2016年7月24日 22:00|ウーマンエキサイト

断り上手はコミュニケーション上手! 「アサーション法(自己主張)」トレーニング


・タイプ1:アグレッシブ型(攻撃型)
1の行動は、自己主張をしすぎるアグレッシブ型(攻撃的)です。自分の気持ちを優先するあまり、相手の感情への心配りや思いやりが不足しています。

一見このタイプは、アサーティブ(自己主張)ができていると思われがちです。しかし、職場でこのような上長や同僚がいる場合を想定してみてください。相手の意見や考えを聞きいれず、自己主張が激しいので一緒に仕事をしたくないと敬遠されることでしょう。

また、仲間やグループ内でもなんとなく威圧感があり、陰で悪口を言われたり、友だちになりたくないタイプと思われたりすることが多いようです。

・タイプ2:パッシブ型(受身型)
2の行動は、パッシブ型(受身型)です。たとえば、「事例1」では、持ってきてもらったケーキは食べるのだけれども、あとでくよくよと食べてしまったことや、言えなかったことを後悔したりすることになるでしょう。


このタイプのコミュニケーションは、相手を尊重しすぎるあまり、自分の気持ちを押しころしてしまいます。結局、自分の気持ちを素直に表現していないということに。

思いやりのある行動のようにも見えますが、相手がそうと知ればむしろショックを受けるはずです。

また、職場や仲間にこのようなタイプの人がいると、いつも自分の意見がない、自分に自信がない、頼りないと思われがちです。相手に尊大な態度をとらせてしまうかもしれません。

・タイプ3:パッシブアグレッシブ型(受身的攻撃型)
3の行動は、決して強く自己主張をするわけではないのですが、まわりくどい言い方をして作為的に相手に言わせようとするコミュニケーションです。

事例1では、「私、昨日からダイエットはじめたんだよね」と言うことで相手に罪悪感をもたせ、「それは間の悪いものを持ってきてしまってごめんね。じゃあ今回はやめておいたほうがいいね」という言葉を期待しています。
相手もあまりいい気持ちはしません。

このようなタイプのコミュニケーションをとる人は、素直じゃない人、斜に構えた人、皮肉っぽい人と思われがちです。これもまたアサーティブ(自己主張)の失敗例です。


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