった「泣いてもいいよ」ステッカーを渋谷ハチ公前広場で無料配布! ぜひこの機会に手に入れて、スマートフォンやパソコンなど、泣いている赤ちゃんを一生懸命あやしているパパやママを応援しませんか? また、 プロジェクトの特設サイト では、ワンクリックでプロジェクトに賛同できるだけではなく、応援メッセージも投稿できます。渋谷ハチ公前・渋谷キャスト・渋谷区役所仮庁舎が子どもたちで大賑わい!また、注目したいのは渋谷駅周辺で行われるさまざまなイベント。ハチ公前広場では、パパ力を診断する「PURPLEマトリクス診断やイベントの賛同企業による楽しいプログラムを実施。スタイルマガジン「Baby life」の親子ファッションスナップの参加者も募集しています。渋谷キャストでは、自転車教室、ブレイブボードなど、楽しい企画が満載。ハミガキ教室や絵本の読み聞かせなども開催しています。仕事と家庭との両立やワンオペ育児に悩んだり、忙しい毎日を過ごしているパパとママたちは、「育児と家事を心のそこから楽しみたいけど、なかなかできない…!」という悩みを抱えている人も少なくありません。そんな人たちに「パパ、ママ、子どものための育児の実体験」プログラムを渋谷の街で楽しめる「渋谷ポジティブ アクション 2017」。渋谷のど真ん中で親子で楽しめる貴重なイベント。ぜひ家族みんなで参加してみてください。SHIBUYA POSITIVE ACTION 2017(渋谷ポジティブ アクション 2017)開催日時:8月26日(土)11:30~16:30開催場所:シブヤハチ公前広場、渋谷キャスト、渋谷区役所仮庁舎参加無料 公式ホームページ
2017年08月22日いろは出版株式会社が、9月22日に「SUNNYSCHEDULEBOOK」を発売します。女性の働き方とプライベートの両立、そしてワークライフバランスの在り方などについてメディアでも広く注目されている昨今、そんな「働く女性」にピッタリの、新しいビジネス手帳です。厚生労働省が発表した「働く女性の実情(平成27年版)」によれば、昨今の「25~44歳の女性の就業率は、昭和60年(56.5%)から平成27年(71.6%)まで上昇傾向にある。」ということです。そのような変化の激しい現代において、「働く」「ガンバル」女性をサポートする、画期的な手帳がこの「SUNNYSCHEDULEBOOK」です。コンセプト「SUNNY」のコンセプトはスバリ「1年を晴れ(ハレ)にする手帳」CLEAR/POSITIVE/FEELLIGHTをキーワードに、仕事はもちろんプライベートの使用にも対応し、オンもオフも楽しく軽やかに生きるライフスタイルをあなたにお届けします。手帳の開発者も「入社4年目、26歳」の「働く女性」開発者は、いろは出版の入社4年目、下屋敷典子さん(26)。開発元の「いろは出版」は若い女性も数多く働いている会社で、下屋敷さんは入社してまもなく商品開発に関わることになりました。彼女自身も仕事とプライベート、オンとオフを充実させ、両立したいという思いを持ちながら試行錯誤の日々を送ってきていました。下屋敷さん自身が「働く女性」の一人であり、その目線を生かして働く女性のリアルな要望を実現する手帳をつくりたいと感じたそうです。さらに「SUNNYSCHEDULEBOOK」の開発にあたっては、実際に様々な業種・企業で働く女性に幅広くアンケートを取り、その結果を手帳へ反映させています。ビジネス手帳に限らず、“○○活”のような「テーマ」や1日1ページなどの「ルール」が付けられている手帳が数多く販売されている現状を見て、「もっと軽やかに手帳を使いたい」「でも女子特有のよくばりな部分は省けない」という思いを感じたとのこと。その思いからノート部分を大容量にし、使い方の自由度の高く設計。「目標設定」ではなく「WISH設定」のできるビジネス・プライベート兼用のスケジュール手帳「SUNNYSCHEDULEBOOK」の開発に至ったそうです。商品情報商品名:SUNNYSCHEDULEBOOK2018価格:¥2900(+税)発売日:2017年9月22日全国の雑貨店(ロフト・東急ハンズなど)、WEBで販売「いろは出版」についていろは出版は手帳を作りつづけて今年で10年目。京都の岩倉に本社をかまえ、手帳だけではなく、書籍や雑貨を10年に渡って作りつづけています。今年に入ってからも新たに6種類の個性にあふれた手帳の販売。今年の9月22日より、全国のロフト・東急ハンズなどの雑貨店でも販売予定です。【会社名】いろは出版株式会社【本社所在地】〒606-0032京都府京都市左京区岩倉南平岡町74番地【設立】平成15年10月【資本金】1,000万円【代表者】代表取締役木村行伸(詩人きむ)【従業員数】(平成29年2月現在)129人(パート・アルバイト含む)【主要商品】書籍(旅本、写真集、詩集など)、雑貨(アルバム・手帳・iPhoneケース)、似顔絵(受注制作)【主な取引先】日本出版販売、トーハン、大阪屋栗田、TSUTAYA、紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂書店、蔦屋書店、未来屋書店、ロフト、東急ハンズ、ヴィレッジヴァンガード、その他全国書店・雑貨店会社HP
2017年08月21日効率よく仕事をこなそうと工夫しているのに、上司の自分に対する評価はいまいち良くない…。栄養バランスのいい食事を作りたいけれど、疲れて結局ピザを頼んでしまう…。洗濯物の山を見るとウンザリして、たたんでしまう気になれずそのまま放置…。優しいママでいたいのに、子どもが言うことをきかないことにイラついてつい怒鳴ってしまう…。毎日がんばっているのに、何ひとつ満足した結果が得られない。いったい自分はどうしたいのか、何を目指しているのかわからなくなって、ひとり悶々としてしまうこと、ありませんか?■がんばっているのに、いまひとつ成果が見えない焦り雑誌やネットに華々しく登場している「ゆるキャリ」と称して家庭に重点を置きつつ優雅に仕事をこなしている人。ハウスキーパーやベビーシッターの手を借りながらバリバリと仕事をしてそれなりの地位を築いている人。または専業主婦のかたわら家事能力を生かしてお教室やサロンを開いている人。そんな人たちを見て、その誰ともスタンスが違う自分と比較し、すべてが中途半端になっていることに落ち込む…。ワーキングマザーならば一度は感じる気持ちではないかと思います。■「○○でなければ」という思い込み私は今まで多くのワーキングマザーとお会いしてきましたが、「常に」仕事で評価され、家は毎日ピカピカで、夫との関係も良好、子どもも口答えすることなく学業優秀で大学卒業しました、といった女性にはお会いしたことがありません。隣の芝生は青いといいます。外から見たら、人も羨むキャリアと家庭を持っている女性でも、そこに至るまでの道のりで必ず「何かがイケてない」「何かを捨てざるを得ない」時期があります。すべてが中途半端と感じるときは「いつもすべて100点を目指さなければ」「周りから幸せな人と思われなければ」とがんばりすぎているかもしれません。例えば仕事で上司に恵まれなければ、いまは家庭を充実させる時期として、仕事のペースを落としてもいいと思います。それで評価が落ちたとしても、一生その上司の下でしか働けないわけではありません。そのときどきで「どれかひとつに80点」を積み重ねていけばいいと私は思います。■育児や仕事、それぞれの状況に言い訳してない?また、中途半端感を感じるとき「それぞれを言い訳に使ってしまっている」ことが、その原因になっていることもあります。たとえば、上司があなたの仕事に対してより高度な要求をしてきたり、完成度が低いといった評価をしたとき。「私だって子どもがいなくて仕事だけに時間を使えればそれぐらいできるのに。そこまでできなくても仕方ないでしょ。」学校で先生から子どもに対してなにか注意を受けたとき…。「私だって専業主婦ならもっとゆっくり子どもと向き合っていろいろ教えられるのに。いま仕事が忙しいのだから仕方ないでしょ。」といったように、仕事に対しては「もっと家事を手伝ってくれる夫ならば」「もっと言うことを聞いてくれるいい子であったら」、家事や育児に対しては「こんな仕事や上司でなければ」などと、それぞれの自分の現状を自ら否定的にとらえて、うまくいっていないことの理由にしていることはありませんか? そうすると、だんだんどちらの自分にも魅力を感じなくなってしまいます。■本当にやりたいことを考えるチャンスでもある確かに、残業もいとわず仕事にすべての時間を使える人に、かなわないことがあるのは事実でしょう。専業主婦が、より細やかに子どもに接する時間が多く持てることも事実です。しかし、絶対にかなわないことを盾にして、今できる工夫や努力を棚上げしていたら、いつまでも「仕事も家事も育児もイマイチ」感から抜けることができません。とはいえ「いま自分ができることは何か」を考えられないとしたら、あなたはかなりお疲れなのかもしれません。理想の状態に追いつかない自分が傷つかないように、自分を守ってあげているのかもしれません。そんなときは一度立ち止まって、「自分は将来、どうなっていたいのか」を考えてみてもいいと思います。本当はもっと仕事のペースを減らして、子どもの教育に注力したいのかもしれないし、逆にもっとやりたい仕事があったり、収入をあげたいと思っているかもしれません。あなたの望む未来がイメージできているなら、一時的にすべてが中途半端になってしまう時期があってもいいのです。もちろん何かを割り切ってもいい。梅雨の季節、たまにはボーっとひとりで雨音など聴きながら、自分にとって一番大切なものは何かを再確認する時間を持ってみてはいかがでしょうか。
2017年07月02日こんにちは、栗原達也です。今回は仕事を長続きさせるコツについて、話していこうと思う。仕事を長続きさせるコツは、「がんばりすぎないこと」が大事だよ。自分を抑えてまで周りの期待に応えようとしたり、ひとりで抱え込んだりするのはいけないね。それでは、ふとした瞬間に我に返って、「何をやっているんだろう?」と、虚しくなってしまったり、無理をしすぎて最悪の場合、体を壊してしまうことだってあるだろう。仕事をがんばりすぎることは、健康や家族との対話、自分のリラックスできる時間を捨ててまで仕事一筋になってしまっていることでもある。集中することはもちろんいいことなのだけれど、ほどほどが大切。なぜなら、周りが見えなくなって、時には自分にとって欠かしてはいけないことまで犠牲にしようとすることもあるからね。それでは、途中で疲れてしまって、仕事を続けることが困難になってしまう。結果、非効率で失うものが多いという状況になってしまうだろう。たとえば、何かに抜擢されて張り切ったりするのはいいけれど、途中で息切れしてしまっては、せっかくのチャンスをいかせなかったり、君を選んでくれた人をがっかりさせてしまうことになるよね。それではあまりにもったいないし、結局何も生み出していないことになってしまう。ほどほどにすることで、うまくいき、長続きすることのほうが多いんだ。 でも、決して手を抜いていいというわけではないよ。きちんとそこには君自身の支えとなる、ひとつの指針が必要なんだ。それを自覚してこそ、「今日はこのくらいにしておこう」「ひと休みしよう」といった判断ができるようになる。その判断基準とは、自分が何にしあわせを感じるのか、どういう状態が快適なのかということ。幸福をもっと永続的に得るためには、何をすればいいかで、仕事に対する目標が見えてくるはずだ。それを達成するために、具体的なイメージを膨らませ、今自分ができること、しなければならないことをコツコツやっていくことが、自分に無理させずに、充実感を抱きながらずっと仕事をしていけることになるだろう。そんなふうに一日一日を積み重ねていって、気がつけば仕事が長続きしていたということになるんだ。それを忘れないでいてほしいな。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2017年06月02日つい最近話題となった「プレミアムフライデー」。月末の金曜日は「午後3時の退社」をすすめ、ショッピングや食事などの消費を楽しんでもらおう! という国の試みに「普段は帰れない時間に好きなことができるからうれしい」という意見もある一方、「仕事が回らなくなる」「時給で働いてる人は?」といった意見もあがっているようです。そんなプレミアムフライデーについて、今回は妻の視点からみたアンケート調査結果をご紹介しましょう。■噂のプレミアムフライデー、実施している会社は大手会社に勤める配偶者がいる女性を対象にした、リビングくらしHOW研究所の「プレミアムフライデー」についてのアンケート結果によれば、762人の有効回答者のうち、夫の会社がプレミアムフライデーを実施しているのは44人(5.8%)と少数派で、646人(84.8%)が「実施されなかった」と回答しています。企業規模別では、実施された(部署により実施された)会社の内、4分の3が「従業員数1001名以上」の会社に勤務していることも判明。規模の大きい、大手のみ実施されているのが現状のようです。■夫の1か月の残業時間は?「あなたの配偶者の普段の1か月あたりの残業時間は何時間ぐらいですか?」という質問では、見事に回答がばらけました。具体的には「残業はない」が7.5%、「5時間未満」が8.5%、「5~10時間未満」が10.6%、「10~20時間未満」が15.1%、「20~30時間未満」が11.4%、「30~40時間未満」が11.0%、「40~60時間未満」が14.3%、「60~80時間未満」が10.5%、「80時間以上」が11.0%となっています。週休2日だと仮定して、日に3時間以上残業している人(月に換算して60時間以上残業している人)は、全体の2割にのぼっている結果となりました。■夫に「早く帰ってきてほしい」人は何%?「あなたは配偶者の残業についてどう思っていますか?」というアンケートでは「減らしたい」と答えた妻が全体の50.3%と半数以上を占め、「たくさん働いて、たくさん稼いできて!」と思っている「増やしたい」妻は6.2%と少数派。残業時間に関係なく「夫は残業しなくていい」と考える妻が多いことが伺える結果となっています。その理由は「育児や家事をしてほしい」「家族との時間を増やしてほしい」「夫の健康が心配」といった声があるようです。わが家の場合、数年前から夫の会社は「残業をさせない」方針となり、19時ごろには帰宅している日が増えました。お給料があがることはありませんが、家族で過ごす時間が増え、子どもは学校や友だちの話を披露する機会が日常的にあるのでハツラツとしています。私も夫の働きすぎを心配せずにすむため「残業ありでお給料アップ」より「残業なし」のメリットに軍配をあげていますが、みなさんはいかがでしょうか。家庭で舵をとることのできない夫の残業問題、プレミアムフライデーが解決の糸口になることを期待しています。出典/サンケイリビング新聞社 株式会社リビングくらしHOW研究所「プレミアムフライデー」についてのアンケート
2017年04月19日家族全員、「居心地がいい」と感じる家。そんな家庭は、夫婦の仲もよかったりしますよね。夫婦関係をいつも良好に保っておくためには、何が必要なのでしょうか。ある調査によると、夫婦円満な家庭にはある共通点があることがわかりました。■「ともに働き、家庭を支える」夫婦の増加 「男女共同参画白書 平成28年度版」 (内閣府男女共同参画局)によれば、専業主婦家庭は昭和55年ごろから減少傾向にあることがわかります。(参考)1.昭和55年から平成13年までは総務庁「労働力調査特別調査」(各2月。ただし、昭和55年から57年は各年3月),平成14年以降は総務省「労働力調査(詳細集計)」より作成。「労働力調査特別調査」と「労働力調査(詳細集計)」とでは、調査方法、調査月等が相違することから、時系列比較には注意を要する。2.「男性雇用者と無業の妻から成る世帯」とは、夫が非農林業雇用者で、妻が非就業者(非労働力人口及び完全失業者)の世帯。3.「雇用者の共働き世帯」とは、夫婦共に非農林業雇用者(非正規の職員・従業員を含む。)の世帯。4.平成22年及び23年の値(白抜き表示)は、岩手県、宮城県及び福島県を除く全国の結果。共働き世代が専業主婦家庭を上回り始めたのが平成4年ごろから。平成9年からは共働き世帯が上回り、平成27年には共働き世帯が1,114万に。現代は「共働き夫婦」があたり前な夫婦の形となっていることがわかります。■夫婦円満度の平均は?共働き家庭がスタンダードとなってきた現代の夫婦に関する、アンケート調査の結果をご紹介します。雑誌『ゼクシィ』が行った「新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート」では、パートナーとの「円満度」を自己評価した結果を発表しています。新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート(n=1600 インターネット調査 2017年1月実施)(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)夫婦円満度を100点満点で自己評価すると、「76点」が前年代平均値に。でも20代では81点だった平均点も、50代には71点と少しずつ点数がさがり、一般的に年齢を重ねるにつれ円満度はさがる傾向であることがわかります。■円満な夫婦の秘訣とは?でもじつは、年代が上でも90点以上の高い円満度を保っている夫婦も! 夫婦の関係性を良好に保つ秘訣(ひけつ)は、何なのでしょうか。新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)先ほどの「夫婦円満度」で、「高円満度」(90点以上)、「中円満度」(75点以上89点以下)、「低円満度」(74点以下)に分けておこなわれたアンケート結果があります。 新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)「高円満度」「低円満度」を比較すると、「お互いを尊敬している」としているでは、「高円満度」が72%もあるのに対して、「低円満度」では18%。その差分は、なんと54%もあるという結果に。さらに「毎日コミュニケーションを取っている」では、「高円満度」と「低円満度」の差分が48%でした。このことから高円満度夫婦は日ごろから互いを尊敬し、密なコミュニケーションを意識していることが伺えます。■共働きだからこその会話術昔に比べ、互いに働き、ともに生計をたてる関係へと変化しつつある現代の夫婦関係。お互いが満足し合える関係を続けるために「尊敬」「コミュニケーション」といった要素を大切にしている人が多いようです。普段、こうした要素を意識してこなかった人もいるかもしれません。毎日が忙しすぎて、短い時間での最低限の話や子どもの話題だけになっていたというパパママも多いのではないでしょうか。でもたまには夫婦で「来週は暑くなりそうだね」「昨日、会社に行く途中でこんなレストランを発見したよ」といったささいなやりとりを、とりいれてみてはいかがでしょうか。また「靴がボロボロになってきたね」「少しやせたんじゃない?」など、相手の様子に注目した声がけは「見てくれてるんだ」とうれしくなるもの。身近にいる相手だからこそコミュニケーションをないがしろにせず、一緒の時間を楽しんでみましょう。円満な夫婦関係を保つことは、家の居心地をよくすることにもきっとつながっていくはずです。<参考サイト>・株式会社リクルートマーケティングパートナーズ 「新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート」 ・内閣府男女共同参画局ホーム 「共働き等世帯数の推移」
2017年04月17日共働き家庭では、夫婦の家事分担が必須です。ママの仕事復帰前に、お互いの役割について夫婦でルールを決めた、という人も多いのではないでしょうか。でも、復帰後、忙しく毎日を過ごすうちに、当初決めたルールが「なあなあ」になってしまうことも。とくに育休中ママが家事全般を行っていた場合は、その名残でパパも甘えてしまい、結局ママの家事負担が多くなってしまう…というケースも聞かれます。パパもママもお互い気持ちよく家事分担を行うためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。■パパは収納場所をわかっている?食器や調理器具、衣替えをした衣類、タオル、洗剤類など、家の中のものの収納場所は、家族みんなが把握できていますか?育休中に、ママが主に家事をしていた場合、どこに何がしまってあるかをパパが知らないこともあります。ごみ袋がどこにあるかがわからなければ、ゴミ出ししたり、新しくごみ袋をセッティングもできませんよね。その都度、「これはどこにある?」「どこにしまえばいい?」と聞かなければいけない状況では、スムーズな家事分担はできません。家事分担をスタートさせる前に、まず、家の中の収納場所などの情報をきちんと共有しておきましょう。ママがキッチンや洗面所のどこに何が収納しているかの簡単な地図を作って、どこに何がしまってあるか示すだけでも、パパのやる気もスイッチが入るのではないでしょうか。■パパの「手伝っている」感覚をなくすにはパパがこれまで家事をする習慣を持っていない場合、どうしても「手伝っている」という姿勢になりがち。この「手伝う」という感覚が、ママにとってはイライラの原因にも。パパには自分の役割をしっかり認識してもらうことが必要です。この場合に有効なのが、家事の「時間割」です。エクセルなどを使って、1日の家事の流れを表にして「洗濯物を干す」「子どもを風呂に入れる」などの項目を書き出した「時間割」を作ってみましょう。家事も仕事と同じようにタスク化することで、パパにも自分のやるべきことを明確に認識してもらえるようになります。■ママの容赦ないダメ出しはダメージ大共働き家庭のパパからよく聞かれるのが「家事をやってもママからダメ出しされるのでやる気がなくなる」という声。ママの容赦ないダメ出しは、意外にパパにとってダメージが強いもののようです。パパの家事は、ママからみれば「全然できてない」「段取りが悪い」と思うことばかりかもしれません。でも、何でも慣れないうちは上手にできなくてあたり前。一度分担ルールを決めたのなら、文句を言いたくなってもぐっとこらえ、相手の家事内容には干渉しないようにしましょう。また、「ちゃんとできていないから」と、パパがやるべき家事に手を出してしまうのもNG。パパがきちんと家事分担をする気でいた場合は、仕事を横取りされたようでモチベーションが下がってしまいます。さらに「家事は面倒」と思っていた場合は「どうせママがやるから大丈夫」と甘えてしまう結果に。これでは、せっかく決めた家事分担のルールが崩れてしまい、結果的にママが家事をすることになります。共働きの家事分担は最初が肝心です。はじめのうちに「自分の役割をきちんとこなす」というクセをつけておかないと、せっかく決めたルールも意味のないものに。ママ自身がうまくパパを「やる気」にさせて、パパに仕事を任せないと、結局困るのはママ自身。あとでモメることのないように、夫婦でしっかり話し合っておきたいですね。
2017年04月05日産休・育休が明け、いよいよ職場復帰をするというママが多い時期。久しぶりに同僚と会える喜びがある反面、また今まで通りの付き合いができるかという不安もあるのではないでしょうか。スムーズに復帰を果たしたママたちに話を聞くと、「事前に職場へ顔を出しておいてよかった」という声も。そのときに感じた注意点や、迎える側の意見から復帰前のあいさつについて考えてみましょう。■「うちの会社」でもアポは必要!女性が多く、産休・育休が当たり前、という職場なら、3月ごろに復帰前のママを集めたミーティングが行われることがあります。そのような会では、子どもを連れて行っても大丈夫。「他部署にママ友ができた」という話もあるので、積極的に参加してみましょう。とくにそのような会がない場合でも、あいさつがてら職場へ顔を出すのは有効です。復帰初日は引継ぎなどでバタバタするので、手土産などはこのときに渡すといいでしょう。アットホームな職場などは、ついフラリと顔を出したくなりますが、同僚たちは仕事の真っ最中。いきなり現れると迷惑をかけることがあるので、必ず事前にアポを取ってから訪問するようにしましょう。忙しい時間も避けたほうがいいですね。懐かしい顔ぶれに迎えられると話が弾むこともありますが、長居は禁物です。産休・育休中の様子を簡単に報告し、いつから復帰するのか、必要なものはあるかなどの業務連絡を済ませたら、早めにおいとまするのがスマートです。■子どもは連れて行くべき?産休・育休の取得状況にもよりますが、ほとんどの場合は1歳前後だと思います。あいさつへ行くときに悩むのが、子どもを連れて行くべきかどうか。先輩ママたちはどうしていたのでしょうか。・「うちの子は2歳になっていたけど、人見知りが激しいから迷惑をかけると思って連れて行かなかった。預ける人もいなかったので、一時保育を利用。保育園の予行練習にもなってよかったと思う」(40歳・小学6年生のママ)・「子連れであいさつに行ったからか、子どもが熱を出して早退するときにも理解してもらいやすいような気がする。『お大事にね』と声をかけてもらうことも」(38歳・5歳児のママ)・「うちの会社では、子どもを連れて行くことは歓迎されない。先輩が連れてきたときに『幸せを見せつけられた』と言われていたので、私は連れて行かなかった」(28歳・2歳児のママ)・「子連れで行ったら、『休み中だから気楽だよな』『(子どもが寝ていたのに)うるさいのを連れてきやがって』と陰口をたたかれた。悲しい気持ちになったけど、温かく迎えてくれる人もいたし、復帰後の味方を見つけられた気がする」(39歳・3歳児のママ)一方、迎える側としては、子連れでのあいさつをどのように感じているのでしょうか。 ・「まだ保育園が始まってないだろうし、連れてくるのは仕方ないこと。騒がなければ迷惑だと思うことはない」(35歳男性)・「首の座っていない子を連れてきたときには、こっちがヒヤヒヤした。その上、『抱っこしてください』と言われても…。こういうときは無理しないで、メールや電話であいさつを済ませてもいいのでは?」(53歳女性)・「子ども嫌いだから歓迎はしない。でも、別に悪いことをしているわけじゃないんだから、私に子どもを近付かせないならOK」(39歳女性)職場の風土にもよりますし、これはケースバイケースで考えたほうがいいかもしれません。子どもを見た同僚から「かわいいわね~」なんていわれるとうれしくなってしまいますが、子連れを歓迎しない人は少なからずいるもの。そこで盛り上がりすぎずに低姿勢を忘れないようにしたいものです。また、休み中だからといって、ラフすぎる格好もNG。「遊びに来ている」と反感を買うおそれがあります。スーツとまではいかなくても、きちんと感を演出できる服装を選びましょう。職場へ復帰するまでには何かと準備が必要で、ママたちの心労はつきません。でも、それが顔に出てしまえば、子どもは新生活に対して不安を抱いてしまうことも。働き出してしまえばどうにでもなるものですから、ひとつずつこなしていきましょう!
2017年04月01日仕事をしている女性がぶつかる壁として多いのが仕事と育児の両立。仕事を続けたくても保育園には入れない。保育園に入れたら働きたいのに空きがない。そんな状態を打破するために必要なことは何かを調査しました。現役保育士や元保育士たちの本音もクローズアップしてみました。Q.待機児童問題、あなたが思う対策は?1.保育士の給与等、待遇改善 30.8%2.国や自治体で子どもの保育環境の確保 27.7%3.認可保育所の増設、整備 25.2%4.時短勤務など企業側での対策 12.1%5.その他・わからない 4.1%働くママやこれから働きたいというママにとっては、すべて対策してほしいというのが本音。でも最も多いのは、保育士の給与等、待遇改善という回答になりました。いつもよりも長文コメントが殺到した今回のアンケートの結果を見てみましょう。■大変なのに薄給な保育士の仕事保育士の給与や待遇をもっとよくすべきという意見は、保育士以外の方からもたくさんありました。特に小さな子どもの保育はケガや事故などをさせないよう、体も心も酷使する仕事。もっと認められていいはずです。「保育士の待遇がなぜ悪いのかが理解できない。保育士あっての一億総活躍社会が成り立つはず。もっと改善すべき」(静岡県 50代女性)「保育士をしています。保育に欠ける子どもを保育するはずの保育園が、今は子どもを育てるしつけをする場所になっています。トイレトレーニングから着替えまで保育園任せの親も増えています。保育士の負担が大きいわりには、給与が低い」(埼玉県 40代女性)「あんなに大変な仕事なのに薄給過ぎます。それゆえ男性の保育士さんは皆無です。いつも辞めてしまいます」(北海道 30代女性)■元保育士が告白。出産後、保育士をしない理由子育て中の保育士さんこそ、保育園にとっては即戦力のはず。にも関わらず、出産した元保育士さんは現場復帰できない、しないという現実があるようです。子どもが好きで保育士になったのに、自分の子どもの面倒がみられなくなってしまうというジレンマを抱える人も。「自分の子どもが登校する前から始まる朝勤務、夕飯までに帰れない遅番。子育てしていると保育士復帰は正直むずかしい」(東京都 30代女性)「出産前まで保育士、託児所で勤務していました。いざ、自分が子育てしながらパートで保育士になろうと思えません。時給800円程度なら他の仕事のほうが気が楽だと思います」(山口県 30代女性)「元保育士です。集団教育のスタートを切る場であることを踏まえると、小学校以上の先生との給与面での待遇差に納得がいきません。保育士資格を取得しながら復帰しない人がなぜ多いのかにも目を向けてほしいと思います」(静岡県 30代女性)■待機児童問題の根深い闇保育園が増えても保育士がいなければ意味がないし、保育園の時間に合わせた働き方ができることも必要。どれが欠けても成り立たないし、もしかすると問題はもっと根深いところにあるのかもしれません。「どの対策も必要だと思います。1つの対策が実行されても問題は解決しないと思います」(福岡県 40代女性)「全てが必要! どれも足りていない。施設として預けられる環境が必要、そのためにはそこで働く人も満足して働いてほしい、国や自治体の協力、各企業の子育ての理解があってこそ、全てが成り立つと思う」(神奈川県 30代女性)「子どもと親と一緒に過ごすことができるように、社会が育休の権利をもっと普及し、その間の支給をしっかり保証することや、女性の社会復帰を保証することが必要。問題はもっと奥深いところにあると思います」(神奈川県 40代女性)Q.待機児童問題、あなたが思う対策は?アンケート回答数:5964件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年03月14日キャリアコンサルタントの上田晶美です。風邪の季節は「はたママ」(働くママ)が特に苦労するときですね。子どもが発熱、急遽会社を休まなくてはならない… 仕事と子どもの看病でママたちは疲労困憊、自分までダウンしかねません。みんなはこんなとき、どうやって乗り切っているのでしょう? 先輩ママたちの体験談をご紹介します。■「いつになったらお子さんは丈夫になるの?」(A子さんの場合)中小企業に勤めていたA子さんは女社長のこの言葉にがっくりきて、退職を決意したといいます。「いつになったら、あなたのお子さんは丈夫になるの?」子どもたちが次々と風邪をひいて、お休みが続いていた時のこと。A子さんも職場に申し訳なく、身をほそーくして周囲に「すみません」を繰り返し、自分自身も看病疲れでヘロヘロになっていたところ、社長のこの一言にもう我慢の限界が来たといいます。「はじめは社長も、『子どもは病気をするものだからね』なんて言ってくれていたのに。つい本音がポロッと出た感じなのでしょうね。それは今思えばのことで、その時は私自身も肉体的にも精神的にも限界に近いところだったので、プチッと切れてしまった感じでした」誰もが通る、子どもの病気による急な早退やお休み。「子どもの病気で休むので、自分の具合が悪い時に休んだことはありません」なんていう「はたママ」もいるくらいです。みなさん、どうやって乗り越えているのでしょうか?■「パパとの “看病リレー” で対応」(B子さんの場合)「どうしても病院に連れていくのは私の役目になりますね」とB子さん。子どもの病気の様子などを医師に説明したり、いつもの薬のことなどがわかっているのはママのことが多いからのようです。その代り、パパには仕事を早退してきてもらい、バトンタッチするのだそうです。つまり朝はママが仕事を遅刻して子どもを病院に連れていき、薬や飲み物を準備して家に連れ帰って子どもを寝かせる。パパは一旦出社するが仕事の段取りをつけて早退して帰り、ママとバトンタッチして看病する、という看病リレー。仕事の繁忙によっては、逆のことがあってもいいでしょう。二人とも丸々一日休むのでなく、半日ならば職場への迷惑が少なくて済むし、意外と目立たないといいます。精神的にも楽ですね。そうして、パパにもおかゆくらい作れるようになってもらいたいものですね。妻が病気になったときにお弁当を買ってくる夫では困りますから。今はレトルトのおかゆもおいしいですが、病気のときにおかゆを作ってくれた思い出というのもよいものではないですか?子どもも病気のとき、「ママが絵本を読んでくれた。パパがおかゆを作ってくれた」という思い出が残り、後になれば苦しかったことよりも優しく看病してくれたことを覚えているかもしれません。もちろん重篤にならないことが大事ですが。 ■「病児保育付きの医院へ」(C子さんの場合)C子さんは出版社にお勤め。激務のため、さぞかしお子さんの病気の時は大変だっただろうと思ったら、「うちの近所の内科医には別棟が託児施設になっていて、病気の子どもを預かってもらえました」といいます。子どもを連れていった病院でそのまま看病してもらえるのです。究極のワンストップ医院ですね。子ども自身も寒い中、具合の悪いところを病院だ薬局だと連れまわされなくて済むので、負担が少なくて済みますね。治りも早いかもしれません。そんな病院がたくさんできるといいのに、と思います。■「この子の母親はどうしたんだ?」(筆者の場合)これは私(筆者)の経験なのですが、娘が病気のとき、祖父母に頼んで病院へ連れて行ってもらったら、医師から「この子の母親はどうしたんだ?」と母(祖母)が叱責されたそうです。そのことがいまでも忘れられません。子どもの健康管理は母親の務めという固定観念があったのですね。確かに食事を作るのはお母さんという家が今でも多いでしょうから、役割分担としては家族の健康管理は母親の役目のことが多いでしょう。私の場合も三人の子どもを医者に連れていくのはほとんど私の役目でした。しかし、たまたまどうしても外せない仕事があって祖母に頼んだ際に、こう言われたのです。子どもの健康を願わない親はいません。子どもの健康が第一です。ただ、病気の急性期でなく、さほど危険のない時期であれば、仕事の都合をつけられないときには、人に頼むことも仕方ないでしょう。いまどきのお医者さんには、そのような固定観念で母親を中傷することがないように願います。三人が小さかった頃は、病院に行かない月はなかったくらいです。次々に家の中で感染するし、最後は自分にまでうつります。ノロウィルスが回ってきて、吐いて下してが夜中続いて、トイレの前で寝たことも一度や二度ではありません。風邪は年中行事のようになっていました。もちろん予防対策にも気をつけたいです。ただ、過ぎてしまえば、子育ての思い出の1ページになっていくことも付け加えておきます。うちの場合は小学校の2年生になると、体力がついて、いろいろな菌への耐性もでき、病気の回数はぐっと減りました。また、もしも看病を身内に頼むことができなければ、今は病児保育の専門機関に頼むという方法もありますね。もう少しの辛抱です。暖かくなれば、風邪の流行は終わります。これからも働くママたちを応援していますよ!
2017年02月22日仕事をするうえで、女性として、母親として「こうありたい」と願い、目標をたてている人は少なくありません。目標を掲げることで自分の成長を感じられたり、モチベーションを保つことができたりするものです。働く女性を対象に行われた意識調査によって、働く女性は何を目標としているのか、さらにその目標に対して、どれくらいストレスを感じているかもわかりました。■ワーキングマザーの目標とは株式会社メディプラスが行った全国30~49歳の女性を対象にストレスと目標の関係を調査する『 ココロの体力測定調査 』によると、次のような調査結果になりました。子どもがいる人もいない人も、働く女性に共通する目標は「貯金」であることが明らかに! さらに子どもがいる人の場合だけでみると、ランキングは次のような結果になります。1位 貯金をする2位 節約する2位 片づけられる人4位 ダイエット4位 健康的になるワーキングマザーは子どものいない人と比べると「片付けられる人」を目標に掲げる人が多いことも判明。「仕事で成功する」「家族との時間を増やす」の割合も子どものいない女性より多めであることがわかりました。子どもができても「働く」を選択した女性にとっては、家庭と仕事、どちらも同じくらい大事にしたいと強く思う人が多いのかもしれませんね。■ワーキングマザーのストレスとは働く女性共通の目標は、「貯金」でしたが、ワーキングマザーの目標として順位が高かった「片づける」を選んだ人は、ストレスが高いこともわかりました。ワーキングマザーで、高いストレスを感じている人の目標は、次のとおり。1位 片付けられる人2位 ダイエットをする3位 節約する働いていると、家のことがなかなかできず「片づけられない」ことが、自分の主婦力の低さや家庭と仕事の両立ができていないことを表しているようで、罪悪感を多く感じてしまうのかもしれません。「以前はもっとちゃんとしていたのに…」と悩んでしまっているのかも。逆にストレスをあまり抱えていない人は、「未来のために貯金する」「料理上手になって食事を楽しむ」「人に感謝を伝える」といった「等身大の今の自分からより良い自分へ」という前向きな人が多いという特徴があるような印象を受けます。調査では、「全体的に、子どもがいる人は「以前出来ていたことをもう一度出来るようになりたい」という“リセット型”、子どもがいない人は新たな目標にチャレンジするという“ステップアップ型”の目標を立てる傾向があります」と分析しています。■心の健康をサポートする制度が義務化2015年12月から働く人の心の状態を調査する「ストレスチェック制度」が、事業所(労働者が50人以上いる)に対して義務化されました。この制度は、ストレスについての質問票に記入し提出することで、現在のストレス状態を調べることのできる検査です。質問内容は、次のようなものが出されます。「あなたの仕事についてうかがいます。最もあてはまるものに○を付けてください。」とあり、「自分のペースで仕事ができる」「時間内に仕事が処理しきれない」「私の職場の雰囲気は友好的である」ほか、たくさんの選択肢が設けられています。本人に結果が通知されるため、自分のストレス状態や不調を知ることができます。ストレスが高かった人は申し出ることによって、医師による面接を受けることができます。なおこのストレスチェックは、労働者への義務はありませんので、断ることもできます。仕事でも家庭でもがんばりすぎるママのこころが悲鳴を上げる前に、自分自身の状態を知ることも大切かもしれません。参考:厚生労働省 ストレスチェック制度 簡単!導入マニュアル
2017年02月12日皆が憧れるステージで活躍する大人って、どんな子ども時代をすごしたのでしょうか? 夢を叶えた大人はどんな風に育てられたのか、人生まだまだヒヨっ子のちゃずがインタビュー!第3回は、アメリカのロサンゼルスを拠点として活動する日本人プロデューサーstarRoさんのところへ。starRoさんは、The Silver Lake Chorusの楽曲をリミックスした『Heavy Star Movin’(starRo Remix)』で、第59回グラミー賞「最優秀リミックス・レコーディング部門」にノミネートされました。starRoさんプロフィール 横浜市出身、ロサンゼルス在住のプロデューサー。音楽共有サービス「Sound Cloud」に投稿した楽曲が話題となり、2013年、世界的に注目されるレーベルSoulectionと契約。同年12月にリリースした『White Label EP』(Sound Cloud限定デジタルリリース)は1ヶ月で24万回再生を記録した。以後、リミックスワーク(既存曲を編集して新たな楽曲にすること)のほか、オリジナルソングの作曲、往年の名曲のカバーなど幅広く活動。今後はメジャーアーティストへの楽曲提供などにも期待される。2016年10月にニューアルバム『Monday』(TOY’S FACTORY/MIYATERRACE)が発売された。3児の父。official FB: ■ノミネートの事実はTwitterで知った!?ちゃず─グラミー賞ノミネート、おめでとうございます! ノミネートされたことを知ったとき、どんなお気持ちでしたか?starRo─ありがとうございます。実は、僕にとっては突然のできごとだったんです。朝起きてTwitterを見たら、担当させていただいているラジオ番組のディレクターさんから、お祝いのメッセージが1件だけ届いていて。そのとき初めて、ノミネートされたことを知ったんですよ。ちゃず─それはびっくりですね! グラミー賞の主催者さんから直接連絡はなかったんですか?starRo─2週間くらい経って、ようやく主催する協会から書面が届きました。グラミー賞って、各レーベルが同協会に提出した曲のなかから選ばれるんですが、僕は、自分の曲が提出されていることすら知らなかったんです。■きっかけはジャズピアニストの“親父”ちゃず─そもそもstarRoさんが音楽を始めたきっかけは何だったんですか?starRo─親父がジャズピアノを弾いていたんです。普段はサラリーマン、週末はライブ、という生活を送っていて、自宅でもよく練習していました。だから、僕は自然と音楽を聴きながら育っていったわけです。 自分が音楽をやり始めたのは、小学校1年生のとき。従兄弟が通っているピアノレッスンに連れて行ってもらったとき、僕も弾いてみたくなって。自分から、「ピアノを習いたい」と親にお願いしました。ちゃず─お父さんから習う、ということにはならなかったんですか?starRo─いや…やっぱり親から習うのは難しいですね。お互い、いちいち腹を立ててしまうので、けっきょく無理だなと思い、ほぼ習いませんでした。ちゃず─どんな音楽を弾いていましたか?starRo─最初はクラシックを弾いていました。それが、小学校5年生から4年ほど、親父の仕事の関係でシドニーに住んだんです。以後は、流行りの洋楽を好むようになっていきました。それから、自分で好きなアーティストの曲をコピーするようになり、ピアノレッスンを辞め、バンドを始めたんです。当時は、マイケル・ジャクソンとかがすごく流行っていましたね。僕のバンドで演奏していたのは、日本のBOOWYでしたけど(笑)。ちゃず─ジャズは聴いたり弾いたりしなかったんですか?starRo─当時、ジャズは嫌いでした。小さい頃、親父から嫌というほど聴かされていたので。でも、いまは大好きです。いま僕がやっている音楽は、ジャズの影響が大きい。ジャズのテクニックというより、響きがいいんですよ。これは、親父からずっと与えてもらっていたものなのだと思います。■「仕事は安定した職を」と育てられ、サラリーマンにちゃず─starRoさんは大学卒業後、サラリーマンを経験したんですよね?starRo─親父は学生時代にプロとして音楽活動をした経験から、音楽の世界の厳しさもよく知っていて「好きなことは仕事にするものじゃない」と言われて育ちました。本当は音楽の世界を目指したかったんですが、その時は踏み切れなかったですね。僕は大学在学中に1年間留学したんですが、そのときの留学費用を借りたままだったこともあって。ちゃず─趣味は大事だけれど、仕事は安定した職を、というのがstarRoさんのご家庭の教育方針だったんですね。starRo─まさに、そう言われ続けていました。それで、自動車やハードディスクに使われているゴム部品を扱う中小企業に就職したんです。就職後すぐ、結婚したんですが、新婚旅行先から帰った直後にシンガポールへの転勤を言い渡されました。それから6年、シンガポールで働いて、支店長も務めました。ちゃず─えー! 支店長!? なんか意外です。starRo─当時は、サラリーマン生活にどっぷり漬かっていましたね。帰国後、半年くらいでその会社を辞めて、ゲーム会社に転職したんです。そこでの仕事が、またものすごく忙しくて、毎日タクシーで帰るほどでした。 その頃、一人目の子どもも生まれ、仕事と子育てに忙しく、完全に音楽活動から離れてしまって。この状況はいかんな、と。それで、思いきって会社を辞めて、アメリカ行きを決意したんですよ。ちゃず─そのとき、奥さまは?starRo─まったく反対しませんでしたね。僕がストレスを抱えながら通勤している姿を見ていられなかったんでしょうね。職も決まってない状態での、子連れアメリカ行きも付いてきてくれましたし(笑)。 ■会社を辞め、アメリカへ行き、プロデューサーへちゃず─アメリカへ行って、すぐ音楽を始めたんですか?starRo─アメリカでIT会社に就職したんですが、最初の3・4年は生活するのに精一杯で、音楽どころじゃありませんでした。もう一度音楽を始めることになったのは、生活が落ち着いてきた頃。日本から遊びに来た友人と、たまたま見つけた音楽イベントに出かけたんです。そのイベントは、いまや伝説となっているんですけど、本来裏方にいるプロデューサーたちがステージに上がって自分の曲を披露する、というもので。僕はその光景に衝撃を受けたんです。それで、もう一度ちゃんと音楽をやってみたいな、と。ちゃず─プロデューサーが脚光を浴びる姿を見て、音楽への情熱を思い出したんですね!starRo─それから、2011年の東日本大震災のとき、『PRAY FOR JAPAN~心を一つに~』というドキュメンタリー映画の楽曲を提供することになり、曲づくりにのめり込みました。仕事が終わってから朝の4時まで曲をつくり、3時間だけ寝て、また出社する、みたいな。ちゃず─すごくエネルギッシュ!starRo─やっぱり、それまで我慢していたものがエネルギー源になったんでしょうね。曲をつくることが本当に嬉しかったし、楽しかった。そして時代の流れもあり、インターネットのサイトに自作の曲を投稿するようになったんです。そうしたら、徐々に注目されるようになり、有名なレーベルから声をかけられて。以降、さまざまなイベントに呼ばれたり、アーティストから楽曲提供の依頼が来たり、と音楽活動に時間を費やす日々に。会社との両立が難しくなり、会社を辞め、本格的なプロデューサー生活が始まりました。■starRo流の子育ては、“嗅覚”を身につけさせる!?ちゃず─現在は、3人のお子さまの父親でもあるstarRoさん。お子さまたちも音楽に興味をもっているのでしょうか。starRo─そうですね、上の2人はいまピアノのレッスンに通っています。最近は練習を嫌がっていますけど(笑)。ちゃず─もし、お子さまが音楽の世界を目指したいと言ったら、starRoさんは反対しますか?starRo─反対はしないですよ。ただ、一番得意なことを仕事にしてほしいとは思いますね。“好き”と“得意”は違いますから、そこを見極める“嗅覚”を身につけてほしい。「No.1になれるものをやりなさい」と、子どもたちにはいつも言っています。ちゃず─「これをやれ」と指示するのではなく、お子さまたち自身が各々の得意なものに気づくのを見守る、というわけですね。starRo─僕はツアーの仕事などもあって、いつも家にはいられないので、子どもたちには、僕の背中を見て学んでほしいとしか言えません。自分が子育てをしてわかったのは、親が子どもをコントロールすることはできないということ。僕も、両親から好きなことを仕事にするより、安定した職に就くよう育てられましたが、結果的に違う方向に来ちゃいましたから。僕は「人は誰でもそれぞれの使命をもって生まれてきてる」と思っていて。子どもたちも、たまたま僕のところに生まれてきてくれただけで、それぞれの使命をもっている。その使命が何なのか、自分自身で気づくことが大事なんです。ちゃず─得意なことを見極める嗅覚や、自分自身で使命に気づく力を身につける。それって、とても難しいことですよね。starRo─いろいろな経験、出会いを重ねることが必要なんだと思います。そうして視野を広げ、全体を俯瞰するなかで自分をブランディングするというか。例えば、サッカーなら、いきなり試合に出るよりも、控えで試合全体を見て、自分なら何ができるか考えるとかね。自分が気持ちいいと感じたり、自分らしくいられたりするポジションを見つけることから始まるんじゃないかな。僕の場合は、それがアメリカのロサンゼルスでした。自分らしくいられる環境に住んだことで、音楽をもう一度始めることになり、評価してもらうことができた。だからこそ、子どもたちにも、自分らしく生きられる居場所を見つけ、自信をもって生きてほしいんです。ちゃず─starRoさんとお話ししている間、「starRoさんはグラミー賞にノミネートされたのに、とても落ち着いているな」ってずっと思っていたんですが、その理由がわかった気がします。もともと芯のある方なのだと思いますが、さらにいろいろな経験を重ねてきたからこそ、どっしりと構えていられるんですね。starRoさん、本日は貴重なお話をありがとうございました!starRoさんのお話を聴いて一番驚いたことは、大好きな“音楽”と離れている時期があったということ。その間に感じた「音楽をやりたい!」という強い気持ちが、その後を支える大きなエネルギーの源になったんですね。であれば、やりたいことから離れる時期も、人生において大切なんだとわかります。ヒヨっ子ちゃずは、これまで、「やりたいことはすぐにやる!」が正解だと思っていたんです。でも、starRoさんのお話を聴いて、それだけが正解ではないと学びました。やりたいことばかりでなく、いろいろな経験をするなかで、「楽しい」「つまらない」を感じる時間こそが、自分のポジションを見極めるために必要な時間なのかもしれませんね。 取材:イラストレーターちゃず 文:馬島利花
2017年02月07日最近は女性の社会進出が進んで、重要なポストにつくことも珍しくなくなってきましたね。相談を受けている中で「いまはとにかく仕事が楽しくてしょうがない」なんて言葉もよく聞きます。悩みの内容はそれぞれで「親などから結婚を勧められるけれど、自分はまだその気がない」とか「結婚したいけどいまの仕事も続けたい」とか「子どもをつくるか、つくらないか」とか本当にいろいろです。でもこういうのは、仕事好き女性特有の悩みね。女性にも男性顔負けの仕事人間が増えているみたい。かくいう私も自他共に認める仕事人間です。お酒、タバコ、男性、私はどれも好きじゃない。仕事だけ大好き。雑誌の記者に「先生っていったい何のために生きているの?」って聞かれたことがあるくらいなのよ。私は蠍座なんだけど、蠍座や射手座は仕事好きが多いわね。で、私の場合、仕事が趣味みたいなものなの。そして、私みたいな女性が増えていると実感しています。でもね、本人の私が言うのもなんなんですが、仕事が趣味ってホントはよくないの。仕事が好きで好きでたまらないけど、私も仕事中とプライベートでは気持ちを完全に切り替えることにしています。いくら好きでも仕事だけしてちゃダメ。人間息抜きが必要ですからね。 半年ほど前に検査のために2週間ほど入院したんですが、そのときに「趣味はなんですか?」って聞かれて「仕事です」って答えたら「仕事以外にも趣味をもってください」って言われました。仕事が趣味という人は自分でも気がつかない間にストレスがたまって心筋梗塞などの病気になるリスクが高くなるんですって。私もふだんからお客さんには「仕事以外にも趣味をもつのよ」なんてアドバイスしていますから「あら、仕事中の私と同じこと言っているわ」って笑いそうになっちゃったわ。もちろん、仕事中の手抜きはしてほしくありません。仕事のときは仕事に集中するのが一番。がんばって自分でやりとげたという達成感が仕事の楽しさにつながるんですから、いいかげんにやっていたらその醍醐味は味わえません。おもしろくなければ仕事がイヤになっちゃうでしょう? 仕事をキライにならないためにも一生懸命やってほしいの。ただ、それを趣味にしてはダメなんですね。やりがいある仕事をがんばりつつ、プライベートな時間も趣味などで充実させるのが理想的な生き方じゃないかしら?バランスを取るのは難しいけれど、それが健康を維持するためにも、人生を豊かに過ごすためにも大事なポイントになるはずよ。ちょっと心がけてみてくださいね。 ≪1年間の運勢≫この先、あなたに起こる出来事・変化・1年後の幸未来
2017年02月03日フランス留学するには何が必要か? 前回は 短期留学 についてまとめてみました。今度は長期滞在ビザの申請が必要な90日以上の滞在です。1年間留学すると仮定して、プランを考えてみましょう。どんなビザを取ればいいのか?日本のパスポートを持っている場合、90日を超えるフランス滞在には長期滞在ビザの申請が必要です。そして同ビザを携帯してフランスへ入国した後、現地で滞在許可証を取得します。詳しい必要書類は、まずフランス大使館に問い合わせましょう。留学を目的として取得する長期滞在ビザは学生ビザです。またはビジタービザでも可能です。学生ビザで入国し現地の滞在許可証を取得した場合、年間964時間の労働が許されるため、学びながら仕事もできます。ビジターは労働が一切許可されません。今は移民に対する政策が厳しいため、申請しても内容次第(通う学校が信用のおける機関か、入国目的が労働ではないか等々)で、学生ビザの申請が通らないこともあります。学生、ビジターどちらの身分で申請するにせよ、もっとも重要視されるのは、お金です。今フランスは不景気で失業率も高いため、労働目的の外国人に対してはとても厳しい環境にあります。フランスに滞在する1年間、きちんと暮らしていけるだけの経済証明がとても大切になります。学生ビザの場合は、学校への登録と1ヶ月あたり最低615ユーロの留学資金を持っていることの証明がいります。ビジタービザの場合は労働が許可されていないため、1年間であれば仏SMIC(全産業一律スライド式制最低賃金)の年額相当である1万7344.60ユーロ(現時点の日本円換算で約201万円)の滞在資金があるという証明が必要です。家族が同行する場合は、その人数に応じて増額します。時期はいつがいいかフランスの学校は9月が新年度です。語学学校などは年中、入学できますが、専門学校や大学の場合は、9月から1年が始まります。そのため9月の入学に合わせるのが現実的です。大学や一部専門学校は、入学に際してフランス語力を証明しなければいけません。試験(DELF/DALF:仏国民教育省認定の公式フランス語資格)を前もって受験し、これも用意しておきます。また子どもがいる場合、現地の学校に通わせるにしても、やはり9月入学であれば、溶け込みやすいでしょう。現地についたらすべきことまずは滞在許可証の申請、銀行口座の開設、電力会社との契約、携帯電話の取得など。これらがないと、すべての作業が進みません。ビザとは入国許可であり滞在許可ではないため、ビザで入国したら滞在許可証を申請します。フランスはカード社会であり、小切手も頻繁に使われます。そのため現地での口座開設は必須。あわせてデビットカード機能(またはクレジットカード機能)付きキャッシュカードを発行してもらいます。電力会社(またはガス会社など)が発行する料金の領収書は、自分が現在住んでいる住所を証明するものとなります。この公共料金の明細書は、どのような手続きをするにしても、毎回必ず提出を求められる大変重要なものです。テーマ別に細かなことを説明したら、それこそ本一冊くらいの量になってしまいますが、とにかくもっとも大切なことは、フランスはすべてが日本のようにスムーズに運ばないということ。日本では数日で済んでしまうことでも、フランスだと1ヶ月以上かかることは多いのです。加えて語学の壁もあり、準備は早過ぎるかなと思うくらいで、結果的にちょうど良くなります。8月はバカンス時期で、フランス社会ではすべての作業がストップします。そのため9月の留学を目指すなら、6月末を目処に、また何か遅れてしまっても7月前半くらいまでに収まるよう、スケジュールを組みましょう。
2017年01月17日一度は海外で暮らしてみたいと思いつつも、まだ小さな子どもがいるし、しばらくはあきらめないといけないかな、と思っているママもいるかもしれません。家族のことを気にせず1人で留学するなんて非現実的だし、子連れで留学ともなれば想像できませんよね? やはり、ママが海外に留学するのは難しいのでしょうか。そこでフランスの場合を例にシミュレーションしてみました。何をするため、どれくらい滞在したいのかまず「現地で何をするため、どのくらいの期間住みたいのか」その目的を、はっきりさせる必要があります。それにより滞在手続きが大きく変わってくるのです。例えばフランスの場合、90日以内の滞在(現地で就業する場合などは除く)であれば、日本のパスポートを所持している人はビザの手続きはいりません。一方でそれを超える場合は、ビザを申請して現地で滞在許可証を得る必要があります。もし配偶者がいる場合、渡仏している間は別々に暮らすのか、子どもはどちらで預かるのか、または配偶者と一緒に渡仏するのか、自分の仕事をどうするのか、配偶者に仕事がある場合、その仕事をどうするのか、ということをクリアにしないといけません。考えれば考えるほど、なかなか決断できませんが……、例えば、転職をきっかけとした離職期間を子どもの夏休みに合わせ、母と子どもだけ1ヶ月ほど渡仏する、というのが一般的には現実的な選択肢かもしれません。1ヶ月程度では、なかなか現地の深いところまで見ることができないものの、その1ヶ月で自分なりに感触が良ければ、上記のさまざまな問題の解決策を考えつつ、次回はもう少し長期の滞在を視野に入れることができます。住む場所の確保はどうする?滞在費用をできるだけ安くしたいという人に最適なのが、キッチン付きホテルまたは家具付き賃貸物件。自炊で食費を抑えられます。スーパーマーケットやマルシェで買い物し、より実際の暮らしに近い生活も体験できます。またフランスの場合、夏は多くの人が長期のバカンスに出かけます。その間、普段住んでいる部屋を誰かに貸している人たちもいます。こういった物件はAirbnbなどでも探せますし、もし現地に知人がいるようなら、その知人の周囲にそういう人がいないか、もしくは知人が、その期間バカンスに出ていて部屋を借りられないか、聞いてみるのも手です。現地に住む人を通じて部屋の情報を得た場合、長期賃貸する際の1ヶ月分の家賃と近い額で借りられることも多いため、滞在費も抑えられます。これらは在仏者向けの日本語の情報サイトなどでも募集しているケースもあるので、こまめにチェックするのがおすすめです。自分と子どもの学校探し現地で生活していく上でフランス語の習得は必須です。英語が通じるケースはあるものの、仮に英語で意思疎通ができたとしても、その国のより深い部分は知ることができません。また役所関連の手続きは、フランス語ができないと、まったく行えません。語学、料理、フラワーアレンジメントなど、人によって滞在目的はさまざまですが、それらの学校を選ぶことにあわせて、子どもにもどのような体験をさせたいのか、また子どもがどのようなことを望んでいるのか、希望に合わせてアレンジしましょう。子どもを何かのスクールに入れるなら、その送り迎えの時間にきちんと対応できる時間割を自分が通う学校で組めるのか、といったことも大切です。外国人が多い学校は、英語の学校案内や手続きを英語で進められることがあります。ただしフランス語のみのところも多く、初めは何もかもが手探りで、途方にくれてしまうこともあるでしょう。一方でやり始めてみると、案外自分でこなせることは多いとも気づきます。留学業者などを使わず自ら手続きを行えば、滞在にかかるすべての費用を節約することができるでしょう。どれだけ準備をしたかで滞在の充実度が決まる渡仏前はやることが多過ぎて、ついつい「現地に行けば何とかなるよね」と考えがちです。しかし、日本でやれることはすべてやっていった方が、滞在期間を有効に使えます。限られた期間を現地でしかできないことに集中させることで、滞在の充実度はさらに増していきます。フランス語の勉強もその1つです。もし日本で少しでも基礎を固めておけるなら、現地での伸びも違ってきます。加えて大人の場合、語学は現地で暮らしていれば誰でも習得できるものではなく、それなりに継続して努力しない限り、いくら現地にいても、ものにはできません。言葉が違う海外は何に関してもハードルが高めです。無理だと何度も思うかもしれませんが、一つひとつこなしていけば、思っているより夢は簡単に実現します。そしてそれら苦労した経験が、自分の中でかけがえのない糧になり、将来へ繋がっていきます。
2017年01月16日モラハラ夫図鑑
義父母がシンドイんです!
配偶者に子どもを連れていかれた話